【番外】餃子狂詩曲
息子の紹介↓
通常授業、そしてテストの繰り返しで、ろくにお出かけもできず、親子でストレスが溜まっていた。
餃子が食べたい。
いつもなら、餃子で有名な中華屋さんでサクッと買うのだが、ストレスが私をおかしくした。
餃子を手作りしよう。そして、しばらくは見たくないと思うほど食べちゃおう。
皮以外を手作りすることにした。息子にも「明日は手作り餃子にする」と意気込んで伝えた。
「俺も包みたい!フォークで皮をギュッとしたい!」息子も参戦決定。
餃子当日、息子は発熱。むしろ高熱。
通塾の疲れで軽く風邪をひいただけだったが、熱で目つきがおかしいため、寝かせておきたかった。
息子に寝ているようにと言うと、「嫌だ、絶対に餃子を包みたい…!」
息子は日頃マイペースなのだが、何かがズレた時、ただの頑固者になるのだ。
寝ろ寝ないの押し問答の末、早く包ませて寝かせた方が早いと気づいた。仕方ない…。
私は一心不乱にキャベツとニラを刻んだ。
一刻も早く息子を寝かせなければ。
時間との戦い。ストレスが溜まる。
熱があるくせに、ご機嫌で餃子のタネを包む息子。できたものから急いで焼く私。
息子の分だけ用意したら、やはり食欲がない息子。しかし、それは想定内だ。
なんとか1個を食べ終えると、息子が言った。
「包むのは上手にできた。次はキャベツとニラを入れずに、味の素の餃子みたいな味になるように頑張ろう」
確かに、あの餃子はおいしい。
でも今そんな感想ありなのか、納得できない私だった。
