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[マネ活] 「浪費」「消費」「投資」に疲れた私のお金の使い道



「浪費」へのダメ出しに疲れた

お金の使い方には「投資・消費・浪費」の3種類がある、ってよく聞きますよね。

それぞれを意識して、「浪費を減らして投資を増やしましょう」とか。
いかに自分が「浪費」していることが悪いか、ということに向き合い、お金の使い方を変えていくというのがセオリーです。

ストレスを感じずに自分で管理できるならばそのやり方で良いと思います。
何より正論だし。

ただ、私にはちょっと合わないかも。
私は昔から“お金を持ったら全部使う”タイプ

いちいちお金を使うたびに「これは浪費?それとも投資?」3種類のどれに分類できるか、なんて考えるのはむしろ逆効果。イライラしてストレスで余計にお金を使いたくなります。
正直、「これは浪費だ」と自覚したところで、「でも今欲しいから買うよ?何か問題でも?」という気持ちになって終わります。(経験談)

それでも、そんな私が今では、ちゃんと貯金ができるようになっているのです。
驚くほど劇的な変化はないけれど、「これは効いたかも」という習慣や考え方の変化が少しずつあって、気づいたら「浪費癖が変わったわけじゃないけど、お金が貯められている」状態になってきました。

どうやってそうなったのか振り返ってみます。

バス代すら残せなかった、子供の頃からの使い切り人生

私には、小さい頃から根強く染みついたお金の使い方のクセがあります。

それはズバリ、「あるだけ全部使う」こと。

子どもの頃、お小遣い制ではなかったので、欲しいものがあると、親に「これに使いたい」と相談して、その都度もらうスタイルでした。いつも全部を買ってもらえたわけではないけれど、「我慢ばかりの子ども時代だった」というような記憶はありません。
必要なときに必要なだけ、十分に満足できていたと思います。誕生日やクリスマスなどのイベントもあったし。
今思えば、そんなふうに満足できるように育ててくれた親には感謝です。

でも、自分だけでお金を持つようになってからは話が別。
「あればあるだけ全部使う」クセが爆発しました。お金がなくてすごく困った記憶があります。

例えば、小学生の頃の遠足。
帰りにはお土産を買いすぎて、バス代すら残っていない。交番で電話を借りて、親に迎えに来てもらったこともしばしばあります。

…これ、なんと高校生の遠足でもやらかしてます。成長してない(笑)

今考えると、これが自転車操業的なお金の使い方の原点かも。
なければ我慢できるのに、持った瞬間に歯止めが利かず全部使ってなくなる
困った子供でした。

大学に入ってからはアルバイトで定期的にお金を稼げるようになりました。
でもその頃も、実家暮らしで家賃も光熱費もかからなかった分、バイト代はほぼ全額、部活動や旅行に使い切っていました

手元にあるうちは何も考えずに使い、足りなくなったらどうにかする。
そんなやり方が、クセになっていたんだと思います。

一瞬で消える給料日

社会人になってからも、お金の使い方は特に変わりませんでした。
奨学金の返済などもないので、稼いだ分は自分でほぼ全てを使えることに。
少しでも返済の経験があればもっと慎重に使い道を考えたのかしら。

毎月もらうお給料。初任給なんて時給換算したら大してアルバイトと変わらない感じ。それでもまとまった金額をもらえると、テンションが上がります。

今思えばここから数万円、数千円でもいいから投資や貯蓄に回しておけばよかった!
働き始めてからは、初任給からコツコツお金を貯めるより、その時にしかできない体験や経験にお金を使わなきゃ!と体感では多分に日本経済に貢献しました。

この時の使い方としてよかったことは借金は0なことだけ!
人様にご迷惑をおかけする事なく、なんだかんだと自転車操業で回っていました。
どんな使い方だったかというと。

まず、服と靴。
大学ではデニムとTシャツでしたが会社ではそうはいかない!と会社用にオフィスカジュアルをプチプラ服ではなく長く愛用できる素材のいいものを選んで買うようになりました。
Tシャツはポリエステルよりコットン100%。ニットを買う時はウール100%かカシミアが混ざったものを選ぶように。「長く着られるいい素材のものを」。
靴はヒールの消耗が激しいこともあり、修理しながらも少しでも歩きやすいものを求めて色々なブランドのものを履き比べ。ちょっと前はこれが履きやすかったのに、今は靴擦れするから違うものを、なんて日常茶飯事。

次に化粧品。
学生時代はドラッグストアで買っていたのに、働き始めるとデパコスが欲しくなります。
仕事へのモチベーションが上がるから、を免罪符にして、友達への誕生日プレゼントを買うついでに自分のものを買ったりしてストレス解消をしていました。
コスメが危ないのは、数千円でブランド品が買えてしまうこと。旅行に行く時は必ずついでに免税店が立ちはだかるので、気軽なサイズと価格についつい引き寄せられて買ってしまいます。

また、会社に入ると知らなかった娯楽の世界への扉も開きました。
それまでは映画館か美術館が主な娯楽施設。年に数回ディズニーランドやUSJのようなアミューズメントパークに行くくらいだったのに、劇団四季や宝塚歌劇のようなミュージカルや舞台、ライブやフェスなどのイベントにも行くようになりました。
都内で働くと週末イベントが身近すぎて、ついフラッと行っちゃう。
気軽に週末に行けるのは魅力的ですが、懐事情に影響大です。

これだけでも、もうお金がかかりそうなものがいっぱい。

しかしながら、私の何よりもの趣味は旅行です。国内も海外も含め、旅行には特によく行きました。旅先で日常と隔絶された体験をすることが心のリフレッシュになります。
遠方に行く時は年に数回ペースが日常的でしたが、多い時は2ヶ月に1回アジアなど近場の海外旅行に出かけるなど結構な頻度で旅行していました。

今だったらコスパを考えて選べないですが、ヨーロッパなど10時間以上のフライトではビジネスクラスにも乗りました。機内食は美味しいし、フルフラットで快適だったなー。
ブリティッシュエア、イベリア航空、フィンエアー、アメリカン航空…。イベリア航空のアイスクリームとシェリー酒のデザートは美味しすぎて忘れられないし、フィンエアーのブルーベリージュースとシャンパンも何度もお変わりしました。ウルティマツィーレのグラスもとても美しくてとても優雅な体験でした。

海外旅行に行く時はついでに現地で日本よりもお安く手に入るブランドバッグや化粧品を免税店で購入したり、ブランド紅茶も日本にはないフレーバーだからという理由で、まるで店でも始めるのか?というくらいの量と種類を購入したり。

昔買ったブランド品なんて、今となっては値上がりしていて。今から買おうと思ってもなかなか手に届かないので「ブランド品を自分で買う経験」とか、やっておいてよかった。

ざっくりと振り返っただけなのにですごいお金がかかる事しかしてないな。

ここまで聞くと、完全に破滅型の浪費生活に思えますが、実は、借金は一度もしませんでした。カードのリボ払いも使わないし、人にお金を借りたこともない。

でも「ちゃんとできてる」わけでは全然ないという。
手持ちの中でギリギリ回すのはとても得意なんだけど、次の給料の使い道は全部支払い先が決まっていました。

私に効果があった「お金を貯める」仕組み

さて、すでに振り返りたくなくなってきましたが、ここから懐事情は好転していきます。

と言っても人格が変わったわけではありません。
相変わらず、欲しいものは欲しいし、旅行も大好き。

変わったのは、「自分を信用しない仕組み」を作ったことでした。

貯金を意識し始めたのです!

noteに見直しの理由は書きましたので、こちらもよければ見てみてください。

https://note.com/girasole0728/n/n5e638dc40ce7

と言っても人格がすぐに変えられるわけでもなく。相変わらず、欲しいものは欲しいし、旅行も大好き。

変えたのは、「自分を信用しない仕組み」を作ったことでした。

まず行ったのは雑誌『日経WOMAN』を読んだこと。財テク女子たちの行動が紹介されていました。

読んだ中からすぐに自分にできそうなことを探しました。
私は性格的に、何度も言うように「手元にお金があると全て使ってしまう」のでそれを避けるための方法を講じました。
いわゆる貯める仕組みを作ること。先取り貯金です。

  • 会社の財形貯蓄制度に申し込む(引き出しにくい=使えない)

  • 給与口座を支払い用(メイン)と“触らない用(サブ)”の2つに分ける

ポイントは、最初から手元に来ないようにすること。
私は、あると全部使うタイプだから「ないもの」として生活するのが、いちばんストレスなく貯められる方法でした。これが効果覿面!

財形貯蓄は3種類ありましたが、私が選んだのは一般財形。いざ必要になった時の使い道が自由なタイプ。利子も低いし、税の控除も特にないので、とにかく引き出しにくいことくらいしか利点は分かりません。でも、引き出しにくいのでかならず数年後には貯まるはず。
給与口座を2つに分けたのは、メイン口座はクレジットカードなど支払いの引き出しがあるためです。そもそも持っている分は全て使い切り、翌月の収入分も見ながら使いすぎていたので、口座に入ってこなければそれ以上は使わないだろう、と自分の消費傾向からそのような設定にしました。
こうすると、支払いがない新たに設定した給与口座はいざという時にそこからメイン口座にお金を移す保険にもなるし、そのまま貯金できるのです。

最初の数ヶ月こそ給料日の1週間前くらいにはカツカツで苦しくなったりしたものの、徐々に1万円、2万円と残高に余裕が見えてきました。
数ヶ月経つと、翌月の給料で穴埋めしなくても口座に「残高がある」状態に!
新たに買わなくても、すでにたくさん買ったものをうまく使えるようになりました。

使うために投資しよう

ある程度貯まってきたら次の誘惑は旅行です。
今までよりもちょっといいホテルにしようかな、高級レストランに行ってみたい、ブランドバッグを買っちゃおうかな、など旅先の誘惑は尽きません。

旅先で気持ちよくお金を使うこと=世間的に散財と言われる ことはよく理解しています。キリギリス時代によく言われたことです。

これを避けるために、私が次に目をつけたのは百貨店の友の会。

これは、毎月一定額を積み立てると、半年〜1年後に「1ヶ月分おまけ」で使える買い物カードがもらえるという仕組み。
百貨店クレジットカードとは違うのでポイント還元などはないですし、積み立てを始めてからすぐに使えないこと、積み立てた系列の百貨店でしか利用できないというデメリットはありますが、積立が終わることには1ヶ月分が増えてくるなんてまるで夢のようなカード。普段の買い物圏にあるところを選べば積立が終わってからの使い勝手も悪くありません。

こういうと、わざわざ不要に百貨店での購入が増えるから無駄遣いだ、という意見があるでしょう。
百貨店って必ずしも割高なものしか売っていないわけではありません。例えばのし紙が必要なシーンや、ちょっと贅沢な食料品、バレンタインデー時期は世界各国のチョコレートが買える催事など。意外に使う機会がありますので検討の価値があります。

私にとってとくに、この百貨店の友の会がいい選択だったかのは、1ヶ月分の利息が良いことだけではなく、半年ないし1年後の積立終了まで使えない(利用まで我慢を強いられる)カードだったからです。

それまでは、「購入を悩むってことは欲しいってこと、今買わないともう買えなくて後悔するかも」とほぼ即決で購入していました。
友の会カードを持つことで、同じものを買うのでも、積み立てている百貨店で買おう、と違う系列のお店での買い物が自然と控えられたり、「積み立てが終わってから買おう」と自然と“待つ”ことができるように。

それに、「日本の定価より安く買えるから」という免税店トラップも、「本当に友の会で買うより得なの?」と自問するだけで、衝動の波を一瞬冷ませる効果がありました。

ここで気づいてしまったんです。
あれ?これって一種の「投資」ですよね。

将来楽しく使うために、今は貯める。気づけば私も投資家になっていました。

私のお金の使い道。旅行は浪費じゃない!

具体的な貯金方法として、こんな仕組みが、自分には効果がありました。

  • 給与口座を分けて、使わない口座は見ないようにする

  • 財形貯蓄で引き出しにくい状態を作る

  • 百貨店の友の会で、使うタイミングを強制的に遅らせる

  • 旅行や買い物の資金は先に準備してから使うようにする

全部、当たり前のことかもしれないけれど。
でも「性格に逆らわない仕組み」だからストレスも少ないし、続けられる。
お金の使い道って、そのまま自分の価値観や優先順位が出るんですよね。

今までの私は、旅行もモノも体験も「今の私を楽しくしてくれるもの」にお金を使ってきた。これからの私も無理に変える必要はないし、その楽しみを長く続けられるようにする工夫として貯金が必要だっただけ。そのための仕組みを整えただけ。

先日、日本リカバリー協会の講演を聞く機会がありました。
現代人の疲労と疲労感の解消方法は主に7つある。その中の一つに「社会的休養ー転換タイプ」というのがあって、気分転換に違う環境にいく(=旅行)ことなどはこれに当てはまるんだとか。

なるほど。私にとっての旅行はまさにこれだわ。

旅行のように違う環境に身を置いて、非日常の新たなインプットを得ること。
その経験にお金をかけることは、私にとって「浪費」ではなく「必要な消費」、そして「投資」でもあります。なんだかちょっと勇気をもらった気分。

お金があることって大切だけど、それだけを最優先にはできない。
「あるだけ使う生活」はもう終わり。今は「選んで使う」ことができるように。

世間的には宝くじを買うことだって浪費だけれど、私にとっては「当たるかも」「当たったら何をしよう」の夢の時間を楽しむための投資。
宝くじを購入し、結果が出るまでの時間に、お金の心配をしないなら何が自分の望みか、に純粋に向き合う時間を提供してもらうためのものです。

これからも浪費に見えたとしても自分の基準で大切なことにはしっかりお金を使いたい。
これが、これからの私のお金の使い道です。

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