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【キャリア・働き方】自分を知ることが、働き方も人生も変える─“得意/不得意”を味方にする自己理解術


自分を知ること = 自分が世界でどういう人間か理解すること


私が「人生の中で心がけてる大事なことは?」と問われたら、真っ先にでてくるのは、「自分のことをよく知る、理解する」ことです。

自分を知れ、よく聞くワードですよね。

例えば、日本では就職活動の時に自己分析をしますが、私も当時はなぜ自分のことを深ぼらなきゃいけないの?と思っていました。
なぜ大切なのか、全くわかっていなかったのです。

その後、ビジネスの世界に入って、仕事をして、自分の思い通りにいくこともあれば、いかないこともある。感情的に揺さぶれることもある。
そんな、たくさんの経験をする中で、この「自分を知る」ということがどれだけ大事か、解像度高くわかるようになりました。

まず、「自分を知る」を具体的に言うと。

それは自分が何が得意で、何が不得意なのか。

自分はどういう人間として外から見られているか。

自分が良いところはこれと自分は思ってるけど、他人からはこう見られていて。自分はここが改善点だと思ってるけど、他人からの改善点はこう見られている、など。

つまり、自分の見方と他人から見られている見方をすり合わせてズレをなくしていく。というのが「自分を知ること」です。

この世界では自分一人ではもちろん生きていけないので、自分を知るというのは、自分が自分のことをどう思ってるかも大事ですが、それを同じぐらい、「自分自身は外からどういう見られ方をしているのか」を知ることがすごく大切なポイントになってきます。

これを言葉としてメタ認知と言います。

自分を知ることで仕事が勝手にうまくいく


例えば仕事でイメージしてほしいのです。

あるミッションを依頼されました。

売上を1年間で1億円達成してくださいというミッションだったとします。
あなたはその事業責任者としてどう動いていくかを考えてみましょう。

もし自分のことをわかっていたら、自分の得意領域を知っていたら。

営業が得意、逆に自分の苦手なことは細かい作業やチェック、としましょう。
では、売上のトップラインは自分が頑張って、逆に苦手分野のオペレーションの部分は頑張らずに新しい仲間を引っ張ってきて、どうにかしようとするわけです。

自分が全部をやらなくてもいい、自分の苦手な領域があれば、苦手なものは他で補えばいいし、自分自身がそれをやる必要はないと思うことができる。

自分を知らない人はなんでもかんでも自分でやろうとしてしまう、そうすると悪循環になってきます。

また、得意とか苦手とかいわゆるハードスキルだけではなく、ソフトスキルの場合も同じです。好き、これは嫌いとかありますよね?これは結構大事なんですよ。

人は感情で動いてるので、好きなことをやれるか、そして嫌いなことをなるべく避けれるかというのも心の健康の維持には大事です。

こういうことに心が動かされるとか、こういうことは実は自分の価値観から外れている、ということを理解することです。それによって、物事の捉え方も変わってきます。

私自身は社会的意義があることや大義があること、が好きです。逆にそれがなく、マネードリブンな考え方や成果目標しか立てない考え方が苦手です。

成果目標を立てるのはもちろん大事であり徹底して向き合いますが、その成果目標の上に意義目標がないと頑張れないタイプであることを理解しています。

この売上を達成した先に社会に対してどんなインパクトがあるかが私にとって大切なのです。

そのため、ビジョンドリブンであり、社会的意義があることに向き合っている会社や組織、あるいは人との付き合いの時間を多くするように、そうすることでモチベーションが維持できるようにしてきました。

これがしっかりと理解できていると、さらにそれを伝えて説得することもできるようになってきます。

私はこういう人間で、こういうことはできるが、逆にこういうことはできないので、ここの部分をお願いしたい、と伝えれば(事実そうであれば)、頼まれた側は「この人はこのタスクを私に振るんだろう」とか、「なぜこんなことをこの人は私にお願いするんだろう」、「なぜこの人はできないんだろう」という不信感も生まれないので、仕事がうまく回り始めます。

ここで補足しておきたいのは、自分の認識が他人からの認識と合っている必要があります。

私は100ができるよと言ってるのに、外から見ると50しかできてなかったら、説明がつかないわけです。

再度ですが、人と関わって生きていく現代においては、「自分の思う自分」と「人の思う自分」というズレをできる限り少なくした方が、生きやすいと思ってます。

周りからどう見られているかを聞くことも怖くなくなる、フィードバック大歓迎!


これまでは、自分のことをわかっていると、自分の進めやすいように仕事ができるようになってくるという話をしてきましたが、もうひとつ良いことがあります。

人からィードバックを受ける、評価を受けるなど、良い時もあれば傷つく時もありますよね。私もあります。

ところが、そのフィードバックの受け取り方も、自分という人間がわかっていれば、適切に受け取ることができます。

自分はこういう人間だから確かにこうかもなと思うこともできるし、逆に自分の苦手領域として捉えていることのフィードバックは仕方がないよねと流すこともできます。

フィードバックを全部が全部まともにドーンと受けるのではなく、自分のことがわかってる前提でフィードバックに対して、何を受ける、何を受けとらないという取捨選択ができるわけです。

これは自分の感情のコントロールができ、自分の心の持ち方を安定にしてくれます。自分を知ることが、いろんな場面で生きてくるのです。

不確実性の多い時代においては、自分を知ることが生き残る術


「ドラッカースクールのセリフマネジメント教室」というジェレミーハンター(マインドフルネスの先駆者)が書いている内容に全く同じことが書かれれたことに私は感動しました。

不確実性が多今の時代、二年後、三年後に世界がどう転じるかわからない、でも人とは関わる必要があ世界の中で、「ブレない自分を作っていくには自分をまず知れ!」と第一に掲げられています。

これが少しづつできるようになってからの私は生きることが楽になったと思います。

自分はどんな人間ですか?どんな印象ですか?自分の改善点はどんなところですか?と聞くことも億劫ではなくなりました。心が軽くなってオープンになっていった気がします。

これが、自分の生きやすいようにコミュニケーションをしていったり、自分の生きやすいように仕事を作っていく、世の中を生きていくということができるようになった一つのきっかけになります。

みなさんはどれだけ自分のことを知っていますか?

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