【第16話】「プロンプト」なんて覚えなくていい。43年目の現役SEが語る、AIと話すための”たった一つのルール”。
こんばんは。68歳の現役SEです。
いつも読んでいただきありがとう
ございます。
皆様からの温かい応援のおかげで、
ついにフォロワー様が100名を超えました!
まさかこんなにたくさんの方に
読んでいただけるようになるとは……。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、等身大の言葉で
お届けしていきます。
さて、最近テレビやネットを見ていると、
AIの話題で持ちきりです。
そして必ずと言っていいほど、
こんな言葉が出てきます。
「AIを使いこなすための、
最強のプロンプト(指示文)とは!」
この「プロンプト」という横文字を見た瞬間、
「うわっ、やっぱり専門知識がいるんだ」
「私には無理そう」
と、そっと画面を閉じてしまう方も
多いのではないでしょうか?

■ コンピューターは「融通が利かない」
ものだった
皆さんが「難しそう」と身構える気持ち、
SEである私には痛いほど分かります。
私は43年間、システムエンジニアとして
生きてきました。
昔のコンピューター(プログラム)というのは、
それはもう「融通の利かない頑固者」でした。
たとえば昔、私が現場で徹夜でシステムの
テストをしていた時のこと。
エラーは出ていないのに、
なぜか結果が全く画面に出力されない
という謎のトラブルに見舞われました。
何時間も血眼になってプログラムの
暗号(コード)を探り、
ようやく見つけた原因は……
なんと、前の担当者が
「決まった場所(72カラム目)にうっかり
メモ書き(ここコメントだよ)を残していたから」でした。
たったそれだけのことで、
コンピューターは
「あ、ここから先は読まなくていいのね」と
勘違いし、処理をサボっていたのです。
昔のコンピューターは、
人間が「一言一句、決められた絶対のルール」
で命令してあげないと、
全く動いてくれない代物でした。
■ AIは「人間の言葉」を理解してくれる優しい相棒
だからこそ、
皆さんは「AIにも、決められた『プロンプト』
という呪文を正確に入力しないと動かないのは?」
と誤解してしまいます。
でも、安心してください。
今のAIは、昔の融通の利かない
コンピューターとは全くの別物です。
AI最大の革命は、
「人間がコンピューターの言葉(プロンプトやコード)を覚える必要がなくなり、コンピューター側が『私たちの普段の日本語』を理解してくれるようになったこと」
なのです。
「ちょっとこれ、分かりやすくまとめてくれない?」
「うーん、なんか違うなぁ。もっと小学生でも分かるように言い換えて!」
こんな風に、少々日本語が下手でも、
途中で気が変わっても、
AIは前後の文脈を読んで
「こういうことですね!」と
優しく意図を汲み取ってくれます。
■ たった一つのルール
なので、私のこのnoteでは、
今後も小難しい「プロンプトエンジニアリング」
???なんて専門用語は一切使いません。
あなたがAIを使う時のたった一つのルール。
それは、
「目の前にいる、ちょっと優秀で真面目な『新入社員』に話しかけるように、普段の言葉でお願いする」
これだけです。
「プロンプト(指示書)」なんて言葉は、
今日でスッパリ忘れてしまいましょう!
まずは気楽に、
「今日の夕飯、冷蔵庫の余り物で何ができるかな?」と、友達にLINEを送る感覚で話しかけて
みてくださいね。
【次回の予告:第17話】
次回は、そんな「普通の日本語」だけで、
日常のちょっとした面倒くさい作業をAIに
パパッと片付けてもらうお話をします。
「えっ、エクセルとか使わなくても、
AIにお願いするだけでこんなことできちゃの!?」
という、小さな小技をお見せしますね。
明日もお楽しみに!
