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【実話】「また会いたい」あの子のために作ったボドゲが起こした、奇跡の再会の物語。

こんにちは、ゲームデザイナーのゆりぐさだいきです。 今日は、僕の作ったボードゲームが完成するまでの、まるでテレビ番組のような本当の奇跡の物語を、構成台本風のドキュメンタリーとしてすべて書き残しておこうと思います。

「誰かのためにモノを作る」ということの原点が、ここにあります。


【導入:すべての始まり】

それは、何気ない日常の風景から始まりました。

カラオケ店で、友達(友人A)と2人で市販のボードゲームを遊んでいた時のことです。

  • 友人A:「これ、おもしろいね」

  • 僕:「うん!これはたしかにおもしれー」

僕は、ボードゲームが大好きな専門学校生。この日もいつものように、自前のゲームを持ち込んで友人と白熱した時間を過ごしていました。 そんなある日、僕はふと思うのです。

「……自分でも、こんな風に人の心を動かすゲームを作ってみたい」 「僕も、作れたらなぁ。そして、もっと多くの人に面白いボードゲームの世界を知ってもらえたらなぁ」

これが、すべての旅の始まりでした。


【第一の試練:クソゲーからの脱却】

さっそく独学でゲーム制作を始めた僕。自宅でA4の紙にシャーペンで必死にアイデアを書き込む日々が始まりました。しかし、現実は甘くありませんでした。

数日後、記念すべき最初のテストプレイをあの友人Aに頼みました。

  • 僕:「ねぇ、ちょっと見てほしいものがあるんだけれど…」

  • 友人A:「いいよっ!なに?」

  • 僕:「これっ。ゲーム考えてきたんだけれど、ちょっとやってもらえない?」

  • 友人A:「うん、やろう」

快く引き受けてくれた友人と、いざプレイ。だが、結果は――

  • 友人A(バッサリ):「これ、おもしろくない。クソゲー」

評価はまさかの、どん底。その後も何度もルールを改良しては挑むものの、ルールすら成り立たない日々が続きました。

  • 僕(心の声):「どうしたらいいんだ…やっぱり僕にはボードゲーム作りなんて無理なのかな…」


【転機:子どもたちとの出会い】

頭を抱えていた僕に、転機が訪れます。専門学校の教室で、僕は先生に相談しました。

  • 僕:「先生!僕、ちょっとやってみたいことあるんですけど……自分のボードゲームを使って、子どもたちが喜ぶようなイベントとかってできないですかね?学童保育さんとか」

  • 先生:「う~ん……まあ、いいんじゃない」

今まで子どもとは無縁だった僕。しかし、現状を打開するため、新たな挑戦へ踏み出すことにしました。自宅のパソコンで地域の学童保育を検索し、すぐさま応募。初めての面接へと向かいました。


【学童保育での面接】

  • 先生A:「学生時代は何部でしたか?」

  • 僕:「卓球部です!」

  • 先生B:「どうしてここを選んだの?」

  • 僕:「せ、先生の薦めで…!」 (今思い返しても、めちゃくちゃ緊張して空回りしていました…笑)


【衝撃:まさかの不採用通知】

面接のその日、「まずは一度子どもたちと対面してみることに」なりました。

学童に子どもたちが帰ってきます。

  • 子どもたち:「だれ?だれ?」

  • 子どもA:「〇年の〇〇です!よろしくお願いします!だいきくん、オセロやってみたい!」

  • 僕:「あ、うん!いいよ!」

突然始まる勝負に頭は真っ白。しかし、僕が持参した市販のボードゲームを披露すると、教室の空気は一変しました。

  • 子どもB:「なにこれ!どうやって遊ぶの?」

  • 僕(先生を振り返り):「……開けて、みんなで遊んでもいいですか?」

  • 先生B:「だいきくんがよければいいよ!」

短い時間でしたが、子どもたちと心を通わせることができた最高の時間でした。「またすぐに、みんなに会える」……そう信じていた僕に、数日後、残酷なメールが届きます。

カラオケ店でスマホを開くと、そこには―― 『採用を見送りさせていただきます』の文字。

夜の自宅で、受け入れがたい現実に涙があふれました。だが、僕の胸の中の炎は、まだ消えていませんでした。

  • 僕(心の声):「絶対に誰よりも遊びに対して愛はあるはず。俺にできないハズがない!」

ここから、僕はとんでもない行動に出ます。


【逆転:熱意が動かした1日の奇跡】

不採用を覆すため、僕は自宅のパソコンで、遊びへの熱い想いを綴った異例の長文メールを送りつけました。

  • 僕のメール:「僕にできないはずがないんです…!まだ皆さんと会ったばかりで、向いているかさえ分かりません。もう一度チャンスをください!」

そして翌日。

  • 僕:「おっ!返信来てる……どうかな……」

恐る恐るメールを開くと、そこには奇跡の言葉が書かれていました。『では、1日だけ補助員としてやってみますか』

  • 僕:「やったぁ……!」 本当に嬉しかったですし、このチャンスを絶対に無駄にしたくないと強く思いました。


【覚醒:あの子の『宝石』と『約束』】

こうして勝ち取った、1日だけのチャンス。そこで僕は、モノづくりの原点となる衝撃の光景を目にします。

学童保育で子どもたちと遊んでいる時、ある男の子(あの子)が言いました。

  • あの子:「これみて、宝石いっぱい~!24個もある~!」

ゲームの得点用に入っていた、キラキラしたプラスチックの『宝石』。それに目を輝かせる男の子の姿に、僕は衝撃を受けました。

  • 僕(心の声):「え!そっち!?大人が気づかない、そんなところに子どもって感動するんだ……!」

その日の帰り、親との車内で僕は興奮気味に話しました。

  • 僕:「すごかった。建物の外にも聞こえるくらいの大きな声で喜んでくれて、僕は想像以上に本当に嬉しかった」

さらに奇跡はその後も続きます。自宅リビングでスマホを見ると、メッセージが届いていました。 『〇〇くん(あの子)がだいきくんともう一度遊びたいみたいです。もう1日お願いできますか?』

  • 僕:「えっ……も、もう1日!?」

こうして2回目の訪問も大成功。そして、本当にお別れの時がやってきます。給料を受け取るため、再び学童を訪れた時、僕はただでは帰りませんでした。

  • 先生B:「はい、今回の給料ね。ちゃんと中身入っているか確認してみて」

  • 僕:「ありがとうございます。……あの、これ、ひとつ渡したいものがあるんですが。今回不採用だったのにご厚意でやらせてもらったので、僕からみんなへ……」

それは、自分のお小遣いで購入した新品のボードゲームのプレゼントでした。

  • 先生B(感激):「え~!買ってきてくれたの!?みんなもうすぐ帰ってくるから、会って渡す?」

帰ってきた子どもたちを集めて、プレゼントを渡しました。

  • 僕:「みんなでこれ遊んでください!」

  • 先生B:「だいきくんが買ってきてくれたんだって。みんなでお礼言おうか」

  • 子どもたち一同:「ありがとうございまーーす!」


【制作:あの子のためのゲームデザイン】

自宅に戻った僕は、再び猛烈に自作ゲームの制作に没頭しました。

  • 僕(心の声):「あのときめちゃくちゃ喜んでくれたあの子に、また会いたい。今度は、僕の作ったオリジナルのボードゲームで、もっと笑顔にさせたいんだ!」

気がつけば頭の中は、あの『宝石』に目を輝かせていた男の子のことでいっぱいでした。しかし、僕には致命的な弱点がありました。イラストを描くのが、大の苦手だったのです。

  • 僕(心の声):「考えろ……考えろ……。あっ、そうだ!あの子が教えてくれてたじゃん!」

学童での会話を思い出しました。

  • 他の子ども:「この子ねぇ、スリリングで裏をかくような心理戦の映画が好きなの。全部見てるんだよ!」

あの子の好きな世界観。それは、シンプルでソリッドな図形が織りなす、心理戦の世界。

  • 僕:「これだ!この緊迫感とスタイリッシュなデザインをベースにしよう!」

絵を描くのではなく、洗練されたモダンな図形とコンポーネントで世界観を構築する。弱点をアイデアで乗り越え、ついに僕だけのゲームデザインが決まりました。


【完成:最高のテスターと、奇跡の再会】

ルールの調整段階に入り、僕は再び、あの友人Aのもとへ向かいました。 ゲームを遊び終えて、友人が驚いた顔で言いました。

  • 友人A:「……だいき、これマジで面白いわ。前と言ってたこと全然違うじゃん。お前、本当にゲームデザイナーになったんだな!」

  • 僕(はにかみながらガッツポーズ):「よしっ……!」

最高の理解者の言葉に背中を押され、2026年3月、ついに製品版が完成しました。

パッケージデザイン
プレイ風景
大量のお札

あの子たちへの愛を最大限に詰め込んだ、大人もおしゃれと感じる見事なデザインに仕上がりました。 僕は、この完成品をあの学童保育へと贈りました。すると、先生から大興奮の電話がかかってきたのです。

  • 先生B:「だいきくん、すごいじゃない!これ本当に一人で作ったの!?子どもたちも『やっぱりゲームの先生だ!』って大喜びだよ!ただ、使い方がちょっと分からないから、もしよかったら一度こっちに来て説明してくれない?」

  • 僕:「あ、はい!ぜひ!」


【クライマックス:1日限りの体験会】

こうして、学童保育でのゲーム体験会が実現しました。

  • 先生B:「だいきくんがね、自分でゲームを作って送ってきてくれたんだよ!」

  • 子どもA:「どうやって作ったんですか?」

  • 子どもB:「どこで売るの?」

かつての不採用を跳ね返し、子どもたちの前で「ゲームデザイナーのだいき先生」として立つことができた瞬間でした。そんな中、あの男の子が問いかけてくれました。

  • あの子:「なんでこのデザインになったの?」

  • 僕:「もともと見た目をどうするか悩んでいたんだ。でも、〇〇くんがスリリングな心理戦が好きって教えてくれたから、〇〇くんに思いっきり楽しんでもらえるデザインにしたんだよ」

あの子は、照れくさそうに、でも最高に嬉しそうにニヤリと笑ってくれました。その時交わしたふたりの視線は、一生忘れません。

実は、あの子はもう学童保育を毎日利用するわけではなくなっていました。しかし、この日だけは「だいきくんに会いたい」と、わざわざ足を運んでくれていたのです。

  • 僕:「あの日は嬉しすぎて、あの後一週間くらいご飯がまともに喉を通りませんでした(笑)」


【エンディング:未来へ続く約束】

奇跡の訪問から1ヶ月。僕のもとに、またしても連絡が届きました。それは、一度は僕を断った場所からの、最高の逆オファーでした。

『学校が夏休みに入る期間、もしよろしければ、また「ボードゲームの先生」として子どもたちに教えに来ていただけませんか?』

  • 僕:「いくしかないだろ……!」

さらに、子どもたち全員から手作りの応援動画まで届きました。

  • 子どもたち一同:「だいき先生!ゲームマーケットがんばってねーー!!待ってるよーー!!」

最初は自分のために始めたゲーム作り。それが今、たくさんの子どもたちの心を結び、僕の最高の原動力になりました。

僕、ゲームデザイナーゆりぐさだいきは、2026年5月23日、幕張メッセで開催される『ゲームマーケット2026春』の舞台に立ちます。あの子たちと交わした約束と、たくさんの愛を胸に、今日も一歩一歩、前進を続けます。

一人の男の子の笑顔のために生まれたゲームは、きっと、これからもっと多くの人を幸せにするはず。 僕の挑戦は、まだ始まったばかりです。

ぜひ、ブースでお会いしましょう!

最後に:この物語に付き合ってくれたあなたへ

この長いドキュメンタリーを最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

僕がこのゲームを作ることができたのは、厳しい言葉をくれた友人A、あの時チャンスをくれた学童の先生方、そして何より、プラスチックの宝石に目を輝かせ、心理戦が大好きだと教えてくれた「あの子」がいたからです。

「クソゲー」と酷評された絶望の夜も、一度は道が閉ざされかけた悔しさも、すべてはあの子に出会い、この作品を誕生させるための大切な伏線でした。モノづくりの原点とは、テクニックではなく「誰かを喜ばせたい」という純粋な想いなのだと、子どもたちに教えてもらいました。

今、僕の背中を押してくれているのは、学童保育で待ってくれている子どもたちの「だいき先生がんばって!」という手作りの応援動画です。もう、僕のモノづくりはひとりぼっちの挑戦ではありません。

そんなたくさんの奇跡と愛が詰まった『DIRTY DEAL GAME』(ダーティディールゲーム)が、いよいよ今週末、世界へ飛び立ちます。

2026年5月23日(土)、幕張メッセ。 『ゲームマーケット2026春』にて、独立ブランド「DIRTY GAME」がいよいよ始動します。

ひとりの男の子の笑顔のために生まれ、洗練されたデザインとソリッドな図形で磨き上げた自信作。このゲームが、今度はあなたの日常に最高のハラハラと笑顔を届ける番です。

ぜひ会場で、僕たちの始まりの瞬間に立ち会ってください。ブースでお待ちしております!

ゲームデザイナー ゆりぐさ だいき

【出展情報まとめ】

  • イベント名: ゲームマーケット2026春

  • 日時: 2026年5月23日(土) 11:00〜18:00

  • 会場: 幕張メッセ 展示ホール

  • ブース名: DIRTY GAME(ダーティゲーム)

  • ブース番号:土曜-J36

  • 試遊:アリ

  • 事前取り置き予約:2026年5月22日23時59分まで受付中

  • 出展作品: 『DIRTY DEAL GAME』(ダーティディールゲーム)

――そして、この物語には続きがあります。

子どもたちから届いた応援メッセージ動画。
「売れなかったらどうしよう」と眠れなかった前日の夜。
そして、ゲームマーケット当日、幕張メッセで僕が見た“信じられない景色”

初出展の『DIRTY DEAL GAME』(ダーティディールゲーム)が、なぜ「6分に1個」のペースで旅立っていったのか。

そのすべてを、次の記事に書きました。

↓↓ 続きはこちら ↓↓


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