よくわかる石積のおはなし
石、石、石、
たかが石、されど石。
石。石。石。
(なんちゅう文章やねん)

さて、今日は石を積んでみたときのお話です。
今回使用する石は香川県の庵治石を使います。
庵治石は墓石にも使用される最高級の花崗岩です。
特徴は硬度がうりです。なにより硬いです。

用意しました石はコヤスケやセットウを使用して思いの形に割っていきます。

いい具合に割った石を組み合わせ自然の質感を活かした「野面」に積んでいきます。
その際、注意することは石の肌(表情)を損なわないようにするのがポイントです。

非常にマイルドな文章で表現していますが、石仕事ははっきり言って昔ながらの精神論と根性論です。気合が必要です。なにより石は簡単に割れない。さらに重い。重労働です。大変です。

おかげさまでその苦労も報われることはなく、正当に評価できる文化力もなくなってきました。そのため、石工事は衰退産業です。ほんと、技術ある石工の職人さん、伝統的な石の名産地が無くなっています。
そう言って手をこまねいているわけにもいきませんので、何とか記憶と記録に残る仕事をしています。
