年始のステイサム詣「ワーキングマン」
ワーキングマン 鑑賞。新春恒例のステイサムが悪人ぶっ殺す映画として楽しめました。ロシアマフィア絡みの展開がやや多めでとっ散らかっていて、その部分は少し退屈でした。
— 昼行灯 (@gamconp) January 3, 2026
2024年のエクスペンダブルズ ニューブラッド、2025年のビーキーパーに続いて、日本ではお正月映画の代名詞になってきたステイサム主演のアクション映画。
今回のステイサムは元特殊部隊だけど、今は建設業の現場監督を勤める男。移民が中心の部下には慕われ、いざという時は暴力も辞さないタイプ。私生活では妻に死別され、一人娘の養育権を義父と争っている状態。昨年のビーキーパーに比べても、結構人間臭いキャラクターになっていました。
しかしいざ会社社長の娘が誘拐されると、一応戦友に相談しますが即臨戦体制。手がかりを求めてロシアマフィアに辿り着き、ちょっと話聞きたら殺す、の繰り返し。この辺の流れはビーキーパーと同じなのですが、今回マフィア側の人間関係がちょっとややこしく感じました。
まず娘を拐った目的が営利ではなく好みの娘だったという金持ちにあげるためで、この行為自体マフィアの事業というより、一人の幹部のドラ息子が勝手にやっていた悪事。やってることは言語道断なのですが、マフィア側の幹部連中も苦々しく思っていたようで、怒れるステイサムがマフィアを壊滅、というストーリーにはならなかったのが少し物足りなく。特に黒幕の地位が国の頂点まで上がっていったビーキーパーと比べてしまうと、どうしても「え、ここで終わり?」となってしまう部分でした。
また、ステイサムに家族がいるおかげで義父が襲われる描写もあるのですが、そこ娘じゃないんだとか、生かして火をつけるとかロシアマフィア甘いなあ、とか脚本の緩さが気になってしまったり。あとせっかく人気のデヴィット・ハーパーが共演してるのだから、序盤の弓の腕前見せるシーンとかあればテンション上がったのになあ、とか思ったりしてました。
まあそういう不満はあれど、ステイサムの容赦ないアクションは抜群の安定感だし、誘拐された娘も結構頑張っていたし、B級アクションとしては満足な出来でした。
何となくコマンドーだし、ランボー ラスト・ブラッドの別エンド感もあったりしますが、そこは愛嬌。
あと、ビーキーパーと同様、劇中でステイサムが血を流すシーンがあるのですが、特にその後影響を感じさせない描写は、ステイサム演出なんですかね……?

