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【雑記】コピーライティングに憧れる。

勉強してみたい。

というか、Note自体がコピーライティングの塊のような現場であるはずだが
あまり意識をしていなかった。

だが最近投稿したBRUTUS。この雑誌で痺れるほどの造語があった。



「PBマフィア」


この言葉、個人的にすごすぎる。
すごい感動した。正直、震えた。
日本、下手したらアジア圏のカフェでは戦略的に使える
バズワードだと思う。

もちろん、個人的な解釈が多量に入るが
これほどの造語はどのマシンの販売代理店も作れなかった。

やはり、文字を司るプロが作る言葉というのには、力がある。

このPBマフィア。
PBというのはイタリアの会社La marzocco社という
車で言えばフェラーリのレベルのようなコーヒーマシンブランドの
1機種のことを指している。

一言で言えば安心して使えるおしゃれなマシン。といったところだ。
だから、壊れまくることで有名ならしいフェラーリとはちょっと違う。

売れた理由は省略するが、このPBというマシンが
一界隈で非常に流行した。
それは、Paul Bassetと呼ばれている
バリスタの登竜門のようなカフェの卒業生だ。

彼らは、ものすごく厳しい修行ののち、卒業し
様々なカフェを立ち上げて、1世代を築いていった。

それぞれが独自路線だったし、先鋭的でもあり
何よりもバリスタとしての根本的な魅力に溢れていた。

そんな彼らのことを総称して、「PBマフィア」という造語を作ったのだ!

今まで、カフェとマシンと人を繋ぐキーワードなんて
個人的に見たことも聞いたこともなかった。

なんというか、コーヒーマシンなんて
「大会で使われているから」とか「おしゃれなカフェが使っているから」
とかそんな理由で買うのが一般的。

もしくは、スーパーオタクみたいなのが
検証に検証を重ねて(買わない)、選ぶくらいしかない
なんというかストーリーがあまり感じられないのが一般的だった。

僕ももちろん販売時にストーリー性をつけることなんて
よっぽどの案件でない限りはなかった。(やったことあるのホテル案件くらい)

もし企業に業務用のコーヒーマシンの問い合わせをしてみたらわかると思う。
あんまりストーリーというよりも、実用性とか、出てきても「⚪︎⚪︎さん使ってるよ」くらいのありきたりな提案しか出て来ないだろう。

だが、PBマフィアの持つストーリー性は全然違う。

まずPaul Bassetの卒業生たちが使っているということで
PBを買うことは
スペシャルティー黎明期に活躍した彼らの栄光を引き継ぐ(ファミリーになる)
といったマフィアの一門を叩く的なストーリー性を感じることができる。

それに、もうスペシャルティーが流行り始めて10年程度経っており
ある意味1世代、下手したら2世代は流れが変わった現状
このPBマフィアという言葉には
すでに「クラシック」なスペシャルティーコーヒーカルチャーを感じられる。

これらのストーリーを、PBを使うことで、表現ができるようになるわけだ。

「僕たちは、彼らのようなフロンティアスピリッツを引き継いで、業界を切り開くから、このマシンを買うんだ!」

そういうロックなマシンの総称として、カテゴライズできるようになると思う。

日本ではそうだが、アジア圏で使うともっとストーリー性がでる。

今は韓国や中国、コーヒーを栽培できるアジア圏の国々に技術・情報的に
遅れているのが日本のスペシャルティー事情だ(トップだけ)

ただ、スペシャルティーコーヒームーブメントを
ここまでアジアで広げた爆心地は、
疑いようがなく日本である。

だから、日本のカフェだとしても、
海外でカルト的な人気を獲得しているPBマフィアは少なくない。

そんな海外のバリスタやカフェの人たちが、「PBマフィア」という言葉を使えばどうなるだろう?

それは、日本のカルチャーをリスペクトしているという風にも取れるだろうし
彼らのようなカルチャーの爆心地になり、自国だけでなく他国にも広がってみせると野心を表明しているようにも見えるのだ。

ただコーヒーマシンを買うだけで、
こんなにストーリーを妄想できることなんて・・・なんて素敵なことだろう。

もちろん、これには個人的な感情と勝手な妄想が入り乱れている。拡大解釈し過ぎているかもしれないだろう。

でも、自分がまだ営業をしていれば・・・
こんな素敵ワードを使わない手はない。

どんな形であれ、商談を有利に持っていけるだろう。

言葉で概念を繋いでいるこのコピーライティング。

本当に感動した。

だから、本を買った。とりあえず勉強してみよう。





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