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8月15日

この日
父は毎年すいとんを作った。

「こんなええメリケン粉ちゃう」
「具は何も入ってへんかった」
と当時の話をしながら
出汁を何度も確かめ
鶏肉と溶き卵入りのを作った。


何度もおかわりして
お腹いっぱい食べていた。

ポプラ社刊。監修/次山信男



その日父は8歳だった。
(これからは英語喋らなあかんねや…)

すぐに祖父に頼んで
街の夜間の英語学校に
通わせてもらったらしい。

田舎の最終列車で
重いカバンにかぶさるように
眠りこけている
小学生の父がいた。

何も怖ろしいものが飛ばない空がいい
「空に吸われし十五の心」は
清々としたものがいい
祈りはどんな形でもいい
求める「YES」のための「NO」を言っていい


美しい景色を、先々の不安なく、
のんびり眺められるのがいい


グレートサッチモを
静かにかけながら

わたしはわたしの
すいとんをこしらえる。

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ヤーチャイカ こころよ では いっておいで by八木重吉 noteを開く時のわたしの心得です。