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発達障害の画家・よりみちさんが綴る「それでも生きる理由」今、私たちがこの本を語るべき意味

あなたは、よりみちさんをご存じでしょうか。

発達障害を抱えながら、人々の心に寄り添う画家としてご活躍されており、Xでは1.4万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーでもあります。


心の絵セッションでよりみちさんに書いてもらった絵

そんなよりみちさんですが、1月に商業出版をされたとのことで、
早速購入しました!

それが、「発達障害のよりみちが、それでも生きる理由」です。

折り目付けてごめんなさい(;^ω^)

このnoteでは、本の中身をネタバレにならないように紹介していきますよ!

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よりみちさんのXはこちら
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普通って何?消えない孤独


今でこそ、発達障害という言葉は広く知られるようになりました。
でも、よりみちさんが子どものころは、十分に理解されていたとはいえなかったんですよね。

本の中では、授業が頭に入らなかったこと、不登校になったときの心情が、ありのままに綴られています。

「なぜ、みんなと同じことができないのか」
「なぜ、周りになじめないのか」
「そもそも、なぜ同じでなければいけないのか」

そんな思いを抱えながら過ごす日々は、どれほど孤独だったのでしょうか。

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ふと思い出したのは、中学校時代のことです。
特別学級というクラスがあり、そこに発達障害を抱えた子たちが通っていました。

中学生のころって、「発達障害」の特性や背景を理解するのは難しい

ときどき彼女たちのほうから声をかけてくれたり、近づいてきてくれたりすることがありましたが、あれは友達になりたいというサインだったのでしょう。


誰かにとっての普通は、自分にとって普通ではない。
「困っている人がいたら、そっと手を差し伸べる」

そんな優しい輪を広げていきたいと思いました。

消極的な世界へ誘う「ネガティブ」


この本で印象的だったのは、自分の消極的な思いを擬人化した表現です。
日常生活の中で、ネガティブな考えに支配される瞬間ってありませんか。

「私なんか、母親でいていいのかな」
「仕事できないし、足手まといになっている気がする」
「ミスばっかりで恥ずかしい、何でできないんだろう」

こうした日常のふとした瞬間に心に侵入してくるネガティブ。

よりみちさんは、不登校やうつ、解雇といった絶望の淵で、「ネガティブ」と同居していました。

ある出来事がきっかけになり、同居人のネガティブと決別します。


当たり前は当たり前じゃない


ずっと変わらないはずと思っているもの。
それは、空気のような存在で、ずっと寄り添ってくれる家族。

7年前、大好きだった祖母が突然亡くなりました。
私は、妊娠中。

仕事から帰り、疲れて寝ていたときのこと。

母からの電話で告げられた
「ばあちゃんが今、亡くなった」という言葉。

72歳だし、まだまだ若いと思っていた。

地元から離れたこともあり、
祖母とのコミュニケーションも少なくなっていた矢先でした。

そのときはじめて知ったのが、当たり前って当たり前じゃないこと。
そばにいる人って、ずっといる保証なんてないこと。

大切な人がいなくなったときの喪失感。

よりみちさんが直面した「お父さんの死」という過酷な現実と、
私が感じた喪失感が重なり、涙が止まりませんでした。


終わりに


2月7日、1月のセミナースタッフとよりみちさんで反省会をしました。

その中で本の話になり、彼はこんなことを言っていました。
「自叙伝から本を出版する人っていないんだよ」


たしかにその人のことをよく知らない人は、「誰?」ってなりますよね。

私もよりみちさんを知っていたから買った部分はある。

でも読んで思ったのが、

この本はよりみちさんを知らない「今、生きづらさを抱えた人」にこそ読んでほしい一冊。

幾度とない苦難を乗り越えた彼の言葉には、理屈を超えた説得力があります。


だからこそ、よりみちさんを知っている私たちが、
この本の価値を語り続けていきたい。

注目されている話題に、人は興味を持つじゃないですか。

そうして少しずつ輪が広がり、
「あ、読んでみようかな」と思う人が1人、また1人と増えていったら。

それが、今この世界で「よりみち」している誰かの救いになると信じています。




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