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なぜ「怒らない」と決めたのに、いざとなると爆発してまう理由

「明日は絶対に怒らない」
そう心に誓ったはずなのに、翌朝にはまた声を荒らげている自分。

「私はなんて意思が弱いんだろう」と、自分にガッカリしていませんか?
実は、あなたが怒ってしまうのは意思が弱いからではなく、脳と心の「仕組み」のせいなんです。

脳は「命」を守る方を優先する

私たちが「怒らないようにしよう」と考えるのは、脳の理性を司る部分。でも、イラッとした瞬間に作動するのは、本能を司る部分です。

育児中のあなたは、常に寝不足で、自分の時間もなく、いわば「戦場」にいるような状態。
本能はあなたを守るために、「冷静に考える(理性)」よりも「瞬時に吠えて敵を追い払う(感情)」方を、生存戦略として選んでしまうんです。

つまり、怒りはあなたの「性格」ではなく、限界突破した体による「緊急事態宣言」なんです。

「腑に落ちる」を邪魔する「余裕のなさ」

共有した通り、物事は「結果」が出ないと腑に落ちません。
でも、怒りが爆発する瞬間、あなたの心のコップはすでに表面張力ギリギリ。

「優しく接して、いい結果を得る」という実験をするための「心の余白」が1ミリも残っていないんです。
ガソリン切れの車に「もっと速く走れ」と言うのが無茶なように、余裕がない今のあなたに「怒るな」と言うのは、物理的に不可能なことを求めているのと同じです。

「怒る自分」を実況中継してみる

頭でわかってることを行動に移すための、唯一のホスピタリティ。
それは、怒った自分を責めるのではなく、「あ、今私、本能が緊急事態出してるな」と客観的に実況中継することです。

「怒っちゃダメ」と抑え込むのは、沸騰したヤカンの蓋を無理やり押さえるようなもの。いつか爆発します。
「今、私めっちゃ怒ってるわ。それだけいっぱいいっぱいなんだな」
そう認めるだけで、ヤカンの蒸気がふっと抜けるように、感情の温度は下がっていきます。

最後に。

いざとなったらできないのは、あなたがそれだけ「極限状態」で戦っている証拠です。
完璧な聖人君子を目指すのは、今日でおしまい。
「また怒っちゃった。でもそれだけ私、頑張ってるんだな」
そうやって、自分の一番の味方になってあげてください。

その「自分へのホスピタリティ」こそが、いつかあなたの心を本当の意味で腑に落とし、穏やかな日々へと運んでくれるはずです。

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