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あなたの隣で、ずっとここにいる。——Brenda Russell『Brenda Russell』

1979年7月25日、Horizon Records / A&M Recordsよりリリース。プロデュースはAndré Fischer(Rufusのドラマー)。バーバンクのKendun RecordersとハリウッドのConway Recording Studios、United Western Recordersで録音された本作は、全9曲38分45秒。
R&Bチャート最高位20位を記録したデビューアルバムにして、フリーソウル×AORの交差点に咲いた隠れた傑作だ。

Brenda Russellという音楽家
1949年4月8日、ニューヨーク市生まれのシンガーソングライター・キーボード奏者。元夫Brian Russellとのデュオ「Brian & Brenda」としてセッションミュージシャンとして活動した後、離婚を機にソロキャリアをスタート。A&M Recordsと契約し本作でデビューを果たした。Earth,  Wind & Fireの「You」や「I’ve Had Enough」を共作するなど、作曲家・プロデューサーとしても卓越した才能を発揮した。

『Brenda Russell』という一枚
レーベル:Horizon Records / A&M Records(℗ 2000 UMG Recordings, Inc.)。全9曲、38分45秒。全曲ほぼRussell自身の作曲。R&B、ポップ、ソウル、AORが柔らかく溶け合い、肩の力が抜けたまま最後まで流れていく。

——あなたの隣で、ずっとここにいる。
シングル「So Good, So Right」はBillboard Adult Contemporary第8位、Hot Soul Songs第15位を記録した、夏の光のような明るいオープナー。「In  The Thick Of It」はグルーヴとキーボードが絡み合う心地よいミッドテンポ。「If Only For One Night」は一夜の甘さと切なさが同居する、夜向きの静かな名曲。
「A Little Bit Of Love」は少しだけの愛で十分、という軽やかな幸福感。そしてクロージングの「Piano In The Dark」——暗闇の中でピアノが鳴り響く5分20秒は、アルバムの最後にしてBrenda Russellの真骨頂が凝縮された一曲だ。

どんな夕方に聴いてほしいか
7月の夕方、日が傾いて街が橙色に染まる時間に。窓を開けて風を感じながら、誰かを思い浮かべるような夕暮れに。甘くて柔らかくて、少しだけ切ない38分に。

TRACKLIST
1 So Good, So Right
2 In The Thick Of It
3 If Only For One Night
4 Way Back When
5 A Little Bit Of Love
6 You’re Free
7 Think It Over
8 God Bless You
9 Piano In The Dark

あなたの隣で、ずっとここにいる。
幻音社


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