発達障害の画家・よりみちさんが綴る「それでも生きる理由」今、私たちがこの本を語るべき意味
あなたは、よりみちさんをご存じでしょうか。
【スペースのお知らせ】
— よりみち (@cc25Ca) February 11, 2026
日時 2月16日21時
先月、商業出版「発達障害のよりみちが、それでも生きる理由。」発売したよりみちと、久しぶりに、まるさん @maru20230321
とで発売して一ヶ月後ぐらいたった今だからこそゆるいスペースを開催します。
ぜひ、よりみちしてくださいね!… pic.twitter.com/m0u0BDIa3q
ヨルノ制作。 pic.twitter.com/OaURGJhqJr
— よりみち (@cc25Ca) February 11, 2026
発達障害を抱えながら、人々の心に寄り添う画家としてご活躍されており、Xでは1.4万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーでもあります。

そんなよりみちさんですが、1月に商業出版をされたとのことで、
早速購入しました!
それが、「発達障害のよりみちが、それでも生きる理由」です。

このnoteでは、本の中身をネタバレにならないように紹介していきますよ!
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よりみちさんのXはこちら
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普通って何?消えない孤独
今でこそ、発達障害という言葉は広く知られるようになりました。
でも、よりみちさんが子どものころは、十分に理解されていたとはいえなかったんですよね。
本の中では、授業が頭に入らなかったこと、不登校になったときの心情が、ありのままに綴られています。
「なぜ、みんなと同じことができないのか」
「なぜ、周りになじめないのか」
「そもそも、なぜ同じでなければいけないのか」
そんな思いを抱えながら過ごす日々は、どれほど孤独だったのでしょうか。
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ふと思い出したのは、中学校時代のことです。
特別学級というクラスがあり、そこに発達障害を抱えた子たちが通っていました。
中学生のころって、「発達障害」の特性や背景を理解するのは難しい。
ときどき彼女たちのほうから声をかけてくれたり、近づいてきてくれたりすることがありましたが、あれは友達になりたいというサインだったのでしょう。
誰かにとっての普通は、自分にとって普通ではない。
「困っている人がいたら、そっと手を差し伸べる」
そんな優しい輪を広げていきたいと思いました。
消極的な世界へ誘う「ネガティブ」
この本で印象的だったのは、自分の消極的な思いを擬人化した表現です。
日常生活の中で、ネガティブな考えに支配される瞬間ってありませんか。
「私なんか、母親でいていいのかな」
「仕事できないし、足手まといになっている気がする」
「ミスばっかりで恥ずかしい、何でできないんだろう」
こうした日常のふとした瞬間に心に侵入してくるネガティブ。
よりみちさんは、不登校やうつ、解雇といった絶望の淵で、「ネガティブ」と同居していました。
ある出来事がきっかけになり、同居人のネガティブと決別します。
当たり前は当たり前じゃない
ずっと変わらないはずと思っているもの。
それは、空気のような存在で、ずっと寄り添ってくれる家族。
7年前、大好きだった祖母が突然亡くなりました。
私は、妊娠中。
仕事から帰り、疲れて寝ていたときのこと。
母からの電話で告げられた
「ばあちゃんが今、亡くなった」という言葉。
72歳だし、まだまだ若いと思っていた。
地元から離れたこともあり、
祖母とのコミュニケーションも少なくなっていた矢先でした。
そのときはじめて知ったのが、当たり前って当たり前じゃないこと。
そばにいる人って、ずっといる保証なんてないこと。
大切な人がいなくなったときの喪失感。
よりみちさんが直面した「お父さんの死」という過酷な現実と、
私が感じた喪失感が重なり、涙が止まりませんでした。
発達障害
— よりみち (@cc25Ca) January 25, 2026
うつ病
父の死
そして生活保護。
人から「かわいそう」と言われた。
「人生を、あきらめていいですか?」
私が本気で消えようとしていたとき
心の中で何度も繰り返していた言葉。
どうして自分ばかりが
こんなに生きづらいのか。
未来なんてあるはずがない。…
余命宣告された父の
— よりみち (@cc25Ca) January 25, 2026
「お前のことが心配だ」という言葉。
どんなに暗くても
心の中で大雪警報が鳴っていても
私は飛び続けたかった。
それが“よりみち”という名前の原点。
うまくいかないことだらけで
自分を何度も否定した。
でも、発達障害の私だからこそ
見える世界があると気づいた。… pic.twitter.com/f8pbTFtxlY
終わりに
2月7日、1月のセミナースタッフとよりみちさんで反省会をしました。
その中で本の話になり、彼はこんなことを言っていました。
「自叙伝から本を出版する人っていないんだよ」
たしかにその人のことをよく知らない人は、「誰?」ってなりますよね。
私もよりみちさんを知っていたから買った部分はある。
でも読んで思ったのが、
この本はよりみちさんを知らない「今、生きづらさを抱えた人」にこそ読んでほしい一冊。
幾度とない苦難を乗り越えた彼の言葉には、理屈を超えた説得力があります。
だからこそ、よりみちさんを知っている私たちが、
この本の価値を語り続けていきたい。
注目されている話題に、人は興味を持つじゃないですか。
そうして少しずつ輪が広がり、
「あ、読んでみようかな」と思う人が1人、また1人と増えていったら。
それが、今この世界で「よりみち」している誰かの救いになると信じています。
