「N氏の庭探訪記」(63)秋、イラガ発見
「危ないところだった」とN氏。
見ると、ブルーベリーの枝先に緑の体を曲げている。

イラガ発見。
N氏が、長い箸で挟んでゴミ箱の上に置いた。
なるほど、幼虫が針を全身につけて身を守っている。
手を近づけると今にも針が飛んできそう。
「イラガは別名、でんき虫。

毒針に触れると電気が走ったような痛みを感じる。
何回も刺されるうちに、治療法も分かってきた。
刺された部分を、針をしごき取るように水で洗って、薬をつける。
それで何とか、重症化せずにすむ。
そうすると、2週間ぐらいの痛みですむ。
水洗いしないと、刺された当初は、痛みで夜も眠れないぐらい。
治るまで、およそ1ヶ月ほど痛みが続くこともある」とN氏。
昔はこんな虫はいなかった。
何も恐れずに野山を歩いた。
「春から初夏にかけては日に2回は観察を続けた。
葉の様子でそれと分かり、まだ小さい集団の時に潰してきた。
ブルーベリーの収穫時期にはほとんど姿を見せなかった。
用心しながらではあったが、孫たちにも収穫させることが出来た。
秋に出てくることは知っていたが、やはり。
カキ、サクラ、ウメにいる。
私の好きな植物ばかり。
パッションフルーツにはいない。
熱帯性で耐性を身につけているのか」とN氏。
温暖化はこどもたちを自然から遠ざけている。
