“授業パーツ”という概念をマスターせよ!授業は細分化が超重要な理由
みなさんこんにちは、数学meganeです。
毎日の授業準備、正直しんどくないですか?
「授業は一生懸命考えたのに、なんだか反応がいまいち…」
「どこが悪かったのか分からないまま次の授業へ…」
私自身、若い頃はずっとそんな状態でした。
今日お話しするのは、これから私のブログ上で紹介する教材を扱うための大きな土台になるであろう非常に重要な概念です。
忙しい毎日の授業準備に役立ててくださると幸いです!
では、本題に入ります。
そもそも「“授業パーツ”という概念」とは一体何なのか?ここに疑問を持たれた方は多いはずです。
それもそのはず。これまでみなさんが受けてきた研修などで、あまり体系立てて聞く機会はなかったと思います。
「授業パーツ」というのは授業を細分化するための考え方の一つです。
どういうことか詳しく解説します。
まず、結論から伝えると、「授業パーツ」とは「10~15分程度の小さなまとまり」のことです。
つまり、50分間の授業を「50分のまとまり」と捉えるのではなく
「10~15分のまとまりをいくつか組み合わせたもの」と捉えるということです。
これが「授業パーツの概念による授業の細分化」です。
この「授業パーツ」の考え方には以下のメリットがあります。
◎うまくいっている部分とそうでない部分の把握が簡単になる。
例えば、授業中に「あれ?あんまり反応が良くないな…」となったとき、
50分という大きな枠の中でどこが良くなかったのかを見つけるのはかなり大変です。
しかし、パーツという概念をマスターすることができていれば、
「あ、ここのパーツで反応が悪かったな…、ということはこのパーツを改善すればいいのか!」
となるわけです。
具体的に例を示してみましょう。
中学1年生の「正負の数の乗法」の授業をパーツ化します。
構成パーツは全部で5つです。
パーツ①「活性化」小学校の乗法に関する知識の復習(10分)
パーツ②「計算ルールの確認」符号の関係を習得する(10分)
パーツ③「計算練習」パーツ②の内容を利用した問題演習を行う(10分)
パーツ④「応用①」3つ以上の数が入った問題演習を行う(10分)
パーツ⑤「応用②」小数や分数が入った複雑な計算の問題演習を行う(10分)
こちらの授業ですが、パーツ③・④あたりの正答率が良くない生徒が何人かいました。
そのとき私は「あ、パーツ②の部分で、もう少し簡易的な計算練習を入れるべきだった。」と考え、
別のクラスで改善した授業を行うと、パーツ③・④での計算ミスや正答率が激減しました。
もちろん、改善点を見つけた授業内でも、修正を施し、パーツ③・④の正答率を向上させました。
このように、パーツという概念を取り入れるだけで、授業の振り返りがスムーズになり、授業中の臨機応変な対応も可能になるわけです。
ちなみに、先ほど一つのパーツは「10~15分程度」と書きましたが、
ここは読者のみなさんの自由です。5分ほどの短いパーツがあっても大丈夫です。
アレンジの自由度は非常に高いです。
私がこのnoteで紹介する教材や授業展開は、すべてこの「授業パーツ」の考え方を土台に作っています。
これからみなさんがこのブログを通して教材や授業展開を閲覧する際には、パーツという概念を念頭において話を聞いてくださると、よりスムーズに理解できるのではないかと思います。
このnoteでは、
・授業でそのまま使える教材・授業展開
・思考力を育てる問題
・実際の授業実践、指導のコツ
を中心に発信していきます。
忙しい中でも「これなら使える」と思ってもらえるような、現場目線の即戦力になるような教材を届けたいと思っています。
