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「人は聞き方が9割/永松茂久」を読んでみた


01 この本を手に取ったわけ

眩米、Kindle Unlimitedに入っているわけで。
「傾聴力」で検索すると、永松茂久さんの名が真っ先に目に入ってきた。
永松茂久さんといえば、一番最初に読んだ著作は「斎藤一人の道は開ける」という本。
本棚に並ぶ神作の一つである。
そして、名著「感動の条件」。
こちらはKindleで読んだのだけれど、働く本質を教示してくれるタマブル(造語:魂を震わせるの意)本だったなあ。
永松さんの本なら読むに間違いないと思った。
傾聴力を学ぶための第一冊目としては申し分ないと。
これをUnlimitedで無料で読めるなんて、幸せな時代だ。

02 この本に期待できること

眩米が傾聴力に目覚めるきっかけとなった、
「ねえ、聞いてる?」問題
を最初に取り扱っているところがもうニーズ鷲掴みである。

冒頭で永松さんは言い切っている。

コミュニケーションにおいては、話し方より聞き方のほうが大切である

人は話し方が9割/永松茂久

読み終えた時には、

相手が自然と話をし始め、勝手にあなたのことを好きになる最高の聞き方

人は話し方が9割/永松茂久

を手にするための知識をお腹いっぱいに得られることが大いに期待できそうだ。

03 「ハッ」としたポイント

さあ、読み終えましたよ。
あっという間に読み終えた感覚で、とっても読みやすかった。

  1. なぜ「聞く人」はうまくいくのか?

  2. 人に好かれる人の聞き方

  3. 嫌われない聞き方

  4. 「また会いたい」と思われる人の聞き方

の4章立てで38の項目に分けて「聞くスキルと心得」を教えてくれたのだが、ここでは眩米がハッとしたポイントとあれ?っと思ったポイントを共有していきたい。

ハッとポイント01:聞き方は「スキル」より「メンタル」

聞き方は「スキル」より「メンタル」。
やっぱそうだよねって、めっちゃ共感した。
スキルでどんなに取り繕おうとも、隠せないのが心の在り方。
永松さんはこう説いている。

人は実力がある人、つき合うと得になるポジションについている人、もっと大きく言えば、自分にとってメリットのある人の話はよく聞きます。
しかし大切なことは、そうした利害関係のある人より、直接的にはメリットが見えない人に対してどう話を聞くことができるかなのです。

人は話し方が9割/永松茂久

これは本当に気を付けないといけないポイントだと反省した。
社会的な権威のある人の話を一生懸命聴くことは自然とできても、
隣にいる妻や同僚、道で挨拶したお婆ちゃんに同じ態度で耳を傾けることができているだろうか。

社会的なポジションや老若男女問わず、感情があるという面に関しては、人は皆、等しく同じです。
そう考えた時、同じ人間として、相手に対して敬意を持って話を聞くということは、とても大切なことです。

人は話し方が9割/永松茂久

スキルよりも心の在り方。相手への敬意。
肝に銘じるべき、アンダーライン不可避のポイントだ。

ハッとポイント02:自分の意見を話すタイミング

二つ目は、自分の意見を話すタイミングについて。

自分の価値観を言っていいのはただ一点だけ。
「ねえ、あなたはどう思う?」
と相手から聞かれた時のみです。
その時も、自分の価値観を強要することはやめましょう。

人は話し方が9割/永松茂久

このポイントについては、自分も思うところがあって以前ブログを書いたことがある。

この「自分の意見をいつ話すのか」
というタイミングがなかなか難しいのだ。

「どう思う?」
という待っていてもいつ訪れるのか分からないワード・・・
結局最後までその時は訪れないかもしれない。

それでも聴くに徹することができるだろうか。

相手には相手の価値観があり、自分には自分の価値観があるから、
必ずしも全ての話に共感できるわけではない。
そこで、「でも俺はこう思う」と口を挟んで相手の話を遮ってしまえば、
不快感をもたらすことになるかもしれない。
いくら正論であったとて、正論を押し付けられると人は納得するのではなく
反発したくなるものだ。

だから聞き手は相手の理解に徹すると同時に、
自分の心理状態も随時コントロールする必要がある。

まだだ。今は自分の話をする時ではない。
理解に徹するのだ。

という自己暗示が伴ってくる。

聴くというのはとてもエネルギーがいる行為だ。

あれ?ポイント:キラーワード「そうだよね、わかるよ。」

本書を読んでいて、「あれ?そうかな?」と思ったポイントも一つ。
内容よりも、「感情」を聞こう
という項目の中に出てくるキラーワードについて。

もちろん、内容よりも感情を聞くという点には共感しているが、
「そうだよね、わかるよ。」
というワードに関しては、慎重に使わなければいけないように思った。

本当に自分が苦しい時、
「わかるよ。」
なんて言われても、
「わかるわけないよね?」
って反発心が生まれてくることもあるかと。

キラーワードといえど安易に使うと火傷しそうだから、
気を付けようと思うのであった。

04 読んでみての感想

読みやすく、理解しやすい工夫が施されている良本だった。
永松さんに感謝。
タイトルからして手に取りたくなる。

聞く力ある者、現世を制す。

「人は本来話したい生き物」、
だからこそ「話を聞く人」が重宝される時代。

魔法の傾聴の5つのスキル、
嫌われない聞き方9つのスキルに加えて、
随所にやろうと思えばできるシンプルなことなのに、
できていないことが散りばめられ、
学びと反省の連続だった。

傾聴力を学びたいならば、まず手に取ってほしい一冊
という感想。

05 これはやってみよう

一つだけピックアップするとしたら、
聴く時の心の在り方を意識すること。

小手先のテクニックよりまずは精神面に重きをおこう。

7つの習慣にもあるように、
「まずは理解に徹し、理解してもらう」
という順番を大切にしたいのだ。

話を聴く前、もしくは聴いている時、
今この時、私は目の前の人の理解に徹する
という言葉を意識の中で唱える。
これを実践していこう。

06 新たに生まれた〇〇

今回の場合は疑問。
一つ目は、こちらは聞く準備ができていても、
相手が話をしてくれない場合、どうするべきか。
明らかに相手は辛そうなのに、何も話をしてもらえない時、
どういうアプローチをとったら良いのだろうか迷うことがある。

二つ目は、自分の状態が悪い時どうするべきか、という疑問。
話を聞けるような状態にない時がある。
例えば、自分が不満を溜めている時や身体的に疲れている時である。
予め聴く準備ができていないという状況も日常の中でよく起こりうる。
そんな時、どうすれば良いだろうか。

この二つの疑問に関しても、今後の「傾聴力」研究の中で、
ハッと体験があると嬉しい。

読者の方が抱く疑問や、眩米の疑問に対するアドバイスも、
ぜひコメントいただけると嬉しいです!

眩米一誓


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