【AI格闘記㊸】64歳の私がAIを「専属スタイリスト」に任命した結果。かりゆしウェアとイオンのパンツで作る最強の勝負服
これまで、組織マネジメントや黒い画面(ターミナル)など、AIとのハードな格闘記を綴ってきた。
しかし、実は私、もっと日常的で個人的なことでもAIを活用している。
それは「毎日の服のコーディネート」だ。
プロのスタイリストを、Geminiに召喚する
私は177cm、63kg、白髪混じりの面長顔だ。
専門学校でのデスクワークや、企業向けの研修講師として登壇する際、どんな組み合わせが最も「大人の着こなし」になるのか。
私はマルチモーダルAIのGeminiに「シニア向けのプロのスタイリスト」という役割を与え、手持ちの服の画像をアップロードして相談した。
実は、昨夏のかりゆしウェアや今冬のスーツ・メガネ選びでもAIに相談し、「役割を明確に与え、ステップバイステップで対話する」ことで精度が劇的に上がることを経験で知っていたからだ。
案の定、Geminiはいきなり画像を求めず、「着用シーンは?」「合わせる靴は?」と、まるで一流ホテルのコンシェルジュのような見事な事前ヒアリングをしてきた。
「アズーロ・エ・マローネ」という王道
条件を伝えた後、手持ちの革靴とかりゆしウェア(全7着)の画像を次々とアップロードした。
Geminiの観察眼と言語化のセンスは圧巻だった。
「ブルー系とブラウンの靴の組み合わせは、イタリア語で『アズーロ・エ・マローネ』と呼ばれる王道です」
「マスタード色は、白髪混じりのシルバー系ヘアと合わせることで知的な大人の色気を引き出します」
ただの色合わせだけでなく、私の体型(Iラインの強調)や髪色といった背景を完全に理解し、論理的かつベタ褒めで解説してくれるのだ。
義母の愛が詰まった「柴犬柄」の威力
極めつけは、義母に作ってもらった「柴犬柄」のかりゆしウェアをアップした時だった。

「ダンディな先生が柴犬柄を着こなす。この『ギャップ』こそが最大の魅力です。周りを和ませる大人のハズしアイテムですね!」
機能や色だけでなく、そこに込められた「親しみやすさ」という現場の空気感まで読み取ったアドバイスには、思わず唸ってしまった。
高級ブティックではなく、イオンへ
手持ちの分析を終えたGeminiは、私が「細身でスタイリッシュな講師」になるために買い足すべきパンツの条件(濃紺やチャコールグレー、テーパードシルエットなど)を明確に提示してくれた。
その完璧なアドバイスを受け、私が向かったのは高級ブティック……ではなく、家の近くの「イオン」だ。

「チャコールグレーと濃紺をイオンで買いました」
そう報告すると、Geminiは「大正解です!近年のイオンのビジネスウェアは高機能で、沖縄の夏にも最適です」と、私の泥臭いリアルな選択まで全肯定してくれた。
女性社員からの「ニュー◯◯さん!」
AIが提案してくれた組み合わせをスマホで写真に撮り、朝の着替えで迷った時はそれを見て出勤する。
2〜3週間もすれば体が覚え、毎朝の「判断疲れ」が完全になくなった。
そして何より嬉しかったのは、職場の女性社員たちからの反応だ。
「◯◯さん、おしゃれですね」「センスが良い」「ニュー◯◯さんでいい感じ!」とポジティブなコメントを頂いた。
いくつになっても、異性からの称賛は素直に嬉しいものだ。
AIは、自己肯定感も爆上げしてくれる
AIは、難しいプログラミングや業務効率化だけのものではない。
毎日の「判断の疲れ」を取り除き、自信を持って教壇に立つための背中を押し、「自己肯定感まで爆上げしてくれる「最高の相棒」なのだ。
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