適応行動と処理速度・・・ギフテッドは適応行動が不良?〜ギフテッド・2E学会の質問から⑶
金曜日に車のディーラーさんが火事になってしまった。怪我人がなく何よりだったのだが,預けているタイヤはどうなっただろう・違う場所での保管のはずだが。車検はこの春終えているから,来春は幸いにも定期点検とタイヤ交換。それにしても,世の中何が起こるかわからない。
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さて,学会の質問の振り返り第3回ということで,今回はアシベさんの質問。聞き取れなかったので,Xで再質問をした。
「適応行動と処理速度は何か深い関係があるのでしょうか?」という質問だった。
ウェクスラー(1944)の知能を定義は「目的的に行動し、合理的に考え、そし て自分の環境に効果的に対処するための個人の総合的または 全体的な能力」としている。当時としては知能は社会適応と関連が深かった。
環境に適応する・・・移り変わる変化に対して即応できると考えると処理速度とワーキングメモリーの関与がでかいと思う。
会場では,「適応行動」を処理速度とワーキングメモリーの関係を慣れとの関連で話をした・・・記憶が。慣れが生じづらいのは運動面だけではなく,表情認知,状況把握,それに基づいた会話,にも関連すると考えられる。瞬時に変わる会話や場の雰囲気の流れに対処できるか。
質問に関しては,一般論で言えば「適応行動」を処理速度一つの指標で判断するのは危険。他の指標とのディスクレパンシーやFSIQを考慮に入れる必要があると。
今回は「ギフテッド・2E」学会という場だったので・・・。
知的ギフテッドは処理速度が他の指標に比べて低得点だから適応行動が不良なのか・・・。
非常に興味深い。
「適応」をどう考えるか。
学校に通って先生や周りと上手くやっていれば「適応」していると言えるのか。そうなるとギフテッドの子どもたちの多くは「不適応」のレッテルを貼られるだろうな。
学校という場面では,「そんなもんだ」と思って行動すると「適応」もスムーズになる。
でもギフテッドは異なる。常に「なぜ」「おかしくないか」と。
この話は,ギフテッドの本質的な部分にも繋がるし,二重過程理論にも繋がると思う。
システム1優位で動いているほうが適応はスムーズかも。
