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空手に先手なし。実は"受けた瞬間に勝負は終わる"という素敵な話



押忍!空手家パパです。

みなさん空手ってどんなイメージですか?

「力強い正拳突き」や「瓦割り」、「片眉をそいで山に籠るやばい人」イメージが強いと思います。

しかし、かなーり私見ですが、空手の技術の中で一番優れていて、最もレベルが高い完成されたシステムは『受け手(うけて)』です。

「攻撃を防ぐ(受け)」と言われたら、ストリートファイターのように「両腕を顔の前に上げてガチッとガードする」ようなカタチを思い浮かべると思いますが、これは受けとしては下の下です。

あのガード方法、ルールなしの実戦や素手の戦いでやると、めちゃくちゃ危険なんです。

と、言うわけで今回は、あれこの人、何パパ?と言われないように空手の魅力をガシッと皆さんにお伝えしたいと思います。

さあ、子どもからお年寄りまでみんなで空手家になりましょう!
レッツ空手ゴー!

■ やりがちなNG:力で「押し返す」と、自分が崩れる

急に誰かが殴りかかってきたり、体当たりされたりしたとき、人間が本能的にどうしてもやってしまう動きがあります。

それは、「迫ってくる相手に対して、手を伸ばして距離を取ろうとする」ことです。

相手を自分から遠ざけようとして、力ずくで相手の腕を押したり、掴んだり、顔を背け手だけ伸ばしたりしてしまうんですね。

ハッキリ言います。この受け方は、悪手です。

なぜなら、飛んでくる強いパワーを正面から力で止めようとする、または大きく拒絶しようとする。これをしてしまうと自分の体勢(軸)が大きく崩れてしまったり、肩がカチコチになり、動けなくなります。

そんなに頑張ってるのに、相手の体勢は崩れません。相手からはすぐに次の二の矢、三の矢が飛んできて、一気にピンチに陥ります。

ちなみに、格闘ゲームのような顔の前でのガードは、相手がグローブをつけてくれている競技(ボクシングなど)なら拳がでかいので有効です。

ですが、素手での戦いや武器を持たれた時は、もっと違う受け方をする必要があります。

■ 空手の受けの秘密:「前腕の回転」で逸らしてズラす

じゃあ、どうやって受けるのが正解なのか。
実はその答えは、空手の伝統的な「基本稽古」や「型(カタ)」の動きの中に隠されています。

ここで、ちょっとした実験をしてみましょう。
誰か他の人と、お互いの腕(前腕)をクロスさせてみてください。

左が自分の腕、右が相手の腕だとします。

この状態で、左の腕を使って「力任せに横へグーーッ!」と力で押し上げようとしても、相手が踏ん張っていたらなかなか動きませんよね。
ところが、力をフッと抜いて、自分の前腕を「クルッ」と回転させながら動かしてみてください。

……どうですか?

驚くほど軽い力で、相手の腕がフワッと動きませんでしたか?

上下や斜めでも同じです。
これこそが、空手の受けが使っている物理の構造です。

腕全体の力はゆるーく、柔らかい状態にキープしておき、自分の急所(センターライン)に向かって飛んでくる相手の腕に対して、まずは「点」ではなく「面」でふわりと触れる。

その瞬間に、前腕をクルッと回転させることで、相手の攻撃の軌道を外側へ「ずらす」んです。
その際、引き手を活用し、力みなく体の力で相手をよりずらし、さらに次の攻撃準備を完了させます。

人間の身体は不思議なもので、力任せにガン!とぶつけられると、「あ、反撃が来た!」と本能的に反応して力を踏ん張ることができます。
しかし、柔らかく添えられて、回転でスルスルッと軌道を外されると、相手の脳は反応できません。

ぶつかる衝撃を感じにくいため、相手は受けられただけで軸が崩れ、武道用語的に「死に体」になります。まな板の鯉状態です。

■ 「空手に先手なし」の本当の恐ろしさ

武道の世界には「空手に先手なし」という有名な言葉があります。

一般的には「空手から先に手を出すな、身を守るための防衛の技だ」という、道徳的な精神論として捉えられますし、教育として大いにありです。

しかし、技術的な視点からこの言葉を解剖すると、全く違う真実が見えてきます。

空手の本当の受けは、「相手の攻撃をずらしたその一瞬で、掴みや、致命的なカウンター(反撃)への準備が完了している」

これこそが次の打撃による一撃必殺の要素となっています!

急所を外してずらした瞬間、相手の体勢は崩れ、こちらは無傷。その場で相手の腕をガチッと掴んで、空いた急所に拳を叩き込む。

「受け」と「攻撃」が完全に一つの流れとしてセットになって、隙(すき)が一切ない構造。これこそが「先手なし」の真意です。
※私見です!

(※ちなみに合気道は「相手の力に乗って投げる」、古武術は「受けながら腕を破壊する」。同じ「受け」でも思想が全然違うんです。その話はまた今度💁)

■ 終わりに:空手の奥深さは、ここからが本番!

空手って、実は「強くなる技術」というより、
「崩れずに生きる身体の使い方」なのかもしれません。

力まず、慌てず、相手に飲まれない。

「ちょっと身体の使い方を学んでみたいな」「自分の軸を整えてみたいな」「空手家パパやっつけたいな」という方、空手はいつから始めても遅すぎることはありません。

伝統派の空手は怪我しにくいですよー!
肩こりはマジで空手やると治りますよー!

はい、ただの空手広報記事ですね。最近、競技人口も減ってるので、空手家パパちょっと必死です😅

では、よかったら共に戦いましょう。押忍!

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