年商200億の会長は、なぜ私より早く帰ってスマホゲームをしていたのか? 成功者が隠す「狂気の時代」と、働き方のシフトチェンジ術。
【プロローグ】「成功者」という幻想が、あなたを苦しめている
皆さん、こんにちは。北陸の貿易商、ツイ鳥です。
前回の記事『年商4.5億を200億にした男が教えてくれた、目標設定の「本気度」の話。』ですが、本当にたくさんの反響をいただきまして。
ありがとうございます。正直、あそこまで読まれるとは夢にも思っていませんでした。

多くの方から感想をいただいたのですが、その中で特に目立ったのが、こんな声でした。
「会長さん、すごい人なのは分かったけど、なんだか人間味があってホッとしました」
「成功者って、みんな24時間365日、鬼のように働いているイメージでした」
そうなんですよね。私たちがメディアで目にする「成功者」像というのは、大抵の場合、極端です。
朝4時に起きてジムに行き、分刻みのスケジュールをこなし、夜は会食。SNSでは常に意識の高い発言を繰り返し、凡人には理解できない超人的な努力を、何十年も続けている──。
そんなスーパーマンのような姿を見せつけられると、私たちはどう感じるでしょうか。
「自分には無理だ」「あんな風に全てを犠牲にしなければ成功できないのか」
そうやって、挑戦する前から諦めてしまう。あるいは、無理をして心身をすり減らしてしまう。
もし、あなたがそんな「成功者の幻想」に苦しめられているとしたら、今日の話は、あなたの肩の荷を少しだけ軽くするかもしれません。
何を隠そう、私の直属の上司で会社を10年で、200億円規模にまで成長させた張本人である、あの会長。
彼は、私が出会った誰よりも「普通」の人でした。
SNS?一切やっていません。家族を大切にする、本当に気の良い上司。今付き合っている物販系の経営者たちの方がぶっ飛んだ人多いですが、彼は本当に普通です。
そして驚くべきことに、彼はよく、私よりも早く会社を出て、移動中や息抜きの時間には、熱心にスマホゲームのレベル上げに勤しんでいたんです(笑)
ちなみにですが2代目、3代目とかじゃないですよ?創業者1代で200億ですから、驚きです。
「え?そんなバカな。200億の経営者が、そんな暇なわけないだろう」
そう思いますよね。私も最初はそう思っていました。
でも、違ったんです。
彼がスマホゲームをする余裕があったこと。早く帰っていたこと。
それこそが、彼が成功した最大の理由であり、私たち凡人が学ぶべき、ビジネス成長の「真理」そのものだったんです。
今日は、あの会長とのエピソード第二弾。
一見「普通」に見えるのに、なぜ成功できたのか。
彼がたった一度だけ私に漏らした「狂気の時代」の告白と、事業を持続的に成長させるための「働き方のシフトチェンジ術」について、徹底的に解剖していきます。
第1章:読者からの質問と、私が見た「普通すぎる」会長の日常
さて、今回も読者の方からの質問に答える形で進めていきましょう。まさに、皆さんが感じている疑問そのものです。先日、こんな質問をもらいました。
Q. ツイ鳥さん、こんにちは。成功している経営者は、やはり常人離れした努力を何十年も続けている「超人」なのでしょうか?正直、自分にはそんな体力も精神力もないと感じてしまい、一歩踏み出すのが怖いです。
ご質問ありがとうございます。その不安、痛いほど分かりますよ。結論から先に言いますと、成功するために「超人」であり続ける必要は、全くありません。
私みたいにワーカーホリック(仕事中毒)でずっと働いていると自負している人間の方が少数派です。
むしろ、ずっと超人であろうとすることが、成長の足かせになることすらあります。
それを証明するのが、まさにあの会長の存在です。
出張先の夜、働いていたのは私の方だった
彼は私より一回りほど年上でしたが、威圧感など微塵もなく、本当に穏やかな方でした。
特に印象に残っているのは、一緒に県外へ出張に行った時のことです。
当時の私は、とにかく結果を出したくて必死でしたから、日中の商談が終わった後も、ホテルの部屋で一人、パソコンに向かっていました。
議事録をまとめたり、提案資料を作り込んだり。気がつけば深夜を回っていることも珍しくありませんでした。
一方、会長はというと、夕食が終わると「じゃあ、お疲れさん。ツイ鳥も、あんまり無理するなよ」と言って、さっさと自室に引き上げてしまう。
正直、心の中では「俺の方がよっぽど働いてるじゃないか」なんて思っていました。若気の至りとはいえ、失礼な話です。
私が犯した、痛恨のミス
そんな私を見かねてか、会長はよく食事に誘ってくれました。
「ツイ鳥、まだやってるのかい?そんなに根詰めても良いアイデアは浮かばないぞ。飯でもどうだ?」
ありがたいお誘いです。しかし、私は何度か、その誘いを断ってしまったことがあります。
「すみません、会長。この資料、仕上げておきたくて…」
ああ、今思い出しても冷や汗が出ますね。
馬鹿ですよね、本当に。年商数百億の経営者が、わざわざ時間を取って誘ってくれているのに、「仕事が終わらないから」なんて理由で断るなんて。
今なら断言できます。あれは私の大失敗でした。
あの時、仕事を中断してでも彼との時間を作っていれば、資料作りとは比べ物にならないほど価値のある学びが得られたはずです。
皆さんも、尊敬する人からの誘いは、大切にした方がいいですよ。後で後悔しますからね、私みたいに。
息抜きはスマホゲーム
そして極め付けは、彼の息抜きの方法です。移動中や休憩時間、彼が真剣な表情でスマホを覗き込んでいるので、てっきり重要なメールチェックでもしているのかと思いきや、画面に映っていたのは当時流行っていたスマホゲームでした。
「いやー、このステージがなかなかクリアできなくてね」
そう言って笑う彼の姿は、どう見ても凄腕の経営者ではなく、どこにでもいる「普通のおじさん」でした。
「スマホゲームですか?私はやったことないのでわからないのですが、課金とかもされているのですか?」
といようにスマホゲームの話をしながら「どこにそんなことやっている時間があるんだ。」とか思っていたものです。
がむしゃらに働いているようには見えない。むしろ、余裕綽々に見える。
そんな彼が、なぜあれほどの成功を収めることができたのか。その謎が解けたのは、ある夜のことでした。
第2章:静寂を破った一度きりの告白 ―「最初の数年は、周りが見えなかった」
たまにタイミングが合って、会長と少人数で飲みに行く機会もありました。ある夜、少しお酒が進んだ時、彼がふと、遠くを見るような目をして語り始めたんです。
「ツイ鳥はさ、いつも働いているよな。ありがたいと思っているよ。」
ドキッとしました。
「でもな、俺も昔はそうだったんだよ」
彼は、普段はあまり語りたがらない、創業当時のこんな話をしてくれました。それは、


次回もお楽しみに!

