mini旅行記|彦根(4) 彦根城博物館
彦根城博物館は、一般的な博物館とはひと味違う面白い博物館でした。
彦根城表御殿(藩の政務を行っていた)跡地に1987年に建てられたということです。興味深かったのは、美術工芸品や古文書の展示だけでなく、木造建物と庭園があったことです。表御殿の藩主の居間と茶室そして庭園を復元したそうです。その上、江戸時代(1800年)の能舞台もあり圧巻でした。
彦根城屋形船を下船してから博物館に向かいました。彦根城天守登り口の券売所の真向かいに博物館があるので、朝の場所に戻ることになります。
一般的には博物館を見学してから天守に向かうのが流れが良いのですが、先に天守を見たかったのです。

もう一度、馬屋の前を通りました。そして表門橋を渡って博物館へ。

セット券の3ヶ所目です。合計で1500円は安いと思いました。

特別展で彦根屏風が展示されていました。江戸時代初期の風俗画で、京の遊里・六条三筋町の様子が描かれているそうです。正式名称は「紙本金地著色風俗画」。
まずは金箔に目を奪われてから、次に江戸庶民の様子が興味深いなぁと思う令和の庶民でした。
館内は、フラッシュ不可、・三脚不可という条件で撮影可でした。博物館のHPでは個別展示物の精細な写真を見ることができます。


朱色の軍団は強そうに見えたのだろうなと関ヶ原の合戦に思いを馳せました。
朱色の服を着たボランティアらしき人達が彦根城のあちこちにいました。例えば、朝は表門参道を掃除していた人が何人かいました。おかげで心地よく観光できたわけです。





興味が偏っていて、茶道具や陶磁器(湖東焼)や古文書は足早に通り過ぎてしまいました…

婚礼調度品コーナーでは、島崎藤村の「夜明け前」を思い出しました。幕末に宮家の有栖川宜子が彦根藩主に嫁ぐ話です。日本史では「公武合体」。京都を出発して江戸在住の彦根藩主へ中山道経由で嫁いだのかな。どんな人生を歩んだのでしょうか。


御殿の奥向と茶室。日本家屋の座敷はホッとします。


座敷に座って、こうした日本庭園をゆったりと眺めていたいものです。

博物館の建物に囲まれた中央に能舞台がありました。江戸時代の歴史的建物です。
本物の能舞台を見ることができたのが贅沢でした。そして、現代的建物のいわば中庭に歴史的建造物を残すというデザインに感心しました。
これで約1時間の見学終了です。この後に「夢京橋キャッスルロード」へ行って遅昼食。そしておみやげを購入します。
次回は、(5) 夢京橋キャッスルロードと足軽組屋敷群 を投稿します。
