名建築に浸る、味わう。船岡温泉とさらさ西陣
船岡温泉で、大正浪漫に身をゆだねる。今回は京都へ。
京都・西陣エリアへ。
ここには、時を経てもなお輝きを放つ名建築がふたつある。
ひとつは、大正時代から地元に愛される登録有形文化財の銭湯「船岡温泉」です。もうひとつは、その歴史を受け継ぎながら新たな魅力を纏ったカフェ「さらさ西陣」。
湯けむりと名建築をたどる大人の寄り道は、京都の新しい楽しみ方を教えてくれます。京都は、何度行ってもいいところ。レトロ銭湯も多いので巡りたい。(これは涼しくなってからですね。今は暑すぎる。。)

脱衣所にに入ると豪華な彫刻や欄間、大正時代から昭和初期にかけて流行した色鮮やかなマジョリカタイルなど、見どころたくさん!
上海事変の様子が描かれた仕切りの欄間や天井の彫刻など、まるで美術館のようです。マジョリカタイルに囲まれた通路も素敵でした。
お風呂を楽しむだけでなく、建物の歴史と美しい装飾に見惚れます。露天風呂もあって癒されますよ。ちなみに「船岡温泉」の「温泉」は上方における伝統的な風呂屋の屋号に多く見られるものであり、天然温泉を意味するものではないそうです。が・行く価値ありありです。
◾️所在地:京都市北区紫野南舟岡町82-1 Tel|075-441-3735
◾️設 計:庭石屋を営んでいた大野家初代・大野松之助氏が旅館「船岡楼とその附属浴場である「船岡温泉」を建築
◾️構 造:脱衣場:木造/浴場:鉄筋コンクリート造
<国の登録有形文化財>
※基本的には無休でありますが私が行ったときの次の日が臨時休業とあり危なかったのです。念のため確認された方が安心かも。
銭湯からカフェへ 「さらさ西陣」の新しい物語

船岡温泉まで来たのであれば「さらさ西陣」カフェに寄らないといけませんよーーー。歩いて10分ほどで着きます。
昭和初期の銭湯を改装したカフェ「さらさ西陣」です。
店内に足を踏み入れると、壁一面の店内には、マジョリカタイルが目に飛び込み、こちらもまるで美術館の一角のよう。
高い天井と、銭湯時代の名残をとどめた空間は、どこか懐かしくも新鮮。

マジョリカタイルをよく見ると様々なテキスタイルがあって、立体的なものも。これまた美しきアンティーク店内。こんな素敵なところでのランチタイム。来てよかった〜。

◾️所在地:京都市北区紫野東藤ノ森町11-1 ☎︎ 075-432-5075
<船岡温泉と同じく文化庁の登録文化財に指定>
本日は、そのまま京都に一泊。
日帰りでなく一泊にするといいんですよね。満足度が「ぐんっ」と上がります。レトロ温泉を楽しんだのでその名残を楽しみたくて「Umekoji Potel KYOTO(梅小路ポテル京都)」に泊まりました。
今時の綺麗なホテルなんですが、大浴場をあえてかわいいレトロ銭湯みたいにしていて楽しかったです。こちらのホテルは、滞在時間を楽しむ工夫がされていてもう一泊したいくらいでした。
名建築。銭湯時代の名残をとどめたカフェ。古さだけでない時間と物語に参加させてもらったような京都旅でした。

