誰かがペンで落書きした、と思ってると白い軌跡だったのがいろんな色に滲んできた…

誰かがペンで落書きした、と思ってると白い軌跡だったのがいろんな色に滲んできた。落書きした人は雨に濡れていた。それだのに楽しそうな目をしていて、こっちをちらと見て笑った。ぼくは落書きした人に小さく手を振った。もう一度空を見ると落書きが消えかけている。ぼくは思わず空に手を振った。