DIYでDolby Atmos/DTS:Xフル対応のホームシアターをつくろう
こんにちは。やってますか?
先日ようやく4年かけてDIYで作り上げた13.1ch Dolby Atmos/DTS:X/DTS:X IMAX Enhanced/Auro-3D対応ホームシアターが完成と言い張れる状態になったので、せっかくなので構築例として記録して後に続く人の轍になろうと思ってこのエントリを書いてます。
きっかけ
誰しも趣味に没頭するにはきっかけというものがあるでしょう。「脳を焼かれる」という現象です。私の場合は、こんな人がいました。
ボチボチやってます!
— ぷちDENON (@DENONtamayodo) May 22, 2021
久しぶりだ!
ヨドバシさいたまDENONブースでは、DENONフラグシップAVアンプ、AVC-A110を使用したAURO3D11.1chで、ミリオン5th爆音上映中です。
MOVIXさいたまLV参加のPの皆さん空き時間は是非ヨドバシへ!#DENON#ミリオン7th pic.twitter.com/GC154AkuqD
この方と直接お会いしたことはありませんが、たまたま寄ったヨドバシカメラ さいたま新都心店のDENONブース(上のポストがそのブースです)でDolbyのleafデモやサンプル(アンブロークンという映画が定番のようです)の音が全方位を回るイマーシブサラウンドの凄さに脳を焼かれ、これは絶対欲しい!と脳の回路がプスプスと音を立てて気づいたらアンプを買っていたというバカの勢いの状態でした。
ただこのアンプはDENONの110周年記念モデルで、いつ生産終了になるかわからない状態だったというのもあって先に確保したかったというのもありますが。
そして4年ぐらいかけてようやくこの環境を整えられた、という感じになっています。長かった。
前提
私はホームシアターを作るにあたって、ゲーム(重要)、映画、音楽鑑賞全部ができるシステムを前提として組んでいます。そのため一般的なホームシアターとは少し違う例になるかもしれません。
たとえば、PS5 ProやXbox Series Xの機能をフルに活かすために最初からプロジェクターは選択肢から除外しています。(後述)
また、DIYなので安く済ませる目的もありますが、機材は極めて高額なものがあります。
ホームシアターとは何か
一般的には、映画館を理想として家庭に設置する部屋のことと考えてください。基本的にはサウンドバーやサラウンドシステムがあることが前提となりますが、私は次のように段階わけで考えています。
簡易ホームシアター
サウンドバーなどで構築したホームシアター(これがホームシアターと呼べるかどうかは微妙なラインだが…)
エントリーホームシアター
AVアンプを導入し、5.1ch, 7.1chなどの構成をしたホームシアター
ミドルスペックホームシアター
Dolby Atmos Enabledスピーカーを用いて天井からも音が聞こえるイマーシブサラウンドを簡易的に実現したホームシアター
フルスペックホームシアター
実際に天井にスピーカーを設置し、真のDolby Atmos/DTS:Xが再生可能な状態のイマーシブサラウンドが実現できているホームシアター
フラッグシップホームシアター
地下室や防音施工を用いた箱(部屋)を用意し、箱自体が音響的に制御可能かつフルスペックホームシアターの要件を満たすホームシアター
という5段階で考えています。なお、ホームシアターは必ずプロジェクターを用いなくても良いと私は考えており、そのためここでは音響要件のみでホームシアターを考えることとしています。
私は「フルスペックホームシアター」までを目指しました。そして、このエントリではエントリーホームシアターからフルスペックホームシアターになるまでのDIY記録となります。
なぜプロジェクターを選択肢から外したか
理由は大きく分けて2つあります。まず、設置する部屋の要件が小さく厳しいこと。もうひとつは、画質と応答性能を担保できないことです。
画質と応答性能とはなんでしょうか。まず、ここで言う画質は単に画のきれいさそのものです。市販の数万〜数十万円程度のプロジェクタや、距離を必要としない単焦点プロジェクタは明るさ、彩度がともにテレビのそれに遠く及ばないと言わざるを得ません。
ハイエンド(100万円以上)のプロジェクタを導入すれば解決しますが、そういったプロジェクタは天井に近い設置が前提で、非常に重量があり、設置場所と画面の距離をそれなりに求められる上、DIY設置するには危険な重量となります。地震大国の日本でDIYで導入するにはあまりにも危険なため、テレビのほうがよい選択でした。
ひとつ例をとると、EPSON dreamio EH-LS12000(50万円ぐらい)は重量が13kgあります。しかもこれでもまだDolby Visionには対応しておらず、明るさも2700ルーメン(100インチ状態で概算400nits程度で、一般的なOLEDディスプレイのピーク1000nitsに及びません)。
応答性能も求めると輪をかけて難しくなり、これは遅延の具合をミリ秒で表したものですが、プロジェクタは大多数がこの数値が公表されてないか、VRR/ALLM対応を求めると更に要件が厳しくなります。
サイズは下がるものの、miniLED/OLEDテレビがDolby Vision対応、VRR、ALLMなど色々対応、Google TVなどの機能モリモリで50万円以下で買えてしまうことを考えると割に合わないため、除外することにしました。
ということで本番です。
DIY記録
アンプ導入(0ch)
まずアンプのご紹介です。DENON製110周年記念モデルのAVアンプAVC-A110、同じく110周年記念モデルのプリメインアンプPMA-A110です。開封写真から御覧ください。





なお、搬入の様子は写真にありませんが、地獄だったことをお伝えします。AVC-A110、PMA-A110はともに25kg、合計50kgの鉄の塊のうえに超精密機器なので大変な思いをすることになります。
後々効いてくることですが、腰を壊さずに重量物を持ち上げる姿勢というのがあり、みなさんも学んでおくべきです。
アンプ自慢のコーナーが終わったところで、現実に戻ると、まずアンプありきだったのでスピーカーがなく、ヘッドホンしかないという状態が平然とまかり通るハコモノ行政状態でした。これではヘッドホンアンプと何も変わらない状態ですが、ここから徐々に良くなっていきます

スピーカー初期導入(2ch~3ch)
まず、メルカリで買った謎の激安スピーカー5個セット1万円が導入され、鳴るかどうかのチェックが入ります。下の写真にあるあきらかにしょぼいブックシェルフスピーカーがそうです。
しかしとにもかくにもメインとなるスピーカー選定が必要でした。AVAC新宿店やヨドバシ秋葉原に何度も通い、比較試聴をしまくった結果、どうやらYamaha Soavoシリーズが見た目も音もコスパも非常に優れているということが判明して、早速センターにYAMAHA Soavo NS-C901を導入します。なぜ先にセンターかというと、チェック用に買った激安スピーカーのセンタースピーカーの音割れが常軌を逸した酷さだったからです。
ちなみにこの段階で謎の失敗を犯してプリメインアンプのヒューズが飛びました(110周年記念モデルは5年間無償修理らしく、無料で直してくれました)

このときのスピーカー配線はそこらへんで拾ってきたケーブルで、値段はわからないが明らかに低品質な物体です。
そしてようやく一応の3ch構成が揃います。フロントスピーカーはセンターと同じラインのSoavo NS-F901です。Soavoシリーズは私が購入してまもなく終売になり、後継機はありませんでした。タッチの差でセーフ。

なお、あんまりみんな言わないことですが高級スピーカーは搬入が地獄です。このNS-F901は1本30kgします。しかもめちゃくちゃデカい。当然業者が設置してくれるわけではないので、玄関から部屋まで傷付けないよう慎重に運びます。ここでも腰を壊さない技術が役に立ちます。
miniLEDテレビ導入(7ch)
いよいよホームシアターっぽくなってきます。

選定したのはSony BRAVIA X95K(miniLED)液晶テレビの65インチモデルで、当時はわりとハイエンド寄りのモデルだった気がします。
テレビ台か壁掛けか迷いましたが、壁掛けはあとあと面倒くさそうなのでテレビ台を選びました。スペック的には震度6弱〜6強をなんとか耐えるそうです。
ちょっと本格的になってきたのでスピーカーケーブルを選ぶ時もやってきましたが、正直メートル単位売りのケーブルはかなりオカルト要素が多いとは思いつつ、メインのフロントスピーカーのケーブルだけは拘ることにし、「シールドがある」「ツイストペアである」の2点を重視して導入しました。3mで6千円ぐらいだった気がします。高い!ついでにワイヤー配線用の工具もここで購入しました。あとあと役に立ちそうなので電気工事士の資格取得にも使える工具(ワイヤーストリッパーや金属用ニッパー等)を買いましたが、この工具には最後まで困りませんでした。
サラウンドスピーカーは変わらずメルカリで雑に買ったブックシェルフでしたが、これでも意外とサラウンド感は出るという別の驚きがありました。ここで「サラウンドスピーカーは、最低限音が出てさえいれば成立するのでは?」という問いが生じてきます。

オーディオラック導入

オーディオラックにも多数種類がありますが、これに関しても沼の様相を呈しており、ヨドバシを巡った結果デザインやサイズがちょうどよく、価格も6万円となんとか許容できるADK SN-2060DMというラックが導入されました。
しかし見積もりが甘く、2段目に置くはずだったプリメインアンプは高さが足らず、入らないという致命的ミスを犯しましたが、やさしいことに別売りの延長柱が売ってたので買って事なき(?)を得ました。ただ、デフォルトでスパイク足だったので設置にはものすごく苦労します。

重要なのはラックの天井とアンプの天井にある程度の隙間を用意することです。さもないと熱の逃げ場を用意できず、壊れます。
サラウンド本格導入から苦しみのDIY(7.1.6ch)
いよいよサラウンドシステムを本格導入するぞ、ということにあたって、2つの壁が生じます。
巷のホームシアターにおけるサラウンドスピーカー採用例はブックシェルフスピーカーほとんど(スピーカー台が必要になるので面倒さが増す)
天井に取り付けるスピーカーは埋込式(ガッツリ穴を開ける)か、ブラケットとブックシェルフスピーカーの組み合わせにするか
両者ともAVAC新宿店さんと相談した結果、少なくとも前者の問いについては「ブックシェルフにこだわる必要は(クリプトンといったサラウンドスピーカーの定番を選ばないのなら)別にトールボーイでもなんの問題もない」みたいな感じになりました。
ここで伏線回収ですが、サラウンドスピーカーはとりあえず音が鳴っていればいいという気付きからまあ適当でもなんとかなるだろうという気持ちになっていきます。
後者はより厄介でした。大きく穴を開けなければならず、壁埋め配線が必要となる埋め込み式は失敗時にどうにもならなくなるので回避することにしましたが、それでもスピーカーはともかく、ブラケットについては店頭展示がほとんどないのです。とにかくどこに行ってもない。ヤケクソになって銀座のYAMAHA本店に行ったら「そういうのはうち(民間向け)ではやってないねえ、事業用だねえ、事業用の事務所教えるからそこに問い合わせてね」とか言われ、やばくなりアプローチを変更します。
アプローチの変更は、とりあえずスピーカーを複数種類ピックアップして、寸法の合うブラケットを探すということでした。つまり図面とにらめっこする時間ということです。
結果的に、YAMAHA NS-B210を前提に(図面がなかったので店舗で手にとって寸法をスケッチしました、ヨドバシの店員さんは謎の顔をしていましたが…)、楽天で売っているオースミ電気音響設備製のMSH-2000IIIというブラケットがどうやら寸法が合うぞ、という結論になります。(図面を直接コピペするのは気が引けるので製品ページを見てください)
そうして爆買いの時代に突入します。ヨドバシではたまにスピーカーまとめ買いで10%オフになるらしく、10個スピーカーを買っても8万円ぐらいでした。

10本も同時にスピーカーを買うと、搬入が地獄です。ついでに言えば開封も地獄です。このとき導入されたのは地上サラウンドスピーカーとしてNS-F210が4本、天井サラウンドスピーカーとしてNS-B210本でした。
ここに来てまたスピーカーケーブルを用意する必要が出てきましたが、前回のフロントスピーカーの3メートルだけ用意すればいいという話ではなくなってきます。結果的に言えば、50メートル分のケーブルが必要でした。さすがにメートル売りのスピーカーケーブルでこれを用意するとスピーカーよりケーブルのほうが値段がずっと高いという現象にもなるし、正直サラウンドスピーカーは音が鳴ってさえ言えばいいので、Amazonで30メートル2000円ぐらいの格安ケーブルが導入されます。
そして、もう一つ重要な物体が導入されます。テプラです。お前は何を言っているんだと言われるかもしれませんが…

これから合計10個のスピーカーを追加接続するのだから、どのケーブルが何に対応したケーブルなのか判別する必要があります。間違えると意味不明なところから音が鳴ることになるので、かなり気を使わないといけません。

こういうのはやっておかないと後々即死します。
ところで、地上のサラウンドスピーカーは置くだけだからいいとして、問題は天井です。ここからがDIYを本気でやるセクションです。
私が購入したブラケットの場合、天井に設置する部分とスピーカーをくっつける部分で別れて、最後に合体させて設置完了という感じでした。
そこで、リスニングポイントを真面目に考えなければなりません。テレビが正面になりつつ、サラウンドとして破綻しない場所の中心から逆算してブラケットを天井に取り付けます。

本当はリスニングポイント以前にどこに梁が通っているのかを調べて(設計図を見るか、直接叩いて音の差を確認して調べる)安全よりにすべきなのですが、全く判別できず、諦めてリスニングポイント優先で安全無視の状態になります。これは本当に危険なのでやめてください。
やるにしても、ボードアンカーという「かえし」がついた安全性が高く、耐荷重要件を満たしやすいネジ(ビス)にすべきです。私はそこまで気が回りませんでした(存在を知らなかった)
また、ブラケットには当たり前のようにネジ等の取り付け部品が付属していないので、ホームセンターまで行ってブラケットの穴サイズと適合するネジとワッシャーをひたすら探して、取り付けるだけの数を確保する(今回の場合、ブラケット6個×ブラケットの天井側6個 × ブラケットのスピーカー側2個 × ワッシャー)気合の入ったことをしなければなりません。
あまりにも決死の状態だったので写真に選定してるのが残ってないのが残念ですが。

さて、スピーカー側もブラケットと合わせる必要がありますが、また大変なしくじりを見せています。ネジを止める場所を間違えています(本来はここではなくスピーカーの下にそういう穴がちゃんとある)。しかし後戻りはできないのでそういうものだと思ってください。事前に頑張って調べても実際はこんなものです。改めていいますが間違っているので真似しないでください。
なお、設置のコツ(散々間違っておいてコツとはなにか?)ですが、先にスピーカーに配線して、天井に設置してからアンプまでケーブルを這わせると長さがぴったりになります。ただし、安全マージンとして数十センチの余裕をもたせて配線します。さもないと配線整理のときに即死するからです。

壁埋め配線をしないということはケーブルが露出するということなので、両面テープ式の配線整理のやつ(名前忘れた)を導入して汚さを隠蔽します。なおここでも事故っており、両面テープ式はあとで剥がれてしまう(しかも最悪の場合壁紙ごと剥がれる)というやらかしをしています。素直にネジ式のアンカーを買いましょう。

そうこうしていると、完成します。天井設置にはまる2日かかりました。たった6個のスピーカーを設置するというだけなのに、ひどい目にあった気分です。しかし感動というものはですね…(省略)

実はこれまで椅子がなく、座って聞いていました。しかもエアコンも天井スピーカーが設置されるまで存在してなかったので、3年ぐらいエアコンなしで地獄の視聴体験をしていました。ようやく、まともになります。
なお、ソファはさすがに業者が搬入と組み立てをしてくれました。
これで音響的な面でのDIYはめでたく終了となります。なお、サブウーファーが設置されていますが、これは特筆することもないほどすぐに設置が終了したので省略しています。
OLEDテレビ導入(7.1.6ch)
最初に導入を決めたテレビはX95KのminiLEDモデルでしたが、ここで不満が出ます。次の2枚をごらんください

もうひとつ別の写真を。

これはカメラのレンズが悪いとかではなく、miniLED特有の「ブルーミング(光漏れ)」という現象が起きています。何かというと、LEDバックライトの光がほかのピクセルに漏れてコントラストが台無しになる現象です。これは現行モデルでも根本的に解消されていません。
端的に言うと、暗い部屋になりがちなホームシアターにとって最悪の現象が起きています。
これはそもそも機材選定が間違っており、部屋が常時明るいことが前提のリビングルームではminiLEDがきわめて明るくて見やすいが、暗いとコントラストが破綻するというミスでした。
そこで、OLEDテレビにするしか解決方法がないと結局なり、テレビの交換が始まります。

結局、オーディオラックとの兼ね合いで設置場所がギリギリになるため、VESAマウントの位置がずれない同メーカーのSONY XR80(BRAVIA 8)の65インチモデルが選ばれました。

ここでminiLEDはリビングの古い42インチ日立製Wooo(テレビメーカーとして死亡済み)を回収に出すと3万円引きとかなんとかで色々ヨドバシの店員と交渉した結果
テレビ台はそのまま使いまわし、X95KをXR80に交換
リビングに新しくテレビ台を設置し、そちらにX95Kを移動
というめんどくさい設置をお願いしています。対応してくださってありがとうございました。めんどくさい客ですみません
という形になり、交換が終了します。
細かい調整
いろいろやっておいてまだ不満というのは出るものです。
まず、4K Ultra HD Blu-rayの再生ですが、ある時まではPS5のディスクドライブかXbox Series Xのディスクドライブで十分だと思っていましたが、これらのディスクドライブは高速読み込みが前提で、駆動音が非常にうるさいという問題がありました。
そこで専用の4K Ultra HD Blu-rayプレイヤーを導入しようとなったのですが、驚くべきことに選択肢が2個しかありません。Panasonic製か、Sony製かの2択です。
これはブルーレイプレイヤーというのがブルーレイレコーダーを兼ねているものが主流というのが事情のようで、純粋に「プレイヤー」というものの需要が低いためだと思います。詳しくは知りませんが。

結局Sony製のテレビ使ってるんだしプレイヤーもSonyにしちゃえという安直さでUBP-X700/Kが導入されました。
また、これは写真にありませんが、BRAVIA 8にしてから音ズレが頻発するようになりました。これはX95KからXR80への世代交代のあいだに設計が変更されたらしく、AVアンプとの同期があまりうまくいかなくなった+映像処理やらなんやらでプレイヤー→TV→AVアンプという経路が以前よりうまくいかなくなったらしく、結局全部AVアンプに接続することでこれは解決されました。

そんなこんなで、ようやくいろいろ満足のいく状態にやっとなります。4年の戦いの歴史でしたが、最初からまとまったお金を用意して業者に頼んでおけば2日ぐらいで終わる話でもあります。だからみんな業者に施工お願いするんだなあとなりました。
スマートホーム化
システムが完成されるにつれて、今度は起動するときと電源をオフにする手順が多くなっていく、かつリモコンを4個ぐらい同時に駆使せざるを得ない状態になりました。起動するには
テレビの電源を入れる(HDMI CECでAVアンプが同時に起動する)
プリメインアンプの電源を入れる
サブウーファーの電源を入れる
(ゲームの場合)8K HDMIスイッチャーの切り替えをする
という、非常にめんどくさい状態になりました。そこで、Switchbot hubを使って手順を省略しようとなりました。ただSwitchbot hubだけではうまくいかず、結局Matter(Apple Home)と連携して、テレビの起動と終了をトリガーにして周辺機器のON/OFFをするという方式になりました。

以下、連携している様子です(noteは映像を貼れないのでTwitter(X)のポストです)
オートメーションをHomekitとSwitchBotとHueでいろいろ組んでいろいろ機械が自動でオンオフされたり部屋の明るさが調節されたり組むとかなりアガる pic.twitter.com/CLBgg4sZ5C
— ビッグデータビジネス (@arclisp) November 15, 2025
内容的には、起動だけでいうと
テレビの電源をApple Homeが認識してシーンをトリガーする
プリメインアンプの電源がONになる
サブウーファーの電源がSwitchbot ボットによって物理的に押される
Phillips HueのLEDライトが滅灯する(夜は少しだけ暗くなる)
という仕組みを組んでいます。
まとめ
結局ホームシアターをやるならどこまでやるのかということですが、私の場合はさいわいにも一軒家でかつ部屋が余っていたのでそこを全部占有することができ、天井にスピーカーを設置できるからやるしかないよね、となって13.1ch構成にすることができました。が、そこで地獄を見るということにもなりました。
最終的な音響の具合ですが、これは人によって感想が異なると思います。
音響おたくの友人(ステレオ専門)は「ステレオとしてはどうかと思うがイマーシブオーディオはすごい」という感想を言ってたりなど、ここは完全に好みの世界なので、その個人の好みをどこまで最大にできるかの勝負です。
あと、不満を見つけると際限なく沼るのでどこかで諦めをつけないといけない。最初に勝手にホームシアターのランクを定義しましたが、部屋に目をつけると今度は数千万円が飛びます。そこはかなり諦めています。
とはいえ、現状でもなかなかの状態だと勝手に思っていますし、満足できればそれでいいのでしょう。
さて、最後に総額のお時間です
最終的な総額
AVアンプ: DENON AVC-A110 (70万円)
プリメインアンプ: DENON PMA-A110 (30万円)
フロントスピーカー: Yamaha Soavo NS-F901 (1本14万円) 2本
センタースピーカー: Yamaha Soavo NS-C901 (1本7万円) 1本
サラウンドスピーカー: Yamaha NS-F210、Yamaha NS-B210 合計10本 8万円
天井取り付け用スピーカーブラケット: 1個8千円 6個
BRAVIA 8 (OLED) 65インチ: 45万円
テレビ台: 3万円
オーディオラック: 6万円 + 延長柱1万円
4K Ultra HD Blu-rayプレイヤー: 4万円
8K HDMIスイッチャー: 3万円
ソファやスマートホーム化など雑費: 10万円ぐらい
オーディオシステムの合計: 250万円程度(BRAVIA X95Kなど移動された機材やゲーム機の金額などは除外)
部屋としての合計(PS5 Proなどを含んだ額): 300万円前後
DIYしてもクッソお金かかってるやんけ!!!!!!!!
