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循環器のくすり 心不全・高血圧

 

 先日の春に行った内科学会で買った本です。循環器専門医として『循環器のくすり』というタイトルで「循」の字を心臓の絵にしていたデザインも気になって購入する気になりました。

 まず、最初は心不全と高血圧の薬が一覧で簡略な説明とともに薬の現物の写真までついていました。これは実際に使う時のガイドとして一種の事典のような使い方でいいと思えたのでよく使う主な薬をさっと見るくらいにしました。

 次の章で心不全・高血圧の治療薬を降圧薬・利尿薬・昇圧薬(強心薬)・新機序の心不全治療薬と分けて解説しています。カラーの図や表も利用したりしていてかなり簡潔で分かりやすく書かれています。
 
 最後の章は用語解説となっています。前半は高血圧について後半は心不全について出てくる医学用語に関して病態生理学的に解説をしていてもちろん、薬理にもつなげている説明になっていて簡潔に書かれています。

 全体的に心疾患の中でも中核を大いに占める高血圧と心不全についての生理学の基本的な部分や大まかな薬剤の使い方について簡潔に説明されていてどのレベルの医師が読んでも基礎の確認にも学習にも使える良い本だと思えました。

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