月明かりに会いに行く夜がある。——Jack Johnson『Meet The Moonlight』
2022年6月24日リリース。ハワイ出身のシンガーソングライターJack Johnsonの8thアルバム。前作『All The Light Above It Too』(2017)から5年ぶり、コロナ禍の静寂の中で書き溜めた全10曲35分31秒。アコースティックギターの温もりはそのままに、深夜の静けさと内省が新たに加わった、最も「夜」に寄り添う一枚。
Jack Johnsonという音楽家
1975年ハワイ州オアフ島生まれ。幼少期からサーフィンと音楽に親しみ、プロサーファーとしての活躍の後に音楽の道へ。2001年のデビューアルバム『Brushfire Fairytales』でアコースティックギター×ボサノバ的グルーヴという独自のスタイルを確立し、世界的なシンガーソングライターとなった。
サーフィン、環境問題、家族への愛を一貫したテーマとしながら、20年以上にわたって変わらない温もりを届け続けている。
『Meet The Moonlight』という一枚
レーベル:Brushfire Records。全10曲、35分31秒。全曲Jack Johnson作。プロデュースはJohnsonとRobert Carriere。シンプルなアコースティックギターを軸に、深夜のムードと内省的なリリックが寄り添う成熟した一枚。
——月明かりに会いに行く夜がある。
オープナー「Open Mind」は開かれた心で世界を受け入れることを歌う、穏やかで静かな始まり。「3AM Radio」は深夜3時のラジオのように、誰かの眠れない夜に寄り添う。「Calm Down」は名前通り、すべてを落ち着かせる柔らかいグルーヴ。
表題曲「Meet The Moonlight」はアルバムの核心、月明かりと自分だけの夜の時間を大切にすることへの讃歌。「Windblown Eyes」は風に揺れる目で世界を見るような詩的な一曲、クロージング「Any Wonder」が35分の夜をそっと閉じる。
どんな夜に聴いてほしいか
8月の夜、少し風が出てきた時間に。月が出ていたらなお良い。難しいことは何もいらない、ただギターの音と声と、この35分だけ。月明かりに会いに行く夜に。
TRACKLIST
1 Open Mind
2 3AM Radio
3 Calm Down
4 One Step Ahead
5 Meet The Moonlight
6 Don’t Look Now
7 Costume Party
8 I Tend To Digress
9 Windblown Eyes
10 Any Wonder
月明かりに会いに行く夜がある。
幻音社
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