【構造批評】-日経/六本木再開発編-建設費インフレが揺らすヒルズモデル‼️
🟧序章|再開発は進むが採算は見えない
3月12日の日本経済新聞は、森ビルが進める六本木再開発について、着工に向けて最終調整の段階に入っていると報じています。対象となるのは六本木5丁目西地区プロジェクトで、完成すれば高さ約330メートルの超高層ビルを含む大型複合施設になる計画です。
計画自体は以前から知られていましたが、今回のインタビューで重要なのは別の点です。辻慎吾社長が「工期や工事費を詰めている段階」と述べ、当初予定の2030年度完成が難しい可能性に言及している点です。
これは再開発の進捗というより、建設費インフレという構造問題が表面化していることを示しています。
東京の超高層再開発はこれまで、オフィス賃料と都市ブランドで回収できるという前提で成立してきました。しかし現在は建設費が大幅に上昇し、その前提自体が揺らぎ始めています。
六本木再開発は、単なる都市開発ではなく「ヒルズモデル」がインフレ環境でも成立するのかを試す象徴的プロジェクトになりつつあります。
🔵一章|ヒルズモデルという都市経営
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