思い出の産地1
今までに行ったことのある鉱山で思い出深い場所の一つを紹介します。
山上鉱山
1.概要
鉱山の場所や行き方はネットで探せばすぐ出てくると思います。主に銅やタングステン鉱物を採掘していたスカルン鉱床です。
2.思い出
こちらには2007年に初訪問してから年1回くらいは通っていたでしょうか。最初は大学入学してすぐのGWに鉱物趣味の師匠に連れて行ってもらい、斜面をおっかなびっくり下って数㎜程度の銅重石華のかけらを喜んで持って帰っていました。
その後は父に連れて行ってもらったり、今は亡き美祢線(代替輸送はありますが)を使って片道数キロを徒歩で歩いて向かったりと様々な方法で大学時代は通っていました。
社会人になってからは、自家用車を手に入れたので気が向いたときに行っては探索を楽しむという、この趣味におけるホームのような場所となっています。
採集が出来る場所までは林道を数キロ歩く必要があるのですが、四駆で突き進む強者を横目に下の方から気長に歩いてのぼるのが良い運動でした。(沢筋のルートは未踏なので不明)
林道は最初のあたりは植生が繁茂してうっそうとしていました。その後、ウッドショック関連なのか、材木を切り出していたので近づきにくい状態でしたが、最後に訪問した際はかなり開けた状態となっていました。
3.名物の紹介
ここの名物はいくつかありますが、個人的に1番は銅重石華というタングステン鉱物の二次鉱物です。地味な鉱物かもしれませんが、タングステン特有のずっしりとした感覚が良いと思っています。
㎜単位ぐらいのものであれば、今でもまだ少しは出てくるのかもしれませんが、㎝単位のものを見つけるとなるとなかなか根気と執念が必要になるのではないかと思っています。
また、探すには結構な勾配のズリ山を歩きながらになるので安全装備は必要だなあと思っています。結構マムシも出てくるようですし。。。

2番としては緑色の水晶(緑泥石系のインクルージョン?)かなと思います。こちらはたまにヤフオクとかにも出ていますが、鉱山に向かう林道沿いで見つかっています。近年では有名になったようで、GW等の大型連休では水晶狙いのお仲間を1組、2組見かけるようになりました。
また、まるで爆撃でもあったかのように林道のいたるところが掘り進められているので、大雨などで崩壊しないことを祈っています。
3番目としては枡石(黄鉄鉱→褐鉄鉱の仮晶)です。これは林道の途中にある晶洞跡付近で結構見つかるのですが、大体数㎜前後のものが良く見つかっています。
4番目としてはザクロ石です。こちらはこの鉱山であれば質を求めなければ文字通り掃いて捨てるほどあります(ズリですから文字通り)。
形の良いものはなかなかないので、根気強く探していくとたまにほぼ完全に結晶面の見える小さなザクロ石も見つかったりすることがあります。
私の自慢の品としては、①1辺2㎝位の桝石、②緑水晶コレクション、③銅重石華コレクション(特に結晶面が5面(1面が2.5㎝)確認できるものと斜開銅鉱を伴うもの)があります。



以上がこの鉱山の思い出です。今後もクマが出てこないようになったら、また行きたいなあとおもっています。
