【ICL】眼内レンズを入れた話
こんばんは。Generosaです。
みなさん、ICL(Implantable Contact Lens)って知っていますか?
目の悪い人であれば一度は聞いたことあるかと思います。
私は結婚して旦那さんの仕事について回ると決めた時に、ソフトレンズから眼内レンズに切り替えました。
今日は私が眼内レンズを入れた時のお話しをしていこうと思います。
ちなみに私は品川近視クリニックで施術してもらいました。
1.眼内レンズとは?
眼内レンズとは目の中にレンズを入れて視力を回復させることを指します。 特徴としては、
角膜を削らないため、ドライアイのリスクが低い
コンタクトレンズやメガネの手入れが不要
取り外し不要で、永久的に視力を安定させることができる
レーシックよりも見え方が鮮明
等がよく言われています。
現在ICLは保険適用外の医療で、自費診療です。
そのため、だいたい最低でも50万円ちょっと、近視や乱視の度数が強くなったり、高額のレンズを選んだりすると70万円以上したりします。
正直、クリニックによりけりなので、費用は病院と要相談です。
また適用推奨年齢は45歳までとされているらしく、品川近視クリニックの案内には40歳まで、とされていました。
これは色々理由はあると思いますが、大きい理由は40歳を超えると白内障の発症リスクが高くなるからと聞いたことがあります。
詳しく知りたい人は、白内障の発症メカニズムを調べるとよくわかるかと思います。私は専門家では無いので詳しい説明は割愛します。
2.事前検査
手術をする前にまず、眼内レンズが適合可能な目なのかどうかの確認検査があります。
検査を受けるためには、検査日の数日前からコンタクトの使用ができません。
詳しい日数は病院側が説明してくれると思いますが、私の場合はソフトコンタクトだったので丸3日前からコンタクトの使用が禁止でした。ハードコンタクトの人は1週間ほどだったかと思います。
検査項目として、素人の私でもわかったものは以下のとおりです。
・角膜の厚さ計測
・眼圧測定
・視力測定(目の瞳孔を開く薬を点眼して行います。)
・眼の屈折力測定(丘に浮かぶ気球をぼーっと眺める検査のやつ)
・乱視の検査
・斜視の検査
私の場合は全ての検査が終わるまで1時間ほどかかりました。目の瞳孔を開く薬が効き始めるまで、待ち時間が30分ほどあったので、実際の検査時間は30分ほどだと思います。
一連の検査が終わると、医師の診察があり、GOサインが出ると晴れて手術の日程を決めることができます。
そのあと説明係(?)のお姉さんから以下の説明があります。
・現在の度数
・角膜の厚さ
・提供可能なレンズの種類
・乱視用レンズor近視用レンズどちらなのか
・レンズの種類、乱視か近視かによって金額が変わること
・切開方法が2種類あること(メスorレーザー)
・選択する切開方法によって金額が変わってくること
・レンズを入れたあと、日常生活の中での禁止事項
・レンズを入れたあとの見え方(光が眩しく感じ易い、ハロー現象)
・支払い方法(医療ローン、カード払い、一括現金払い)
・手術直後の数週間は傷口からの感染症のリスクがあること
ざっとこんな感じでした。詳しくはその時に聞くことがいいと思います。
3.手術の流れ
手術は、事前検査日に予約を取って再来院して行うことが通常のようです。
レーシックは検査→手術の流れを当日にポンっポンっとできてしまうので、その点、お手軽ですよね。価格もICLより安いですし。
手術当日はコンタクトをつけていてもいいそうです。もちろん手術前には外します。瞳孔を開く薬と点眼麻酔を30分ほどかけて点眼し、十分きいてきたなと判断されると手術開始です。手術自体は20分ほどで終わります。
手術後は消毒用の点眼薬、傷口を早く塞ぐための点眼薬、眼圧を下げる点眼薬を約2週間分、保護メガネ(1週間は着用)を渡されてその日は終了です。(お薬は病院によって若干違うみたいです)
基本的に自分で運転して帰ることは禁止されているので、公共交通機関で帰ります。これは薬によって瞳孔が開いていて眩しいことと、眼圧が変わってフラフラする人が多いから、という理由のようです。
翌日検診、1週間後検診、一ヶ月後検診で特に問題がなければ、ひとまず問題はないとのことでした。
4.私のICL体験記
実は私、事前検査を2度受けています。実際にレンズを入れたのは2025年の1月でしたが、2023年に一度検査に来て事前説明を受けたことがあるんです。
レーシックは角膜を削ってしまい元に戻すことができず、視力によっては再矯正が難しい。また削る角度によっては斜視に見えるようになってしまう。ICLであればお金はかかるけど40歳までなら入れ替え可能。
このような情報を吟味した結果、やるならレーシックではなくICLにしよう、という気持ちになりました。そのため事前検査を受けに行ってみたのです。
しかし、その時に聞いたお医者さんからのリスクの説明の中で「緑内障になるリスクが高くなるよ」と言う説明があったことと、身内に緑内障の人がいて失明していたこと、そこのお医者さんがみんなメガネだったこと、手術動画を見て怖くなったこと等の理由でその時は手術を受けませんでした。
今回、レンズを入れた決め手は、旦那さんにくっついて世界各国を回る可能性があったからです。
眼科事情は国によって違いますよね、医療機関の利用方法も、どうやったらコンタクトレンズを手に入れられるのかも国ごとに違います。
日本は眼科で検診を受けてコンタクトレンズを買うことが通常なのですが、実はアマゾンでも買えてまうんですよね。
私は眼科の先生が怖すぎてずっとアマゾンで買ってる族でした。スペインに定住するならまだしも、しばらくは世界中を巡る生活になりそう、と言われたのでこれはレンズを入れようとなりました。
私はとっても眼が悪いです。裸眼だとスマホを眼から5センチくらいの距離までもってこないと、画面の文字を読むことができません。メイクも裸眼ではできません。裸眼だと鏡に映る自分の顔が肌色の塊にしか見えないんですよね。鏡を近づけすぎると、手を動かすスペースが無いですし。すごく分厚いメガネをかけられている方でも、化粧をばっしばしに決めている人いますよね。どうやっているんでしょうか。。。未だに不思議です。
小学校6年生からソフトコンタクトを使っていて、たまにメガネをかけるとレンズの球面で頭痛になり、ハードコンタクトは眼瞼下垂になりやすいので使わず、、、、そしてこのままソフトコンタクトを使い続けると、、、
8000円/月✖️12ヶ月✖️30年(60歳迄と仮定)=2,880,000円
金、、、勿体無い、、、、この金額をインデックスに回したらいくらに化けるんだろうか、、、、けど目に何かを入れるのは怖い、、、、
悶々と2年ほど悩み続け、今回旦那さんとの結婚をきっかけに踏ん切りがつき、ついにレンズを入れることにしました。
早速、品川近視クリニックに再検査を依頼。2週間後の平日に予約が取れたので、検査を受けに行きました。
検査の時に2年前に受けた時よりコンタクトの度数が4段階も上がっていることを指摘され、「アマゾンで買ってます」と言ったところ、「大人になってから視力はそうそう変わるものでは無いの!眼が疲れているだけなの!素人判断で勝手に度数を上げてはだめ!!!目の筋肉がレンズの度数に合わせて緩んで行ってしまって自前の矯正能力がなくなってしまうわよ!!」とものすごく真剣に、看護師さんから注意されました。眼の構造を考えれば至極真っ当なご指摘で、とても反省しました。これからは自分の筋肉でちゃんとピントを合わせる努力をします。ごめんなさい。
一連の流れを終えて、説明ブースで案内係のお姉さんから説明を受けたあと、「手術はいつ頃をご希望ですか?」と聞かれたので、「実は3月からスペインに行くので、可能な限りすぐ受けたいんです。」と言うと、お姉さんは「少しお待ちくださいね」と言って席を立って院内を駆け回って何か調整をしてくれていました。
そしてお姉さんが戻ってきて一言、「本日、施術しちゃいましょう!」、、、、私「ふぇ!??」まさか今日、眼を切開されると思っていなかった私はフリーズ。どうやらたまたま院内に私に適合するレンズの在庫があり、たまたま手術に空きがあったとのこと。「本日を逃すと2週間後です」と言われたので「やります!」と返事をしました。
ただし、検査当日手術だと医療ローンは使えないので手術費用は一括払いでした。ひょーーー。
お姉さんから渡された瞳孔を開く薬を点眼しながら待合で待っていると、名前が呼ばれて手術室前の控え室のようなところに案内されました。
そこから点眼麻酔と瞳孔を開く薬を交互に指して40分ほど待ちました。最後に看護師さんに目をちょんちょんされて「何か感じますかー?」と確認され、「何も感じないですー」と返事をすると手術室へGO!
私はレーザーカットを選択したので、レーザーの機械の椅子の上に座ると、お医者さんから「担当する〇〇です。痛かったら教えてくださいね。」と言われました。
まずは右目から。瞼が閉じないようにする筒状の器具?を取り付けられ、機械の照射口と眼を接合。「赤い光をずっと見ていてくださいねー」と言われたのち、何か水のようなものを吹きかけられました。

私は必死に赤い光を追いかけていたのですが、水で視野がぼやけて、もはや自分の目玉が正面を向いているのかどうかもわからなくなり、文字通り目を回してしまうと、「目を動かさないでくださいねー。光を見ていてください。危ないですからねー。もう一度最初からやり直しますねー。」と言われ、また水を吹きかけられました。

今度こそは!やってやる!と力んでいると。「ジーーージジジーー」という音が微かに聞こえ、眼の右端を何かでなぞられている感覚がしました。「はーい。次左目行きますよー」と器具を左に付け替えられました。その後、左目も無事切開完了しました。
次はついにレンズを入れる段階です。
ICLを受けた友人が「全然痛くなかった〜🎵」と言っていたので、この段階まで、私は油断し切っていました。
瞼を開かれ、「少し押される感覚はあると思いますよー」と言われたと思ったら、ぐいっ!ぐっ!ぐいっ!と押される感覚と共に右目に激痛。きっと麻酔をかけていなかったらもっと痛い、それはわかっているのだけど、けど痛い。きっと爪楊枝でブッ刺されていじくり回されるたこ焼きはこんな気持ちなんだろう、と思いながら悶絶する声を抑えられず「うううううううううううううううううううううううううううううう」とずっと唸っていました。
右目が終わったタイミングで「大丈夫ですかー?何か気になるところはありますかー?」と聞かれたので、「先生!痛いです!痛い!」と言うと、先生は私の目に水を当てながら「この水感じますかー?」と聞いてきました。私が「感じません!」と答えると「はい、じゃあ大丈夫ですねー。我慢してくださいねー。」と言われて手術続行。
そりゃそうだ、やり切らないと片目ICLの究極ガチャ目になっちゃいますもんね。私は再び「うううううううううううう」と唸りながら、なんとか左目の施術も耐え切りました。
手術が終わり、目を開けると、すでにそこは別世界。少し焦点があいづらかったですが、とても視力が向上していました。
手術室から出ると、眼圧が急激に上がり体調を崩す人が多いため、30分はスマホも何も見ず、ぼーっとしながら控室のベンチで休憩するように言われました。
眼圧が急に上がったことと、瞳孔が開き切っていることのダブルコンボで座っていても立ちくらみをしているような感覚でした。
手術後、特に問題はなかったので、点眼薬と保護メガネをもらってそのまま電車で帰りました。
5.レンズを入れてみての感想
レンズを入れてから今日で3ヶ月ほど経つので、これまで感じた使用感の感想をまとめました。
ハロー現象は少し気になる
発光物をみた時に、その周りに光のリングが見える現象をハロー現象といいます。これは眼内レンズの空気穴に光が乱反射することで起こる現象で、眼内レンズを入れると必ず起こります。そして慣れることはあっても消えることはありません。

私の場合は、夜に車を運転している時にどうしても気になります。特にハイビームにしている車がいると、視野が一瞬霞んで見えなくなるほど乱反射することもあります。逆に対向車がたくさんいる時は何も感じ無いです。急に1台ひょっこり現れる時が一番見えづらいです。

昼間は特に何も感じません。慣れたと言うのもあると思います。
前より眩しい気がする
レンズを入れる前より、太陽光や夜のネオンの光を眩しく感じるようになりました。昼間ガンガンに晴れている日はサングラスが必須です。特に白い砂浜へ行くと、海からの反射と砂からの反射で、サングラスが無いと目を開けていられません。
まだ試してはいませんが、多分とても晴れた日にスキー場へ行っても同じようになるのではと感じています。
眼圧は安定した
レンズを入れてから一ヶ月ほどは目に1層追加された圧迫感を感じていましたが、今は全くなくなりました。レンズが頭痛を引き起こすと言う現象も起きていません。一ヶ月後検診でも、眼圧は問題ありませんでした。
目をゴシゴシ掻きそうになるのを我慢
コンタクト時代の癖で、裸眼になるとゴシゴシと目を擦ってしまう癖があるのですが、それは極力しないように気をつけるようになりました。ごしごししてしまった日の夜は、レンズがズレて何も見えなくなるという悪夢を見ることがあります笑
コンタクトレンズの呪縛から解消された
一括で大きな金額がかかりましたが、毎月コンタクトの在庫を考えて追加購入するストレスから解消されました。眼内レンズを長期で使用すれば元は取れると思います。
また、旅行に行く時の荷物が格段に減りました。今までは、替えのコンタクトレンズ、眼鏡、念の為のコンタクト洗浄キットを持ち歩いていたのですが、それら全てを持っていかなくてよくなったので本当に楽になりました。
災害にあった時の心配がなくなった
コンタクトレンズを使用していた時は、「寝ている時に大きな地震が起きたら、即座に眼鏡をかけて逃げないと」とイメージトレーニングをしていました。
「スキーをしているときに遭難したらコンタクトは何日つけていられるんだろう」「海を泳いでいる時にコンタクトが流れて何も見えなくなったらどうしよう」等、いろいろ想像してはヒヤッとしていたこともありました。
けれど、今はその心配をする必要はなくなりました。
輪郭がはっきり見える
見え方はソフトコンタクトレンズに比べると格段に鮮明です。細かい看板の文字の輪郭もぼやけることなく見ることができます。
最初のうちは鮮明すぎて少し疲れましたが、今は慣れました。ハードコンタクトを付けている人だと、それほど見え方は変わらないと思います。
総合的にみてやってよかったと思う
色々語りましたが、総合的にみてICL手術はやってよかったなと思っています。さまざまなストレスから解消されたように感じます。マイナス面は、強いて言うなら、夜の運転は少し怖いかな、ということくらいですね。
以上、私の体験談も踏まえてICL眼内レンズについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。
これは私の体験記なので、痛くなかった、見え方が違う!、そうじゃない!と言う方もいらっしゃるかと思います。そんな方はぜひコメントでツッコミを入れていただけるとありがたいです。
参考程度に読んでいただいて、悩んでいる方はぜひ一度病院で検査を受けてみるといいかな、と思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
またフラッと立ち寄っていただけると嬉しいです!
