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50代、初めての海外ひとり旅 in プラハ②

ATMで現金が下ろせない!旅最大のピンチ

プラハ最初の朝。

窓の外を見ると、天気はまずまず。

「今日は旧市街を歩き回ろう。」

そんな軽い気持ちでホテルを出た。

……その数十分後、自分があんなに焦ることになるとは思ってもいなかった。


ATMが使えない

まずは現金を用意しようとATMへ。

メインで使うつもりだったRevolutのカードを入れて操作する。

エラー。

もう一度やってみる。

やっぱりエラー。

「なんで?」

スマホでRevolutのアプリを確認すると、原因はまさかのマイナンバー。

本人確認の手続きが完了していないため、海外での取引が利用できないという表示が出ていた。

そういえば何度か通知は来ていた。

でも「海外送金なんてしないし、関係ないだろう」と思って、そのままにしていたのだ。

まさか海外旅行でこんな形で影響が出るとは……。

気を取り直して、サブとして持ってきたVISAカードでキャッシング。

ところが、こちらもエラー。

利用限度額を超えているという表示が出る。

「えっ……。」
海外キャッシング設定なんてしてなかったかも…

その瞬間、頭の中が真っ白になった。

海外で現金が手に入らない。

この旅、始まったばかりなのに。


結局、両替することに

ATMを何か所も回ってみたけれど、結果は同じ。

結局、現金の日本円を両替するしかなかった。

観光地の両替所ではレートはあまり良くなかった。

でも、その日はそんなことを気にしている余裕はなかった。

いくつか両替所も見て回ったけれど、どこも大きな差はなかったので、「これも旅の勉強代かな」と自分を納得させた。

現金を手にした瞬間の安心感は、今でもよく覚えている。


クレメンティヌムで出会った日本人

11時から予約していたクレメンティヌムへ。

朝のバタバタが嘘のように、ツアーはとてもスムーズだった。

美しいバロック図書館。

天文塔から見渡す赤い屋根の街並み。

「やっぱり来てよかった。」

そう思えた場所だった。

ここで、東京からひとりで来ていた日本人の女性と出会った。

お互いに写真を撮り合い、LINEで送り合う。

海外で、こんな自然な出会いがあるなんて少し意外だった。

ひとり旅だけれど、ひとりぼっちではない。

そんな温かい気持ちになった。

ダン・ブラウンの小説「シークレット・オブ・シークレッツ」を読んで、来てみたいと思って日本からガイドツアーを予約。
実際には入口から覗くだけで、ラングドン教授のように中で歩き回ることはできません笑
プラハの街を一望できる

念願だったカフェへ

お昼はあまりお腹が空いていなかったので、ランチは食べずにカフェŠodóへ向かった。

旅行前に見たYouTubeで、何人かが紹介していた少し郊外のカフェ。

お店の人のおすすめカフェリストがもらえます

観光地ではない、地元の素朴なお店。
「自分の足でここまで来た」という満足感が大きかった。


プラハの街を歩く

旧市街へ戻り、カレル橋を渡る。

橋の上には世界中から集まった観光客。

少し小雨がパラついたけど、歩くのにはちょうどいい気候

その先には、のんびりした空気が流れるカンパ島。

そして石畳の美しいマラー・ストラナ。

まるで絵本の中にいるような景色!

どこを歩いても絵になる街だった。

特にマラー・ストラナは、一歩路地に入るだけで時間がゆっくり流れているように感じた。

「ここはまた来たい。」

旅の早い段階で、そう思える場所に出会えた。

途中、自分へのおみやげも購入。
こんなふうに、なんでもないお店に立ち寄り、雑貨を見てお気に入りを探す時間が一番楽しかった。

旅先で買ったものを見るたび、その時の景色まで思い出せるから不思議だ。


カルパッチョはおいしかった。でも…

スーパーでビールを買い込み、そのまま楽しみにしていたカンティーナへ。

念願だったカルパッチョを注文した。

味は期待どおり。

いや、それ以上だった。

でも……

量が多い。

とにかく多い。生の牛肉をこんなにたくさん食べたことはなかった。

新鮮なお肉にマヨネーズ風ソースとオイル、スパイスが効いていておいしい😋

「これは誰かとシェアする料理だったのかも。」

ひとり旅だと、いろいろな料理を少しずつ食べられないのが唯一の悩みかもしれない。

気になっていた牛肉のタルタルも、さすがに注文する勇気は出なかった。


疲れたら帰る。それも自由

18時半ごろホテルへ戻る。

外はまだ昼間のように明るい。

日本なら夕方を過ぎている時間なのに、不思議な感覚だった。

この日の歩数は26,000歩。

よく歩いた。

部屋に戻り、スーパーで買ったビールを冷やしてテレビをつける。

ホテルのテレビでYouTubeが見られることがわかり、それだけでなんだか安心した。

「今日はもう出かけなくてもいい。」

誰にも気を遣わず、自分のペースで一日を終えられる。

疲れたら帰る。

元気なら、もっと歩く。

ひとり旅って、こんなに気楽なんだ。

朝は「どうなることか」と思った一日だった。

でも振り返れば、ちゃんと笑ってビールを飲んでいる。

案外、なんとかなるものだ。

そんなことを思いながら、プラハ最初の夜は静かに更けていった。

※後日談

結果として、現金が必要な場面はありませんでした。
私が買い物をしたお店はどこでも、少額でもカード決済できました。
でもこの時の私は、万が一、公衆トイレ(有料)を使いたくなった時のために、どうしても現金を持っていたかったのです。
以前、イタリア旅行に行った時の残りのユーロ硬貨は少し持っていて、事前の調べではプラハのトイレで使えるとの情報を得ていたものの、本当に使えるかわからなかったから…
トイレは、ごはん屋さんや、観光地(プラハ城など)ですませることをお勧めします!

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