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shinsukesugie
グッパでわかれましょ|掌編小説
577字
ふだん、TALESを公開したタイミングでXにシェアしているわたくし、久美。
何日か前、そのシェア画面に新しいアイコンが登場。なにやらファイルみたいなイラストである。
「なんだろ、これ。えい! 押してみよ」
「はっ。note記事編集画面につながった。ふむふむ。TALESを更新したよ、記事を書けるってわけね」
「はう。これ、#TALESが、もうついてんじゃん。便利だねえ」
亜美は、わたしのスマホをのぞき込む。
「久美ってリンクすんの、めんどくさがるから、よかったね」
「うん! ラッキーポッキーケンタッキー」
「なにそれ。ラッキークッキー八代亜紀じゃないの? お父さんがよく言ってる」
いずれにせよ、どこかへ向かわねばならぬ。いかんともしがたい衝動が、われらをいざなっておる。
「じゃあ、グーパーで決めよう。グーなら健太、じゃなくてケンタ、パーならポッキー」
「グッとパーで分かれましょ。っていろんな掛け声があるんだって」
真実は、ササッと検索する。
「京都は『グッパで組んでも文句なし』とか。泉大津市は『パーグージッサンジッサン、ホイ!』とか」
地域によっては、グーとチョキでグループ分けする派も多いようだ。
自由研究のネタにいかがだろうか?
重大なる問題提起をしたところで、ぐうたら部は夏の謙太に会いにいってきまーーっす。
新作バーガー、狙ってたんだよね。じゃねー。
(おわり)

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