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赤信号でも右折していい!?アメリカでの運転でびっくりしたポイント

アメリカで運転し始めた頃、いちばん「え、いま合法なの?」ってなったのがこれでした。

赤信号なのに、みんな右折していく。

最初は本気で「信号無視がデフォルトの国なのか…?」と思って、交差点で固まります。で、固まってると後ろの車がじわじわ詰めてきて、軽く圧を感じる。あるあるです。

でもこれ、ちゃんとルールとして存在します。ざっくり言うと、「赤でも右折していい場合がある。ただし条件が多い」です。


結論:右折できるのは“赤でも行っていい”ではなく、“止まったうえで、行けそうなら行っていい”

ここがいちばん大事です。

アメリカの「赤で右折OK」は、赤信号が青信号に変身するわけじゃなくて、あくまで一度しっかり止まったあとに、状況を見て“安全なら”曲がっていいという扱いです。

カリフォルニアのDMV(運転者ハンドブック)でも、考え方はだいたいこれです。

  • 交差点に「NO TURN ON RED(赤で右折禁止)」の標識がなければ、赤でも右折できることがある

  • ただし、停止線(なければ横断歩道の手前、さらにそれもなければ交差点に入る前)でいったん止まる

  • 歩行者がいれば当然ゆずる

  • 安全確認してから右折する

要するに、右折を許される前に「ちゃんと止まって、ちゃんと見る」がセットになっています。


「NO TURN ON RED」が出てたら、その瞬間に話は終わり

赤で右折できるのが当たり前の地域でも、交差点によってはきっちり禁止されています。

この標識がある場所って、だいたい理由があります。歩行者が多いとか、見通しが悪いとか、右折先がやたら危ないとか。慣れてくると「あ、ここは出るだろうな」って雰囲気で分かってくるんですが、最初は見落としがちです。

なので、右折の話をする前にまず「標識ある?」を先に見るのが安全です。


赤い「矢印」は、さらに別物だと思っておいたほうがいい

これも最初混乱します。

赤信号(丸いやつ)と、赤い矢印って、感覚的には同じに見えるんですが、少なくともカリフォルニアの説明だと、赤矢印は「止まれ。曲がるな」という整理です。

州や地域で運用が違う話が出てくることもあるので、旅行や出張で州をまたぐ人ほど、ここは割り切ったほうが楽です。

私はもう「赤矢印は曲がらない」と決めています。迷ったとき、いちばん損が少ないのはだいたいこれです。


“アメリカならどこでも赤で右折OK”と思うと危ない:NYCは原則ダメ

アメリカ運転って、州ごとにルールが違うのはもちろんなんですが、都市単位でもクセがあります。

有名なのがニューヨーク市(NYC)で、ここは原則として赤信号で右折できません(例外の標識があるときだけ、という感じ)。

LAあたりで赤右折に慣れた人が、NYCで同じノリのままやると普通に危ないです。旅行で行く人は特に「場所によってはそもそも禁止」があることだけ、頭の片隅に入れておくと安心です。ただ、NYCはそもそも公共交通機関が非常に発展していますので、観光で行く方も、留学で行く方も、NYCで車の運転をする機会はほぼないように思います。


いちばんヒヤッとする相手は、対向車より「歩行者」と「自転車」

赤で右折するとき、つい車ばかり見てしまいます。左から来る車の流れ、途切れたかどうか、合流できるかどうか。もちろん大事なんですが、事故っぽくなるのはむしろ別のところだったりします。

具体的には、横断歩道の歩行者と、自転車(自転車レーン含む)。特に自転車はスピードがあるので、見えたと思った瞬間にはもう近いことがあります。

私が自分の中で意識している順番は、だいたいこんな感じです。

  • まず止まる(ここで中途半端に進まない)

  • 横断歩道を左右で確認する

  • 自転車レーンや、自転車が来そうな方向をもう一回見る

  • そのあとで車の流れを見る

車は大きいから比較的見えるんですが、歩行者と自転車は「見落としたら終わり」になりやすいので、先にケアしておくほうが結局ラクです。


体験談っぽい話:いちばん怖いのは「いける!」と思った瞬間に起きる

赤信号で右折しようとして、停止線で止まりました。左から来る車の流れが切れそうで、「いまならいけそう」と思ってハンドルを切りかけた瞬間、横断歩道に人(もしくは自転車)がスッと入ってきて、心臓が一回キュッとなる。

あの瞬間って、たぶん誰でも一回は経験します。

車ばかり見てると、こうなります。
逆に言うと、赤右折が怖いのは「赤で曲がること」自体じゃなくて、こっちの注意が一点に寄ってしまうことなんだと思います。

それ以来、私は赤右折のときだけは、横断歩道と自転車レーンを“わざと二回見る”ようにしています。面倒なんですが、これをやるだけでヒヤッとする回数が目に見えて減りました。


まとめ:赤右折は便利だけど、便利な分だけ「自分が確認する量」が増える

赤信号でも右折できるのは確かに便利です。信号待ちが減るし、右折のたびに時間が節約できます。

でも、その代わりに「確認する責任」が運転手に寄ってきます。だから私は、赤右折を時短テクとして扱うのをやめました。あれはどっちかというと注意力テストです。

最後に、自分がいつも頭の中で回していることを文章にして終わります。

赤右折をするときは、まず標識を探す。禁止が出てたら素直に待つ。禁止がなければ、とにかく一回止まる。止まって、横断歩道と自転車を先に見る。それで「少しでも嫌な感じ」がしたら、無理に行かない。待つ。

結局、これがいちばん安全で、いちばんストレスが少ないです。

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