「探偵とキャッチ」のこと
「キャッチ」-。
探偵業界における「キャッチ」は、一般的に耳慣れている「キャッチ」とは違う。
動いている対象者を認識すること。
特に、そこから追尾が始まる際に、よく使われる。
宅から、勤務先から、「出て来た対象を『キャッチ』し…」な〜んて言い方だ。
当然、対象者は「オレオレ!👆オレ!👆」なんて言いながら「オレ」をアピールしながらは出て来ない。
体育着みたいに名前は書いてない。
それは多くの場合、事前に御依頼者様から頂いた顔写真 数枚を頼りに、コッチで勝手に確認・認識・断定して、追尾に入る事になる。
(間違えたら大変だ…。)
もちろん、同居されている御依頼者様からの協力が得られるケースは一定数、ある。
「今準備しています」、「あと数分で家を出ます」、「今出ました」。
(前夜の段階で)「明日着て行く服装はこのような感じ(写真)です」…。
御協力が得られる場合、「キャッチ」は非常に簡便な作業になろう。
(& 玄関が見える戸建ての場合は特になんの心配も無かろう。)
だが、全てがそうであるとは限らず、別居中で、御依頼者様が同居されてないケースや
そもそもそのアパート・マンションに住んでるかもアヤシイケース、
会社なんかだったら、基本 御依頼者様が把握出来ない上に メチャクチャ人が出入りするエントランスを見る、ケース…。
そうした時、この「キャッチ能力」-またの名を「面取り能力」-が、結果を決定的に左右する。
get the face という事だろうか?
「面撮り」では無く「面取り」。
顔を、完全に覚えるという意味なのだろう。
持論であるがおそらく真理と言える。
「面取り能力」は天賦の才に近く、
探偵の数あるスキルの中 唯一、トレーニングでどうこう出来ないものである。
しかし、人間の顔は
頭蓋骨💀に皮膚が乗って形成されている。
骨格がある。
頭蓋骨💀にすら表情の違いがある。
イメージの中で皮膚を削ぎ落としていけば、やがて頭蓋骨💀の表情が見えて来る。
これから先の未来、
AIがこの作業をやってくれる時代が来るのかなぁ。
