往生際

私は、往生際が悪い。
「往生際」検索をかけると一番に出てくるのは
往生際とは、負けや失敗が確定している状況なのに、なかなかそれを認めず見苦しくあきらめが悪い様子。

まさに今の私のことである。
好きだった人は、まだ好きな人は、
私の告白を受けて真剣に考えてくれた上で、
自分のことと私のことをよくよく考えた上で
すごく誠実にすごく丁寧に私を振った。
私はそれを受け入れるべきなのである。

彼がよく考えてくれたという事実を無駄にしては行けない。

本来の私は聞き分けがいい方だと思う。
それでもしっかり主張はする。
その上で違うと言われれば、だいたいその主張の履き違えてしまった部分が見えてくる。
何事にも正解がないことがわかっているから、尚更理解ができてしまうんだ。
そして、私が正しかったり納得がいかなかったとしても、どうにもならないと分かれば受け入れることができる。
他人は変えることはできないから。
社会において一般常識というものがある限りそれが覆すことは難しいから。
戦わない方が楽なのだ。

そんな私の悪い所は、
受け入れたとき全て自分の落ち度だったように感じてしまうこと。
自分でも良くないとわかっている部分。
「すみません」「ごめんなさい」が口癖みたいになっいる。

前にブログで登場した
お父さんのような私の上司は、
私のその口癖から私がすぐに自身へ責任転嫁する心の癖を見抜いているんだと思う。
だから私がいつも「すみません」「ごめんなさい」と言うと、「謝ることじゃない」「謝る必要ない」とサラッと一言添える。
その優しさに気づいているが、私の癖は治らない。

直属の上司なので、仕事に支障が出た時のために適応障害であることも伝えている。
頓服を飲んで眠気に襲われたら仕事にならない可能性もあるのだ。
先日失恋した直後に仕事もプライベートもギチギチにスケジュールを組んで
朝目が覚めたら起き上がれない日があった。
目眩、動悸、耳鳴り、立ち上がることさえ出来なかった。
朝イチで連絡を入れて、午前はお休みを頂いた。
午後には必ず私がやらなければ行けない仕事がある。
そこだけは休めない、休みたくない。
頓服を飲んでも、どれだけ横になっていても、好きな音楽を聞こうとしても、一向に状態は良くならなかった。
お昼前にその旨を、また連絡した。
涙ぐんで、上手く状況を伝えられなかった。
上司はえげつない量の仕事をこなしている。
こんな電話を受けている暇さえないのもよくわかっているから、申し訳なくて堪らなかった。
そんな言葉を上手く伝えられない私に、とんでもなく忙しい状況にいても、
「誰も責めないから今日は休んでいい。休まないといけない。」と言ってくれた。
午後のフォローもしっかりしてくださった。

こういうお父さんみたいな人間に私はなりたい。
でもなれない。
人を見る目と器がない。

ちなみに、私の好きだった人も
私の自身へ責任転嫁する癖と、他人に対して妙に物分りが良くて、人を粗末に扱えないことをよく理解している。
そんな奴に優しくするからだよ〜‼️爆笑
みたいな会話を何度もした。
でも性格的にそうは言えないんだよね。とも言ってくれる。
よくわかってんじゃん。

私が好きな彼とのエピソードは
通勤中のバスで、隣に座ったおじいちゃんがいた。
次止まるはずの予定のバス停のアナウンスが流れず、おじいちゃんが飛ばされたね。と言ってきた。
次降りたかったですか?と話していたら、
バス停直前で失礼しました!と車掌さん。
ちゃんとバス停を飛ばさずにバスは停まった。
おじいちゃんはこのバス停で降りるのに、バスは通勤ラッシュで大混雑。
おじいちゃんが降りる前にバスが出発しそうだったので、"まだ降りる人います‼️"と大声で言った。
そうしたらおじいちゃんが慌てて降りない降りない💦えぇ⁉️
恥ずかしい早とちりである。

このバスには好きな彼(当時はまだ仲のいい人程度)を含む4人くらいの知り合いが乗っている。
知り合いが居なかったらまだしも、知り合いだらけでこの状況、恥ずかしい…

この時から私は、仲良で面白い彼とバスから降りて話しながら一緒に歩くのを楽しみにしていたので、その時もいつも通り話しかけに行って、おじいちゃんとのエピソードを話した。
彼は爆笑しながら
"じじいに優しくなんてするからだよ〜‼️"
と言った。
爆笑した。

今思い返しても、このエピソードが好き。
こういう笑わせ方と励まし方のできるこの人がやっぱり大好きなんだと思う。

人にやさしく在りたいはずの私。
その癖、私は人に変な絡み方をすることも多い。
仲のいい先輩上司にはスライディングで蹴りを入れたり、貰うつもりはさらさらないが食べ物を要求する謎のノリを繰り広げる。
職場で可愛がってくれる先輩たちにはタメ口を聞いたり、呼び捨てで呼んでみたりする。
非常識極まりない。

ただ、
あ、こいつやばいな。
で一線を引く人は少ない。
多少はいるが、少なくもと私を可愛がってくれる人は私という人間を、それだけではないと自然に理解してくれてるからこそ、今の人間関係が成り立っているんだ。

私はずっと誰かに嫌われるのが怖かったんだと思う。
私の物分りの良さと人に優しくできる時は
その人に嫌われたくないときに出る優しさなんじゃないかと思う。
そんな優しさは、ただの自己満足なのである。
自分がいい人だと思いたい、嫌われないための優しさなのである。
そんな自分が私はずっと嫌いだ。

ブルーハーツは言う、
"やさしさだけじゃ 人は愛せないから"
"期待はずれの 言葉を言う時に 心の中ではガンバレって言っている"

この歌詞は私の自己満足の優しさなんかとは違う。
本当に人を大切に思うとき、
自分のためじゃなく誰かのための優しさとは、
この人にやさしくの歌詞のように、
相手の望む形じゃなくとも
それが表面上相手にとって残酷であっても
心を鬼にしてでも心の中だけで相手の背中を押すことなんだろう。

そして、私は好きだった彼の
表面上残酷すぎるココ最近の言動に絶望に打ちひしがれたのである。
彼だって人間なのだから、後から本来の優しさはこうだったと軌道修正したのかもしれない。
でもその軌道修正は残酷の更に上を行く。
私は苦しくて堪らない。

これで本当は何も考えなかったり、まじで忙しすぎてそれどころじゃなかったのであれば、
それはそれで彼らしすぎて笑っちゃう。

普段私は好きな彼に対しては、一番聞き分けがいい。
彼に嫌われたくないという理由が大きい。
世界で一番嫌われたくない人は誰かと聞かれたら、真っ先に彼の名前を答える。
でも、何故ここまで往生際が悪いんだろう。

好きで、好きすぎて、大好きで
だから出来ないことが、言えないことが沢山ある。
もっと彼に対して、なぜ返信をくれないんだ‼️と言える女みたいな女になりたかった。

もしくは、彼がよくよく考えて出した答えに、
そっか!考えてくれてありがとう!
ですぐ切り替えられるもっとずっと物分りのいい女になりたかった。

今日は寝落ちして、午前3時台に目が覚めてしまい、このブログを書いている。
今回は話が色んな方向へ行ってまとまらないし、長い。
読んでくれた方、こんな読みずらい文章を読んでくれてありがとうございます。
グッドナイト‼️

いいなと思ったら応援しよう!