#44 中学受験もしたけど高校受験でよかった
長女は、3年前の小6の時に、都立中高一貫校を受験しました。
2月3日が試験日で、練習として2月1日に1つだけ私立中を受けました。
試験の形式が都立中高一貫校に近い、適性検査型の試験がある中学校です。
結果は合格で、S特待生という入学金、施設費免除、授業料全額免除とのことでした。
勢いにのって迎えた2月3日の本番、終わってから長女にどうだったか聞いたところまあできたかなという感じでしたが、結果は不合格。
6年生のうちに受けた模試は常にA判定かなにかで、まあ行けるんじゃない?と親も塾も思っていましたが、あえなく撃沈でした。
補欠合格の封書が届く日には何度も郵便受けを見に行ってしまいました。
倍率が確か7倍とかですごく高かったのはもちろんあるのですが、やっぱり一発試験は難しいなあという感じでした。
合格したとしても私立には行かず、都立がだめだったら地元の公立中学に行くということを予め決めていたので、そのとおりに地元中に進学しました。
中1の頃に、ちはやふるの漫画を全巻ほしいとせがまれて、買い与えたところ、熱心に何度も読んでいるようでした。
そのうち百人一首や、紫式部、清少納言といった関連本まで広げてあれこれ読んでいるようでした。
中1の冬休みに、私の実家のある京都に帰省するとなった時に、歌碑めぐりをしたいと言い出しました。
京都の嵐山・嵯峨野をメインに、百首分の石碑が点在しているのです。
私は母と過ごしたかったし次女は歌碑には全く興味がなかったので、長女は夫と2人で百首全ての歌碑を巡り、全て写真におさめ、帰ってきてからはそれを写真集にまとめていました。
その後、競技かるたにも興味を持ち始め、Youtubeを見たりしていましたが、かるた部のある高校に行きたいと言い出しました。
まさに、ちはやふるの世界ですね。
調べてみると、かるた部のある高校というのはそんなにたくさんはないようで、かるた部にしぼると高校の選択肢があまりありません。
1回も競技かるたをしたことがないのにそれで進路を決めることに親としてはとても違和感がありました。
競技かるたは、高校の部活もあるのですが、各地にかるた会という、老若男女が所属する団体があります。
うちから30分ぐらいでアクセスできるところを拠点とするかるた会があることがわかり、そこに体験で行ってみてはどうかと勧めて長女が行ってみたところ、それはもうすっかりはまってしまいました。
土日は9時から18時ぐらいまで、仕事か(笑)というぐらい、かるた会の練習に通っていました。
中2の9月ぐらいからです。
進路を決めていく中3になって、やはりかるた部のある高校に行きたいという思いは変わらないとのことでした。
そしてかるた部のある高校の中から志望校を選びました。
中3の1学期くらいまでの勉強の様子ですが、定期テストや日常の授業なんかはそれなりに、成績もまあまあとってはいましたが、親からは学校や塾から言われたことをただこなしているだけのように見えて、主体性が感じられずちょっとなんだかなーと思っていました。
ですが中3の2学期ぐらいから、目の色が変わったというか、本気モードに入ったのがわかりました。
自分事になったということだと思います。
模試の結果がいつ出るか把握して分析も自分でやるし、自分に何が足りないかみたいなことも、自分なりに考えながら勉強を進めているようでした。
この自分でやりたいことや行きたい学校を決めて、そのために自分が何をやらなければいけないかを考えながら進めるというのは、普通の小学生には難しいと思います。
中学受験は親の受験になってしまっていると思います。
高校受験は本人が選択し、本人が納得して進められるところがとてもよかったと思っています。
うちの場合はということですが、中学受験もしましたが、結果として高校受験ができてよかったなと思っています。
かるた部として強かったり練習環境が整っている順で選択したところ、第一志望は都立です。
どうしてもそこに行きたいということで、チャンスを広げるため推薦入試と一般入試の両方を受けることにしました。
推薦入試が先にあるので、推薦入試で合格すれば一般入試は受けません。
ただ、もちろん合格する保証はないので、併願優遇という制度を使って私立にも出願しています。
併願優遇というのは東京都の独特の制度だと聞いていますが、高校ごとに内申点の基準があって、その基準以上の内申点を持っていれば、12月に中学校の先生が高校に出向いて確約を取ってきてくれるというものです。
その確約が取れれば、2月の一般入試の時に試験を受けると、実質的にその結果に関わらず、合格となります。
都立に合格した場合は行かなくてもよく、高校によるかもしれませんが、都立の一般入試の結果が出るまで、入学金を支払う必要もありません。
志望校を確定するにあたり、迷いが出たのが塾からの意見でした。
塾からは都立と私立の併願優遇だけというのは最悪の選択だと言われました。
第一志望の都立入試が日程的に一番最後に来るというのは緊張してしまって本来の力が出せないので、チャレンジとして都立よりも少しレベルの高い私立を、都立より前に受けておくのが王道だとのことでした。
我が家では第一志望が都立、第二志望が併願優遇の私立、と一旦決めていたのにそのようなことを何回も言われて、正直揺れました。
塾の先生は受験のプロだと思いますし、信頼もしているためです。
迷ってしまいましたが、長女と夫と何度も話し合った結果、初志貫徹でいくことにしました。
塾の先生にはきっとノルマがあると思うからです(笑)
そして、先週1月26日と27日に推薦入試を受けてきました。
26日は小論文で理科的な問題と、社会的な問題の2問で、小論文形式のものです。
27日は面接でした。
面接にあたっては、事前に、中学校と塾の先生の両方に、何度も面接練習をしていただきました。
明日2月2日に推薦入試の結果が発表されます。
倍率は3.5倍ほどですし、どうなるかわかりません。
気持ちとしては、推薦入試はダメ元として、一般入試に向けるようにしています。
