【完全オリジナルAI活用術】多趣味ではなく、「無趣味」な太郎課長―挫折系管理職・太郎課長のAI伴走記#53―
今回のブログでは、完全オリジナルなAI活用術を紹介します。
新しく始めたい趣味がある方は、AIを使って趣味の疑似体験をしてみてはいかがですか?
疑似体験ですのでお金はかかりませんよ。
プロローグ:趣味って、そんなに必要ですか?
田中「太郎課長って、趣味あるんですか?」
——この質問、地味に人を刺す。
若い頃は自信満々に答えていました。
「いやぁ、多趣味ですね!」と。
実際、ゴルフ、草野球、釣り、蕎麦打ち、料理、乗馬、競艇、フレンチ、シングルモルト、クラフトビール、ショットバー、ヨット、登山……。
やりました、全部。けど、全部続きませんでした。
今になって思う。
俺は多趣味じゃなかった。無趣味だったんだ。
けれどそれは、マイナスじゃない。
むしろ、戻らなくていいという“自由”だ。
この境地に辿り着いて、初めてAIの出番がやってきた。
第一章:破天荒時代、なんでも屋の青春
20代の私は、勢いで生きていました。
夜中に「明日スカイダイビング行こう!」と言い出して、
翌朝には飛行機の中で後悔。
陶芸教室では湯呑みを作るつもりが灰皿を量産し、
ギターはFコードで脱落。
競艇では舟券よりも夢を沈めた。
スーツよりウェットスーツの方が似合っていた時代です。
熱はあったけど、続かなかった。
多趣味というより、情熱の使い捨て。
でも、その「やり尽くし」は今の私の基礎体力になっている。
第二章:無趣味という悟り
40代後半。
ふと気づけば、何も続いていない。
趣味らしい趣味がない。
以前なら焦ったでしょう。
でも、今は違う。
“無趣味”とは、過去に戻らなくていいということ。
「食わず嫌い」ではなく、「やったことはある」。
——そう思えた瞬間、肩の力が抜けたんです。
そしてその夜、ベランダで缶ビールをプシュッと開けながら、
ChatGPTを立ち上げた。
「AIよ、俺の次の趣味を見つけてくれ」と。
第三章:AIがくれた新しい遊び方
入力したプロンプトはこれです。
私は50代の会社員です。これまでゴルフ、草野球、海釣り、蕎麦打ち、料理、競艇、乗馬など様々な趣味を体験してきましたが、どれも「戻りたい趣味」にはなりませんでした。
以下の条件で、私が未体験で、かつ没頭できる可能性の高い趣味を5つ提案してください:
【条件】
- 初期費用10万円以内
- 一人でも楽しめる
- 継続的な学びがある
- 創作性や達成感が得られる
- これまでの経験とは全く異なるジャンル
数秒後、AIの答えが届いた。
「木彫り」「AI作曲」「写真エッセイ」「電子工作」「VR園芸」。
どれも、自分の破天荒な過去にはなかった世界。
それを見た瞬間、笑ってしまった。
——AI、お前、俺をわかってるじゃないか。
第四章:趣味を選ぶという再就職活動
提案された5つを前に、私は考えた。
「時間的に現実的か?」「ビール片手でもできるか?」
もはや趣味の面接会。
そして気づいた。
若い頃は“勢いで始めて飽きる”人だったけど、
今は“考えて選ぶ”人になっている。
歳を取るって、案外いいもんだ。
深く選べるようになる。
AIはその面接官として、冷静かつ優秀だった。
第五章:AIによる「脳内趣味旅行」
次にAIにこう頼んだ。
私は[選んだ趣味]を始めたばかりの初心者です。
その趣味に没頭している1日を、五感を使って描写してください。
数秒後、AIが語り始めた。
朝の光、指先の感触、集中する音、完成した瞬間の呼吸。
読みながら、なぜか心拍数が上がった。
“やってないのに、やった気になる”。
脳が錯覚する。
でも、それが心地よい。
まるで、青春を再放送してるようだった。
第六章:音読さんで耳の中に体験を流す
文章を音読さんで音声化して聴いてみた。
AIの声が、自分の内なる語りのように響く。
BGMを入れたら、完全にドキュメンタリー番組だ。
目を閉じると、若い頃の破天荒な自分と、
AIと語り合う今の自分が、ゆっくり重なっていく。
“無趣味”という静けさの中に、
確かな熱が戻ってくるのを感じた。
第七章:無趣味は、戻らなくていい自由
無趣味って、空っぽじゃない。
戻らなくていい、という前向きな状態だ。
やりきった人間にしか分からない、清々しい余白。
AIは、その余白に色を塗ってくれる。
もう何かにしがみつかなくてもいい。
それでも、人生はまだ遊べる。
“多趣味ではなく無趣味”——それは、
失った情熱の墓標ではなく、
情熱を更新する余白なんだ。
エピローグ:ベランダのビールと悟りの泡
ブログを書き終えて、ベランダでビールをプシュッ。
泡の音が、静かな夜に染みていく。
かつては刺激を追いかけ、
今は静けさの中に刺激を見つける。
俺は、多趣味ではなく、無趣味。
それは、いつでも始められるし戻らなくていい人間だけが持てる贅沢だ。
破天荒で、飽きっぽくて、でも学び続ける。
そんな自分を、AIが静かに肯定してくれた夜だった。
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