『オトナのドアを叩いてくれた人』シティポップが「今」に伝える事
Z世代がシティポップ?
先日、娘と同乗する車中で、80年代シティポップリストを流しました。
娘が「これ、『真夜中のドア』じゃん。よく聴くよ。」との事。
「20代が知っているのか」と感心すると、昭和のシティポップが動画サイトで注目されてブームになったのを思い出しました。
シティポップといえば、中学時代の塾の先生が印象に残っています。
「カッコいい大学生」が教えてくれた事
近所の個人経営の学習塾で、アルバイト英語講師をしていたハヤシ先生(仮名)は、サッカー同好会所属、赤いスカイラインクーペに乗り、軽くパーマをかけたシャープなイケメン。この地方の私学では、一番偏差値の高い大学の学生でした。
授業が始まる前に、山下達郎や松任谷由実のアルバムなど「貸しレコード店」で借りたLPを見せてくれました。クラスの女子に対して
「ユーミンは、女の子の必須科目である。歌詞、メロディー、ファッション、生き方、全てが、女性には勉強になるので、聴いて欲しい」と力説。
先生は、音楽以外にも、どこどこのディスコがいいとか、〇〇女子大とコンパしたなどの話をし、私は、若者文化を垣間見たような気がします。
80年代は、若者世代が増加し、軽薄な?バラエティ番組や『ぴあ』など情報雑誌に注目が集まるようになります。そして、私の大学時代は、バブル到来で、若者文化の栄華を極める事に。
情報の海で私達は?
「(インタビュー)選ぶということ コロンビア大学ビジネススクール教授、シーナ・アイエンガーさん」の新聞記事を読みました。
選択肢の増加と負担
現代社会は選択肢があふれ、人々は重要でない決定に時間やエネルギーを費やし、本当に大事な判断に集中できなくなっている。
選択には訓練が必要
人間も動物も、多くの選択肢から最適なものを選ぶ能力を生まれつき持っているわけではない。 → 有効な方法は「分類」や「単純な選択から始めて徐々に複雑に慣れる」こと。
(AIの要約)
SNSや動画サイトは大量の情報を供給し、膨大な情報の大海に私達は、
溺れかけています。
正しい選択をするには、「派手さ」や「怪しい情報源」に惑わされず、客観的な判断が必要です。自分なりの基準やポリシーを確立すべきでしょう。
会話や手間を掛ける事の大切さ
私が先生から得た情報は、少量でしたが、「直接会話」で得た情報です。
対話による共感や異議が、選択する質を高めるかもしれません。
また、手に触れ、手間をかけて入手した情報や経験も大切だと思います。
音楽鑑賞を例にすれば、CDは、ディスクをセットするだけで、高音質で再生され、デジタル配信で以前は入手困難な音源が簡単に聴けるのは、喜ばしい事です。レコードは、盤を丁寧に扱い、溝の埃を取り除き、バランスを調整し、B面にするという手間のかかる「メンドクサイ手法」が必要です。
しかし、手先を使い、自分で考え、工夫するという経験ができます。
実際、利便性に慣れた若い世代は、「アナログ感覚」に新鮮さと人間らしい温かさを感じ、シティポップやレコードプレヤーに注目しています。
デジタル移行を体感した世代は、昔話や懐古主義ではなく、その過程で感じた「大切だと思える記憶」を語り継ぐことが必要だと思います。
皆さんのオトナのドアを開けてくれた人は誰ですか?
また、次世代に伝えたい事はありますか?
おまけ
車中に話は戻り、娘に「他にシティポップで知っている曲ある?」と聞くと、泰葉の「フライディ・チャイナタウン」が好きとの事。
泰葉といえば、私は、「小朝師匠金髪ブ〇野郎騒動」が浮かびましたが、娘にそれを説明すると「引き」そうなので止めました。
(この騒動を知っている方がいれば、コメント下さい。)
なぜ、私は、「どうでもいい情報」をいつまでも覚えているのでしょう?
本編の話題とは関係ありませんが、山下達郎氏の話題を1つ。
山下氏は、楽曲制作にあたり、締め切り時間5分前まで、徹底的に吟味し、変更を加えていくそうです。
私は、週1本の投稿ですが、日時の期限は決めています。
音楽界のレジェンドに習い、投稿ボタンを押す時まで、精査します。
「これで完璧」という答えが出ないのは承知ですが、最後まで悪あがきしています。
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