コラムvol.11 元NPB右腕が自分を真面目にパワプロ査定してみた
いつも読んでいただきありがとうございます。
これまで、元NPB → 海外リーグ → 現在フリーランス という実体験をもとに、
野球の裏側、海外でのリアル、そしてセカンドキャリアのこと をコラムとして書いています。
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▼「マウンドを降りてから」コラム マガジン
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今回は少し息抜きとして、
「全盛期の自分を、パワプロで真面目に査定してみたら?」
というテーマで書いてみました。
ここから本編です👇
■ はじめに
野球好きなら誰もが一度は触れたことがあるゲーム、パワプロ。
実は僕も現役時代に一度だけ収録されたことがあります。
……が、能力はまあまあ厳しかったです(笑)
「いや、もう少し評価してくれてもいいんじゃ?」と当時は思いましたが、
プロの査定は実績重視なので、それも当然。
そこで今回、
「全盛期の自分を、自己評価で査定し直したらどうなる?」
を本気でやってみました。
もちろんこれは 完全に自己評価 ですし、
“全盛期補正で少し強め” に作っています。
元NPBとはいえ戦力外も経験しているので、
このくらいはどうか笑って許してください。
■ 基礎能力
● 球速:145km/h
僕の実戦最速なので、そのまま採用しました。
球速派ではありませんが、140前後〜中盤は安定 しており、
数字以上に“球質で勝負するタイプ”でした。
■ コントロール:C65
現役時代、最も評価されたのは間違いなくコントロールでした。
ただし、プロ基準では 「まとまっている=C台」 が非常に現実的。
● 四球で崩れにくい
● カウント不利からでも立て直せる
● 要所でストライクが取れる
こうした“勝負強さ” が、自分の制球の本質でした。
■ スタミナ:E40
本職は中継ぎ。
1〜2イニングを全力で投げるタイプなので、E40が妥当です。
二軍で先発したこともありましたが、
それはチーム事情であって、本質的には短い回こそ最適でした。
■ 変化球
スライダー:3
シュート:3
チェンジアップ:2
● スライダー(3)
高校時代から主力として使っていた球種。
横滑りするスピード系で、右打者に対するゴロ量産の主武器 でした。
ただ、プロに入ると「化け物みたいなスライダー」を投げる選手がゴロゴロいるので、
自分のは“せいぜい3”という謙虚な評価に落ち着きました。
● シュート(3)
大学に入ってから磨いた大恩ある球種。
このボールを習得してから、右打者を詰まらせるケースが明らかに増え、
成績も向上しました。
左打者にも逃がす・食い込ませるを使い分けられる万能球。
● チェンジアップ(2)
決め球ではなく緩急を作るための球。
「引き出しのひとつ」として2が最もリアルです。
■ 青特(強み)
ノビC
対ピンチB
対左C
緩急○
クイックC
回復C
ポーカーフェイス
● ノビC
球速以上の体感速度があると言われたため。
「キレのあるストレート」という評価が多かったです。
● 対ピンチB
これは最大の武器でした。
ランナーが出た瞬間に集中力が跳ね上がるタイプで、
正直「ゼロで帰ってくればいい」という感覚の方が強かったほど。
ピンチに強いというより、ピンチでも落ち着いていたのが近いです。
● 対左C
シュートとチェンジアップが使えるため、
左打者の方が組み立てやすい日も多かったです。
● 緩急○
ストレート → スライダー → チェンジと、
それぞれ球速帯が明確に違う ため、緩急で攻める投球はかなり叩き込まれました。
● クイックC
盗塁は基本的に気になりませんでした。
ここは標準以上の技術があったと思っています。
● 回復C
中継ぎなら必須。
若さもあって、疲れの抜けは早かったです。
● ポーカーフェイス
これは中学時代の監督の教えが根にあります。
「マウンドでは、親が死んでも顔に出すな。」
(今なら問題になるやつです…)
この“表情を見せない癖”はプロでも続いていました。
■ 緑特(投球傾向)
ゴロピッチャー
スライダーとシュートで芯を外し、
“打たせて取る”右腕だったので自然に付く能力です。
■ 赤特(弱点・人間味)
打たれ強さE
ケガしにくさE
一発
軽い球(弱)
抜け球
● 打たれ強さE
良い日は強い。
しかし悪い日はどうしてもまとめて食らうタイプでした。
一軍で壁を感じた部分はここに直結しています。
● ケガしにくさE
大きな怪我も経験していますし、
どちらかというと“細かい怪我をちょくちょくするタイプ”。
実態に合わせてEにしました。
● 一発
甘い球を仕留められることは普通にありました。
仕方ないけど、リアルなので入れます。
● 軽い球(弱)
キレ型右腕特有の弱点。
調子の悪い日は、打球が強くなる感覚がありました。
● 抜け球
一番痛いミス。
高めに抜けた瞬間の嫌な感触は今でも忘れられません。
■ まとめ(最新版)
こうして能力を並べてみると、
本当に“実在する中継ぎ右腕” のようになったと思います。
145km/hのキレ型右腕。
左にも強く、ピンチでギアが上がり、
スライダー&シュートでゴロを量産。
その一方で、
高め抜けの一発、怪我、軽い球……
プロの世界で生き残る難しさも詰め込みました。
そして――
完成した選手がこちら。

――皆さん、この選手、使ってくれますか?
