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メンバーシップ開設しました。

私は、つい別の世界を考えてしまう

駅のエスカレーターに乗る。

多くの人は目的地へ向かうために乗っている。

私は少し違う。

なぜ人は片側に並ぶのだろう。

なぜ誰も疑問に思わないのだろう。

もし最初から両側に立つ文化だったら。

もしエスカレーター自身が意思を持っていたら。

そんなことを考えてしまう。

電車に乗る。

多くの人はスマホを見る。

私は窓の外を見る。

そして思う。

もしこの窓が過去を映したらどうだろう。

昭和の風景が流れたら。

江戸の町が見えたら。

百年後の東京が見えたら。

その時代の人は何を考え、何に悩み、何に希望を見ているのだろう。

そんなことを考えてしまう。

救急車のサイレンが聞こえる。

私は道を譲る。

しかしその後で考える。

もっと早く患者の元へ行く方法はないのだろうか。

空を飛べないのだろうか。

渋滞を避けられないのだろうか。

その疑問は、やがてドローン救急車という発想になった。

私の頭の中では、

世界はいつも少しだけ変形している。

階段が無くなったら。

蛇口が無くなったら。

質問が無くなったら。

当たり前が一つ消えた時、

人間はどう変わるのだろう。

そんなことを考えているうちに、

『無い地球・ある地球』が生まれた。

私は発明家ではない。

研究者でもない。

未来予測の専門家でもない。

ただ、

目の前の世界を見ると、

その奥にある別の可能性が見えてしまう。

正直に言えば、

少し面倒な性格だと思う。

駅でも。

電車でも。

旅先でも。

頭の中で勝手に物語が始まる。

社会提案が始まる。

別の地球が生まれる。

しかし私は、

その癖のおかげで生きてこられた。

子供の頃から今まで、

ずっと世界に飽きなかった。

同じ駅を見ても。

同じ街を歩いても。

同じ景色を見ても。

そこには別の可能性が隠れていたからだ。

だから私はこれからも考え続けると思う。

別の世界を。

別の未来を。

別の地球を。

そして、その中のいくつかを、

物語にしたり、

社会提案にしたり、

現実の形にしたりしていきたい。

このメンバーシップでは、

完成した作品だけではなく、

そんな「別の世界」が生まれる瞬間も共有していこうと思う。

ここは作品の展示場ではない。

未来の試作工場である。

もし興味があれば、

これからも一緒に旅を続けてほしい。

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