もう一度この一枚を見るために行きたい。ジャン=バティスト・カミーユ・コロー :Jean-Baptiste Camille Corot 「サン=ジェルマン=アン=レイの小道」|『開催中の小企画展「モネとルドン」』の展示室の中の一点でした。三菱一号館美術館にて。
※ヘッダー画像はズバリのものではなく、かなり似た構図だったので載せてみました。 ジャン=バティスト・カミーユ・コロー、
素晴らしく”いいなあ~~”と久々に思った作品でした。
昨日は三菱一号館美術館へ行ってきました。17時から入れる割引チケット(マジックアワーチケット2,300👉1,600円)だったので、30分くらい前に着いたのですが、その時点で20人弱並んでいました。
「ちょっと早すぎたかな」と思っていたら、開館直前には列の最後尾が見えないくらいの人出になっていました。
私が見たコローの作品名は下記の通りです。
《サン=ジェルマン=アン=レーの小道》
油彩・カンヴァス
三菱一号館美術館寄託(個人からの寄託作品)
三菱一号館美術館の「モネとルドン」の小企画展では、コローの《サン=ジェルマン=アン=レーの小道》が一枚だけ展示されています。
個人寄託作品で、画像もほとんど公開されていません。
私はその前でかなり長い時間、作品を眺めていました。
私の記憶では、左に牛が二頭、中央に人物、右に子どもか犬のような小さな何かが描かれていますが、どれも自然の中に溶け込んでいます。
このような構図の作品は派手ではありませんが、木々の空気や光の柔らかさが本当に美しく、この展示室の中でも特に印象に残った作品でした。
この展示室は、この展覧会の一番最後の順になっています。
入口のドアの手前の前に、小さいパネルに「この展示室は撮影全面禁止」と書いてあります。
そのパネルの脇を通って入るので、嫌でも、撮影禁止は理解できます。
中に入ると、「モネとルドン」の小企画展、とあるくらいですから、2人の画家のものがあると思って入るのですが、コローのような作家のものが突然現れるような演出、にくいなと思いました。(いよいよ隠し玉か!と内心)
下記の作品は、私の記憶で構図が似ている作品をMy Pinterestの中から選んだものです。 コローの「湖畔の朝」という作品です。 彼が晩年に描いた、このような「詩情豊かな風景画」はたくさん残されています。

PinterestのArtnet様より
下記のコローのサインが右隅に小さく書かれています。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、の反対でしょうか。作品があまりにも気に入ってしまったので、右下に小さく書かれた「COROT」のサインまで愛おしく思えてしまいました。

あとね、不思議だったんですよ。
しばらくぼーっと眺めていたら、絵全体が小さくチカチカ光って見えたんです。気のせいかもしれないけど、そう見えたんですよね。それがすごく印象に残りました。

こんな感じでした。

早く来てよかった!
あの光は何だったのか。
気のせいだったのか、それともコローの描いた光だったのか。
9月23日まで開催されています。
もう一度、あの一枚を見るために行こうと思っています。
「安いから行ってみよう」と思って選んだマジックアワーチケットでしたが、そのおかげで忘れられない一枚に出会えました。
#創作大賞2026
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パリに向け日々精進してまいります。