【構造批評】-サウジ原油顧客防衛編-値引きは安売りではない、ホルムズ不信で逃げるアジア買い手の繋ぎ止め‼️
🟧序章|サウジは原油を安売りしたのではない
7月8日の日経は、日本が輸入するサウジアラビア産原油について、8月船積み分の調整金がコロナ禍以来のマイナスに転じたと報じています。
代表油種アラビアンライトのアジア向け調整金は、7月分の1バレル9.5ドル割り増しから、8月分は1.5ドル割り引きへ急落しました。
前月比で11ドルの下落です。
一見すれば、サウジが供給過剰で原油を安売りしたように見えます。
しかし、構造はもう少し深いです。
これは単なる値引き販売ではありません。ホルムズ海峡の混乱で中東産原油の安定供給への信用が傷つき、アジアの買い手が代替調達へ逃げ始めた中で、サウジが顧客をつなぎ止めるために出した信用回復ディスカウントです。
🔵第一章|8月船積み、9月着荷に効く価格
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