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『学校司書クエスト』ぼうけんのはじまり。〜やりがいだけでは解決しない、学校司書の課題〜


はじめに

はじめまして。
『学校司書クエスト』制作者の、10年目小学校司書やこです。
このゲームは、単なる遊びではありません。学校司書の現状を変えるための、私のささやかな挑戦です。

やりがいだけでは解決しない、学校司書の現状

私たちは日々、子どもたちの読書を支えることに大きなやりがいを感じています。しかし、その一方で、私たちは多くの問題を抱えています。

教職員の多忙化による理解不足、旧態依然とした学校図書館の現状、そして何よりも、授業に携わる専門職にも関わらず、低賃金という問題です。

専門性を高めるための研修や資格取得や学会参加には一定の費用がかかります。しかし、その資金を自己負担できるだけのお給料はありません。また、ほとんどが最低賃金すれすれの非正規雇用です。

大学院などで、児童生徒の読書推進、情報活用能力の育成に関わる学術的な研究をしたいと思っても、その道は閉ざされているのが現実です。

短時間労働の中では、授業準備や学校図書館運営の全てはできません。そのため、ほとんどが無給の時間外労働と、学校司書本人の善意で行われていると言っても過言ではありません。

「やりがいがあるから大丈夫だよね」
その言葉の裏に、どれほどの悔しさや不満が隠されているか、私たちは知っています。

私は、この悔しさややるせなさをゲームという形で解消したい、そして私たちの声を社会に届けたいと強く思いました。

第一歩、プロトタイプができました!

頭の中で温めていたアイデアを、今日、ようやく形にすることができました。

これからテストプレイを重ねていきます!

まだカラーコピーのアイデア試作段階ですが、このカード一枚一枚に、私たちのリアルな日常が詰まっています。

『学校司書クエスト』が目指す、4つの目標

このゲームは、4つの異なる層に、それぞれ異なるメッセージを届けたいと考えています。

  • 学校司書の皆様へ:共感と息抜きを
    日々の疲れを癒し、同じ境遇で頑張る仲間と「これ、私のことだ!」と笑い合える、そんな息抜きの時間や解決のヒントを提供したいです。

  • 先生方へ:楽しい運営オリエンテーションを
    ゲームを通して、学校図書館の運営がいかに戦略的で、知的な仕事であるかを知ってもらい、学校司書への理解を深めてもらうきっかけにしたいです。司書教諭として初めて図書担当になられた先生にも、おすすめしたいです。

  • 学校司書を目指す学生の方へ:リアルなOJTを
    現場のリアルな課題や、それを乗り越えるスキルを、ゲームを通して楽しく学べる「仮想OJT」として活用してもらいたいです。

  • 一般の方へ:専門性と魅力を
    学校司書の仕事が、単なる本の貸し借りではなく、子どもたちの成長を支える素晴らしい仕事であることを伝えたいです。

みんなで作る、わたしたちのゲーム

このゲームは、私一人の力では完成しません。
このNOTEやSNSを通じて、皆さんと一緒に「司書あるある」や、日々の「不満」や「困難」そして、「協働」や「楽しいイベント」を、カードにしていきます。

どんなコメントも参考にさせていただきたいので、
どうぞ、お気軽にお声がけください。


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