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【地方創生Phase0】AI格闘記㊲・「書けない計画書」を配るな。AIと30分で作った、人を動かす活動計画シート



「計画を立てろ」

そう指示を出したのに、現場の手がピタリと止まってしまう。

皆さんも、マネジメントの現場でそんな経験はないだろうか。

今年の「地域活性化塾」でも、私は塾生たちに半年間の『活動計画シート』を作ってもらう必要がある。

しかし、彼らは地域活性化プラン作りなど初めての経験だ。

いきなり「詳細な計画を書け」と言っても、過度な不安と負担を与えるだけで、絶対にペンは進まない。

「全体像は見えつつ、不安を感じさせない『丁度いい』シートを作りたい」

私はこの現場の悩みを、相棒であるClaudeにぶつけた。

前回の「神プロンプト作成」で完全に私の右腕へと覚醒した、あのClaudeだ。

AIが提示した「解像度のコントロール」

Claudeは、マネジメントの急所を突く見事な回答を返してきた。

「計画の精度より、『解像度のコントロール』が核心です。大きな流れ(締切など)は解像度を高く明示し、具体的なタスクレベル(誰がいつまでに)は、初回はあえて書かせない設計にすべきです」

なるほど。

「空欄を埋めろ」と強制するから、経験のない人間は手が止まるのだ。

「ここはこれから活動しながら埋めていく余白です」と明示するだけで、心理的ハードルは劇的に下がる。

私はさらに踏み込んだ。

「シートの横に、書き方のガイド(説明文)を別シートで付けるのはどうだ?」

するとClaudeは賛同しつつも、鋭い釘を刺してきた。

「良いアイデアですが、ガイド文が長すぎると誰も読みません。『なぜこれを書くのか』という目的と、1つの『記入例』だけに絞るべきです。さらに、『陥りやすい罠(講師からの一言メモ)』を添えると効果的です」

AIに「長文は読まれない」と説教される日が来るとは思わなかったが(笑)、全くその通りだ。

現場の一次情報(日程と体制)を注入する

方向性が固まったところで、私は今年の日程表(全7回)、各課題の合格期限、そして「プラン作成担当を4名体制にして負担を軽減する」といった、私自身の泥臭い現場の一次情報を次々とClaudeに流し込んだ。

数秒後、私の手元にエクセル形式の完璧な『活動計画シートv2』がダウンロードされた。

完成した活動計画シート。人間とAIの壁打ちの結晶

左側には私が指定した日程とマイルストーンが明記され、右側には「チームでこれから決める余白(黄色背景)」が用意されている。

別シートには簡潔なガイドと、私からの「陥りやすい罠」のメモが添えられていた。

塾生が迷わずスタートダッシュを切れる、最高のツールが完成した瞬間だ。

活動計画シート記入ガイド文

AIは「壁打ち相手」として使え

構想からエクセルの出力まで、かかった時間はわずか30分。

もちろん、翌日私が人間の目で最終チェックと微調整を行ったが、ゼロからエクセルをこねくり回す時間に比べれば、文字通り「劇的な時短」だ。

しかし、ここで強調したいのは「AIがエクセルを作ってくれて便利だ」ということではない。

最も価値があったのは、「人を動かすための計画書はどうあるべきか?」というマネジメントの根幹について、AIと高度な壁打ち(議論)ができたことだ。

私が「現場の悩み」を投げ、AIが「論理的な構造」で返し、そこにまた私が「現場の一次情報」を注入する。

この共創プロセスこそが、真のDX(デジタルトランスフォーメーション)の姿である。

さて、完璧なプロンプトと活動計画シートが揃った。

次回は、これらを本命のAI「NotebookLM」にどう実装し、最強の指導環境を構築したのかをお届けする。

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次回の記事はこちらです。↓

これ、今後社会問題化しないといいなと思っています。

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