【構造批評】-日経/日高屋賃上げ編-社員定着が利益の源泉⚡️パート依存モデルの転換点‼️
🟧序章|賃上げニュースの背後にある労働構造の変化
「日高屋」を展開するハイデイ日高が、平均7.1%の賃上げを発表しました。ベースアップと定期昇給を合わせたもので、ベアは6年連続となります。さらに成長分配金を含めた実質賃上げ率は約12.8%に達するとされ、新卒初任給も28万円へ引き上げられます。
一見すると、外食業界の好業績を背景にした賃上げのように見えます。しかし今回の発表で注目すべき点は、賃上げそのものではありません。
初任給に含まれるみなし残業時間を13時間から6時間へ削減したことです。
これは単なる給与改定ではなく、労働構造の変更です。みなし残業時間が減れば、超過分には残業代が支払われるため、実質的な賃金は上昇します。つまり今回の発表は「賃上げ」と「労働条件の再設計」が同時に行われているのです。
日高屋はこれまで、都市部の駅前立地、高回転率、そして大量のアルバイト労働力によって低価格モデルを維持してきました。外国人アルバイトの活用やDXによるオペレーション標準化も、この構造を支える重要な要素でした。
しかし今回の制度変更は、そのモデルが転換点に差し掛かっている可能性を示しています。
外食産業において、人材の確保と定着が企業の競争力を左右する段階に入りつつあるのです。
本稿では、日高屋の賃上げを単なる人件費増加としてではなく、「低価格外食モデルの労働構造転換」という視点から整理します。
🔵第一章|低価格外食モデルを支えたパート依存構造
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