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⸻火事のあと、どうなったのか⑤ ──火災後の手続き②

はじめに

火事って、燃えたら終わりじゃないんですよね。
むしろ“ここから”がスタートで、やることが次々出てきます。

今回は、その中でも特に重要だった「罹災証明書の申請」と、そこから派生する行政・保険・片付けのあれこれについてまとめました。
実際にどこまで補償されたのか、何が通らなかったのか…リアルな部分も含めて書いていきます。

「これから同じ状況になる人が少しでも楽になれば」と思ってるので、気楽に読んでもらえたら嬉しいです。



1. 罹災証明書がないと、何も始まらない

火災後にまず最初にすることは、「罹災証明書」の申請。
この書類がないと、行政の支援も保険の手続きも一切スタートできません。

書く内容は、細かくなくても大丈夫です。
たとえば「リビング:日用品(化粧品、ティッシュなど)」といった、ざっくりした記入でもOK。

……ただ僕は、真逆をいきました。
「原因は漏電かもしれない」という話だったので、
記憶をたどって、部屋にあったものをかなり細かく書きました。
特に洋服は、好きで集めてたのでかなり本気で(笑)
購入日も思い出して書いたり、アイテムリストもつけたり。
嫁には「マジでそこまでやる!?」と呆れ笑いされました(笑)



2. 補償内容、思ってたのと全然違った…

ちゃんと書いたから、しっかり補償される。
……と思ってたんですけど、これがなかなか厳しかった。

補償されるのは、あくまで「最低限の生活に必要な家電」など。
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど、生活を立て直すためのものです。

逆に、衣類・ゲーム・趣味のものは基本的に対象外。
残念ながら、僕がどれだけ熱意を込めて書いても、そこは“意味なし”でした(泣)

でも、この作業を通して気持ちの整理ができたのも事実。
それに、今こうして書けているのも、あの時の自分が必死だったからこそだと思ってます。



3. 提出先は3か所。コピーか原本かも要チェック

罹災証明書が書けたら、次は提出です。
提出先は以下の3か所:
• 消防署(駆けつけてくれたところ)
• 市役所(火災があったという証明として)
• 保険会社(自分用と相手用で2部ずつ用意)

ここで注意なのが、原本が必要な場合とコピーでOKな場合があること。
自治体や保険会社によって違うので、事前に確認しておくのがおすすめです。



4. ゴミ回収業者の手配(ここも市役所がカギ)

焼けたものの処分は、市役所経由で依頼するのが大事。
これを通さないと、補助が出ないどころか、処分費用が満額かかってしまうケースもあります。

うちの地域では、市を通しただけで約8万円ほど差が出ました。
業者の手配自体は自分たちでやる必要がありますが、
「市役所を通すかどうか」で金額がまるで違うので、絶対に忘れずに。



5. 保険会社とのやり取りは慎重に

ここが正念場です。
理想は「自分の保険会社」と「相手の保険会社」が同日に立ち会ってくれること。

でも、現実はそううまくいかない。
別々の日に調査が来るケースもあり、その場合は**“どちらの立会いも終わるまで片付けてはいけません”。**

一見、親切心で「先に片付けとこうか」と動いてしまいそうですが、
それをやってしまうと保険が下りない可能性もあるので注意!

僕らも、けっこう強めに片付けを急かされましたが、
「まだなんで、フェアに行きましょう」と断りました。
1~3回くらい断った記憶があります(笑)

あと、火災の経緯をメモしておくと、説明がスムーズになります。
たとえば、うちのケースだと──
• 火災報知器が鳴らなかった
• 原因は漏電かもしれない
• 出火原因は不明

こういった情報は、保険会社の判断材料になるので、できるだけ覚えておくか、メモしておくのがオススメです。



6. ひと段落。でもまだ山はある

ここまで来ると、手続き関係の大きな山はひとつ越えた感があります。

とはいえ、まだまだやることは残っていて、
• ゴミの最終処理
• 保険会社の最終判断待ち
• 出火原因調査(ルーターなどの解析)

などなど、次の段階へと進んでいきます。



おわりに

ここまででも正直しんどかったですが、
知っていたおかげで少し楽になったことも多かったです。
このnoteが、誰かの「不安の先回り」になってくれたら嬉しいです。



次回予告

次は、「実際の片付け作業」や「ゴミ処分の進め方」について。
現場でのリアルな葛藤や、思っていたより大変だったことなどを中心に書いていきます。

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