【夏のひとこま】空蝉
セミが減ったと聞いて
なんだか取り返しのつかないことをしたような気がして
安心したかったから、さがしまわった
セミはそこら中で鳴いているのに

子どもたちが遊ぶ後ろで
木の幹を、葉のうらをながめるぼくは、怪しかったかもしれない
男は、ひとりうろうろしているだけ怪しまれる。
まぁ、仕方ない
そんなことを思いながらしばらく抜け殻を、アリを、甲虫を、樹液を、葉脈をみていた
怪しくありませんよ、写真が好きなんです
というように空の写真を、木の写真を何枚か撮って
家に帰ってほとんど消した
ともかく、抜け殻を見つけて少し安心した
蝉の心配をしている場合ではないんだが
なんだかよくわからない文になってしまいました。
真夏の魔力のせいだと思います。
ありますよね?

