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譲渡会に優しい風が吹いた日。5つの命が動いた事

昨日は譲渡会でした。

何ヶ月も前から準備してきた、初めての挑戦。
一つでも多くの命に光を差してあげたい。
その想いだけで走ってきました。

どれだけの人が来てくれるのか。
どれだけの人が犬や猫たちを見てくれるのか。
すべてが手探りのスタートでした。

天気予報は一日中、本降りの雨。
それでも「雨天決行」の投稿を、当日の朝まで流し続けました。

そして、いざ蓋を開けてみると——
雨は降らず、総勢170人が来場。
キッチンカーは売り切れ続出。
近所の道路は渋滞するほどの賑わいでした。

そして、
犬2匹、猫3匹のトライアルが決まりました。
しかも猫は、子猫ではなく大人の猫が3匹です。

私は、本当に嬉しかった。
5つの命に、温かい家族との時間が始まる。
それだけが、何より嬉しかったのです。


猫の愛護団体の方から、こんなお話を聞きました。

その方が連れてきた猫たちは、
エイズキャリアだったり、
病気があったり、
目や足に障害があったり。

これまで、どこの譲渡会でも参加を断られてきたそうです。

「今日は、堂々とたくさんの人に見てもらえて誇らしかった」

そう言って、涙を流されました。

どんな状態であっても、
この子たちは、今を生きている一つの命。
その尊さは、何ひとつ変わらないのだと、改めて思いました。


犬たちも、それぞれでした。

怯えている子。
すっかり慣れてはしゃぐ子。
長くご縁がなかった子。

その中で、
保護団体に来てから一番長くいる子のトライアルが決まりました。

あの子の未来に、光が差した。
それがとても嬉しかった。


社員8名の小さな建設会社で、
5つの小さな命に新しい光が差しました。

よかった。
本当によかった。

譲渡会が終わり、後片付けをして、
ワンちゃんのいたガレージも、
猫ちゃんのいた部屋も、いつもの静かな場所に戻りました。

怒涛の一日が、嘘だったかのように。

けれど、
あの子たちは今日も生きています。

トライアルが決まった子も、
まだご縁を待つ子も、
それぞれの場所で、精一杯生きている。

毎日が尊い。

そう、改めて思えた一日でした。

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