「膝抜き」は罠? 水ヨーヨーのように落ちる、マンション無音タバタの極意【身体操作実験】
押忍!空手家パパです。
5歳の息子が寝静まった夜。
「よーし、今日もタバタ式(20秒全力・10秒休憩の高強度トレーニング)で限界まで追い込むぞぉ❤️(変態)」と、リビングで一人ハァハァしながらジャンプを繰り返していた時のこと。
寝てたはずの妻から冷たい一言が飛んできました。
「殺すぞ、うるさい!」
ですよねー。夜の全力ジャンプは、家族と近隣の平和な陣地を脅かしますよねー。
「それなら、一切音を立てずにやってやる!」と意気込んで、着地音を消して動いてみたものの……
いや、難しくね!?
音を消そうとすると、筋肉で無理やりブレーキをかけることになり、全然スピードが出ません。
それどころか、不自然な動きのせいで逆に関節がおかしくなりそうです。
しかし、その不自然さの中でハッと気づいてしまったんです。
「無音で、かつ高速で動く……これ、よくわからなかった古武術的な身体操作のイメージそのものじゃないか?」と。
今日は、マイスイートハニーの雷からひらめいた「身体の構造」と、無音で限界を突破するための実験レポートをお話しします。
(※あくまで私が汗を流しながら行き着いた個人の仮説なので、エンタメ半分・実験半分で読んでください。これ合ってるかわからないですから。だが、書く!)
■ 「膝"だけ"を抜く」のは罠である!(私見です)
無音で素早く動くためには、筋肉の力で無理やりブレーキをかけるのをやめて、もっと自然な構造(システム)を使う必要があります。
よく武道やスポーツの世界では「膝を抜け(膝の力を抜け)」と言われますが、私見を言わせてもらうと、「膝"だけ"に頼ろうとする」のは罠です。
人間の膝は、単なる「ドアの蝶番(ちょうつがい)」です。単体で全体重の衝撃を吸収する構造にはなっていません。
無音で着地しようとして「膝だけ」で踏ん張ったりクッションを作ろうとしたり緩ませたりすると、一発で違和感発生からの故障となります。
大事なのは、膝だけではなく、人体最大のエンジン「股関節」と、高性能サスペンション「足首」を、膝と連動させて3つ同時に使う(緩める意識する)ことなんです。
■ 最も重要なのは「体の中のイメトレ」
ここで重要になるのが、「体の中のイメージトレーニング」です。
最近流行りの「テンセグリティ構造(張力でバランスを保つ構造)」とも言われますが、あのイメージも凄くいいです!
人間の脳は、「膝を曲げよう」と思った瞬間に、無意識に太ももの筋肉にブレーキ(力み)の信号を送ってしまいます。
だから、物理的な体の動きよりも、脳内のイメージを書き換えることが不可欠なんです。
そこでおすすめしたいイメージが、夏祭りの「水ヨーヨー」です。
* 指にかける輪っか= 頭頂部が軽く引っ張られている姿勢
* ゴム紐= 筋肉の力みがない、一つに繋がった張りのある身体
* 水の入った風船= 動く重心(骨盤まわり)
水ヨーヨーをポンポンする時、力ずくで上に引き上げませんよね。
手の力をフッと抜いてヨーヨーを「落下」させ、一番下でゴム紐がピンと張った「勝手にもどる反動」でフワッと戻ってくる。
これを自分の体でやるイメージです。
股関節・膝・足首を連動させてストンと落ちる。
力んで踏ん張るのは、落ちてきた水ヨーヨーを空中でガシッと手で掴んでしまうのと同じ。
せっかくの重力エネルギーと反動が死んでしまいます。
体の中を意識して緩めていけば自ずと感覚が掴めますので、力ずくにやらないようにだけお気をつけください。
遠回りになります。
■ 無音で追い込む「忍者タバタ」3つの型
この水ヨーヨーの感覚を使った、マンションでもできる「忍者タバタ」のメニューを3つ紹介します。
① 水ヨーヨー式・抜きスクワット
筋肉でしゃがんで立ち上がるのではありません。頭頂部を吊られた姿勢から下半身の関節の力をフッと抜き、重力に任せて「ストン」と真下に落下。
一番下まで行ったら、ヨーヨーの反動のようにポーンと元の姿勢に戻ります。
**(※太ももで「よっこいしょ」と立ち上がるのではなく、足首で着地の衝撃をフッと消し、同時に「股関節」をから引き上げるイメージを持つと、反動で軽く戻れます)**
② すり足・マウンテンクライマー
腕立て伏せの姿勢から、左右の足を交互に胸に引き寄せる運動です。
ピョンピョン跳ねず、足の裏を床から1ミリも離さずに「すり足」で前後に高速スライドさせます。
**(※注意:裸足でやると摩擦で皮が剥けます!足の下にタオルや雑巾を敷いて滑らせてください。床もピカピカになります笑)**
③ 関節連動・サイレントランジ
股関節・膝・足首を連動させて前に倒れ込み、足を前後に開いて沈み込みます。そして前足で地面を「蹴らずに」、後ろ足の引き寄せだけで元の姿勢に戻ります。
**(※前足の足首を柔らかく使って着地の音を消し、戻る時は前足で突っ張るのではなく、「股関節」を後ろに引き戻す感覚を使います)**
■ ⚠️ 実行前の「絶対のルール(防衛線)」
最後に、これを試す前に絶対に守ってほしいルールがあります。
1.最初から「20秒全力」でやらない
「筋トレ」と「HIIT(心肺機能と神経を鍛える)」は違うシステムです。まずは「無音で、力まず動けるか」という神経のデバッグ作業だと思って、ゆっくり丁寧に実験してください。
2.無音よりも「正しいフォーム」が絶対優先
音を消そうとするあまり、背中が丸まったり、膝が内側に入ったりするのは本末転倒です。関節を痛める原因になるので、まずは鏡を見て正しい構造を保つことを優先してください。
3. 痛みが出たら「即撤退」
タバタ式は心肺を追い込むトレーニングです。膝、股関節、腰に少しでも痛みや違和感が出たら、その日の実験は即中止してください。
また、高血圧や心疾患、関節に不安がある方は、高強度トレーニングを始める前に必ずお医者さんに相談してくださいね。
妻に怒られないために始めた無音トレーニングですが、日常の理不尽(?)の裏には、自分の身体構造を見直すチャンスが隠れているものです。
自分の陣地(身体の安全と構造)は、失敗しながら、自分で整えよう。
今夜、無理のない範囲で、共に戦いましょう。押忍!
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押忍!
