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大阪・関西万博を振り返って⑮

夏パスを購入して7月下旬から8月末までトータル13回通った私の万博。
色んな意味でアツかった万博。
閉幕してからひと月経ち年パスで攻略していたガチ勢さんたちも万博ロスが落ち着いてきた頃かと思います。
私は9月になり朝夕涼しくなってくると共に「ああ。もう俺の万博は終ったんだ」と体内のエネルギー、熱を奪われると共に万博ロスの感覚を持つこともありました。
閉幕した今でも時折写真を見たりオフィシャルショップに出向いたりしている日々です。

そんなわけで今回は真夏に一瞬で駆け抜けた私の万博について振り返ってみたいと思います。



万博と私

そもそも私は1970年に行われた大阪万博の近くに住んでいて、万博の跡地にある万博記念公園並びに太陽の塔になじみがありそこから岡本太郎にも興味が湧き、疲れている時に訪れて太陽の塔にパワーをもらったりしていました。
そのうち書籍や動画を通してEXPO'70が行われた当時の日本の状況と万博の活気に触れ魅入られていきました。
なんてエネルギーに満ち溢れ人々は輝く未来を感じているのかと。
人類の進歩と調和。
それを否定する岡本太郎。
過去に大阪ですごいことが行われたんだと思いを馳せるようになりました。

忙しい8月に合間を縫って表敬訪問

その万博が55年ぶりに大阪でまた開催される。

しかし開催が決まってもそして開催されても私の心は全く動かずに当初は足を運ぼうとさえしませんでした。
メディアのネガキャンの影響も多分にあったかと思われます。積極的に情報を仕入れることさえしていませんでした。
それでも地元で開催されている万博に行かずに後悔はしたくないし行ってみてわかることもあるかと7月下旬にようやく重い腰を上げ訪れました。


万博と熱情

1回ではまわり切れないし2回行けば元が取れるという大阪人根性で夏パスを購入。これが今夏の熱情の万博開催の口火を切ったのです。
正直ノリもありました。行けば会話のネタにもなりますしね。

少しの動画予習を経てつじさんのマップだけを持ち初めて訪れた万博。圧倒されました。
そして見事にやられました。完敗。
まずはその暑さ。尋常ではなかったです。暑さ対策が甘く日傘という刀を持たずにステゴロで挑んだのです。
結果初日は頭痛と吐き気に襲われながら帰路に着きました。
あとは圧倒的情報不足。今回の万博において情弱は罪です。
予約システムとその予約獲得方法の知識は必須でした。

そんな私ですが9月に1回万博に行く予定がありその1回の為に情報を集めていて、そして他のテーマパーク等の情報にも熟知している友人により意識改革をさせられ万博への熱情をたぎらせていくことになります。

・・・少し大げさに書きましたすいません。
実際はその雰囲気に触れるだけでも楽しいし大屋根リングはすごいしパビリオンも結構な数回れました。
ただパビリオンに1時間並ぶ覚悟も装備もなく諸々知識も不足していたのは事実です。これが数を重ねて行くたびに洗練されていきます。

万博と情報

事前予約で取りやすいものは何か。当日予約で予約可能になるいわゆる開放時間はいつか、などなど万博は行く前から情報を仕入れ準備をすることから始まります。
もちろん1回雰囲気を味わいに行くくらいではここまでで十分です。
夏パスで行ける回数を計算した結果、海外パビリオン全制覇と希望する民間とシグネチャー系のパビリオンがまわれる算段がつきました。
ここで私の心に万博魂が宿りました。
加えて何よりも前段の友人の助言とアドバイス、お手伝いが私を覚醒させていくのでした。

万博は並ぶのがお仕事ですがそれはサイトでもそうです、劇混みです。
3日前予約は0時スタートの早いもの順。当日予約も枠が開放されて早いもの勝ち。
何ら対策を講じて無ければそこでログインさえできない状態でようやくインできたと思えばもう焼け野原です。
その待機列をいかにかいくぐるか。そしてブラウザも仕様を変更しいかに無駄を削ぎ落し0.1秒差の世界で勝ち抜くか。
万博とは情報戦だったのです。
それもこれも全部教えてくれたのは友人でした。
ほんと万博なめててすいませんでした。完全に万博に対する意識を変えてくれました。有休も取って行く回数を増やしました。
おかげさまで外国パビリオンで唯一当日予約でしか入館できないヨルダンを取れたり絶対行きたかったnull²等も取ることができました。

朝6時40分から並んで取ったヨルダン


ちなみにプラチナチケットのモンハンや演奏付きアイルランド、超人気のガンダムや住友館などなどなど当日予約でゲットできたのも文字通りこの友人ともう一人の友人のおかげで頭が上がりません。自分だけの力では到底無理でした。(勘の良い人は何かに気付いてもそれ以上考えるのはおよしになって)

超プラチナチケット

万博の予約システム特に当日予約は朝9時一番に早く入場記録を取る程有利なものになっていたため(いわゆるガンダム方式は除く)、始発組や徹夜組なども発生しました。
当初の通りパス組は10時以降の入場に制限していれば良かったし、朝9時に一斉に予約を開放するのをやめるなど工夫の余地はあったと思いますので今後の日本の万博に活かして欲しいと思います。


万博と行列

まず前提として警備員さんや各パビリオンのスタッフさんを全くもって悪く言うつもりは無いですし、あの暑さの中そして時には言うことも聞かずに加えて罵詈雑言を吐き出す輩のお相手などをされていた方々には感謝しかありません。本当にお疲れさまでした。ありがとうございます。

行列にも種類があってイタリアの長蛇の列は有名かと思います。最長で8時間待ちもあったとか。しかしこちらは並んでいればいずれは入れます。

やっかいなのが行列に制限が入り並ぶこともできなくなるものです。スペースと導線の関係上長い待機列を作れないパビリオンがいくつもありました。
しかしみんな考えることは同じでいずれ待っていれば列に並べる時がやってくるということ。
ここで正当な待機列の周りに無秩序な待機集団が発生します。
もちろんスタッフさんたちも導線がつぶされるので「ここでお待ちいただくことはできません」と必死に声を荒げていますが効果は薄くカオス状態。列に並ぶことが再開された時には人が殺到しえらいことになっていました。
結局真面目に言うことを聞いていると入れないわけです。
また一部のパビリオンでは待機列の待機列が暗黙のルールで出来上がり警備員さんも黙認しそれに従っていたということも。

これはもう完全に運営の問題なのでどうにかできなかったのかと個人的には思いました。真面目な人は損をするのです。
デジタルで整理券を配布するとか何らかの対策が取れたのではないかと考えます。
もちろん雑踏警備等は難しいので素人がこれ以上口を挟むのはやめておきます。
改めて現場の方々には頭があがりません。本当にお疲れ様でございました。


パビリオンと大屋根リング

結果的に海外のパビリオンは制覇することができました。(一部コンサートのあるもの等限定付きのものは除くのでガチ勢さん怒らないで)
各パビリオンの中身について印象に残ったものはこれまでのnoteに書いてますので良ければご覧ください。
各パビリオン個性が出ていて本当に素晴らしかったというのが総論です。

が、正直に言いますとこの夏の暑さもあって脳も沸騰していて何としても海外パビリオンを制覇するぞという本末転倒な状態にちょっと陥ってしまいました。
なので最後のほうに訪れたフランスやアメリカ、イタリアなどはとても印象に残ってますし思い出深いのですが、お盆前後頃に行ったパビリオンはいくつかは行列の暑さに何とか打ち勝ってこなしたった感もありました。
まあしかしこれもまた私の万博ということでこれで良しとします。
この体にはしっかりと刻み込まれたはずです。各パビリオンのその熱が。

そしてなんといっても大屋根リングでしょう。今回の万博が成功したと言われるのはミャクミャクと並んでこの大屋根リングと思ってます。
よくもまあこんなべらぼうなもん作ったものです。常人の発想では思いつきませんし反対意見も多かったようです。
しかしてその実態はこのリングの影が無ければもっと多くの熱中症患者が発生していたでしょうし、何より影だけではなく風も吹き抜ける構造で個人的にも本当に助けられました。
導線の意味合いもあり複雑な会場内をスムーズに移動できたのもこのリングのおかげです。
何より私も1周したのですが登ってみると会場内外の景色が拡がりとても心地良かったです。
願わくば太陽の塔のように今後も全部残り続ければ良かったのですが難しいようで本当に残念でなりません。
改めて大屋根リングにも感謝を。


万博を振り返って

暑さに体も脳も焼かれ熱中症にも2回なりました。
そんな中駆け抜けたこの夏の私の万博。
代表待ちをして途中合流してきた人たちに「やめなはれや」と声を荒げてしまったこともありました。
イタリアの奇跡(noteにしてあります)に代表される様々な出来事や出会い、感動もありました。
ビールがうまかった万博。
ふと影で一息ついたときに頬をなでる風の心地良いこと。
頑張って埋めていたスタンプパスポートは洗濯しておじゃんにしちゃいました。
全て一人で行ったのですが途中経過をSNSや友人たちに共有し楽しめた万博。
更地でひとり踊っていたミャクミャクが閉幕日のセレモニーで万来の拍手の中ゴールテープを切って終わった万博。
世界の風を全身に感じ各パビリオンの熱を全身に浴びた万博でした。


訪れたパビリオン 

〇 158の国と地域のパビリオン全て

〇 民間パビリオン
電力館・住友館・ノモの国(パナソニック)・三菱未来館・よしもと waraii myraii館・BLUE OCEAN DOME・GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION・TECH WORLD・ガスパビリオン おばけワンダーランド ・飯田グループ×大阪公立大学共同出展館・ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』・日本館・関西パビリオン ・大阪ヘルスケアパビリオン(モンスターハンターブリッジ含む)

〇 シグネチャーゾーン
  null²・いのちの未来・EARTH MART

〇 未来の都市

手に入れた戦利品


とにかく今は感謝を。
感動をありがとう大阪・関西万博。

またどこかの万博でお会いしましょう。

つづく。

初稿:2025/11/27
加筆修正:2025/12/10


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