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心を燃やさない先生の時短術。『授業準備は1/5でOK』

【時短・即効】「授業準備は1/5でOK」


あなたは今日も「完璧な授業」を目指して、深夜まで教材研究をしていませんか?

真面目な先生の最大の弱点は、すべての仕事に同じだけの情熱と時間を注いでしまうことです。この「全部完璧にしなきゃ」という責任感が、あなたの疲労を、そして「しんどい」という感情を無限に増やしています。

私も、「この授業も、あの授業も、子どもたちに少しでも面白い、と思ってもらえるようにしなきゃ」と、自分の生活、家族、睡眠を削っていたことがありました。でも、すべてがヒットしたわけではなく、むしろ勝率は低かったように思っています。そうなると、まだ足りない、まだ足りない、とどんどん身が削られていっていた思い出があります。

ですが、断言します。
あなたのすべての仕事が完璧である必要はありません。

この記事では、「手を抜くことへの罪悪感を消す考え方」と、授業、会議、雑務で使える具体的な時短の知恵をまとめました。



1. 授業準備:「1/5の法則」で情熱と時間をセーブしよう


一日の授業のうち、力を注ぐべきは「たった1時間分」で十分です。これを基本に、準備をすすめてみませんか?


【授業準備の時短術】


  • 1時間集中、残りは指導書に直行:

    • あなたが今日、「子どもの表情が一番輝く瞬間を作りたい!」と思える授業を一つだけ選び、そこに全力を注ぎます。

    • 残りの時間は、指導書を読み込むだけでOKです。指導書は、プロの先生たちが作った最高品質の教材です。それに従うことに、一切の罪悪感を持つ必要はありません。黒板とノート、過去に使用したことのあるワークシートの焼き直しで十分です。

    • 「全てが指導書」の日があっても、もちろんOKです。そんな日も必要です。

  • 「子どものための準備か?」を問う:

    • 凝ったワークシートや、カラフルな掲示物を作る際、「これは子どもの思考を深めるためか、それとも先生の自己満足か?」と自問してください。後者なら、その時間は「休憩」に充てるべきです。最近はダウンロードできる著作権フリーのものもあるようです。そういったものを使うのも、案の一つだと思います。(学年で相談する必要はあるかもしれませんが。)


2. 雑務・会議・行事準備:「付箋3枚」で終わらせる技術


あなたの時間を奪うのは、小さな雑務や、終わりの見えない会議です。これらは「完璧」を求められる仕事ではありません。


【雑務・会議の時短術】


  • 職員会議資料は「付箋3枚」ルール:

    • 会議資料はすべてを読み込もうとせず、自分に関係する決定事項だけを読みます。そして、「自分がする事」「確認が必要な事」を付箋3枚以内にメモする。それが終われば、資料を閉じて次の仕事に進んでOKです。

  • 行事準備の「仮決め」:

    • 行事の装飾や役割分担は、最初の段階で「とりあえずこれでGO」と仮決めし、後で変更することを前提に進めましょう。「最初の決定で完璧を目指さない」ことで、話し合いの時間は劇的に短縮されます。打ち合わせでもめそうな時は「一度持ち帰らせてください」と打ち切るのもありです。

    • 打ち合わせは、意識しないと長引くので、初めから終わりの時間を決めておくことも考えましょう。終わり際には「とりあえず、この形で”仮決定”なので、準備しながら変更の必要があったらしましょう」と終わると、良いでしょう。


  • デジタルで済むなら紙にしない:

    • 児童への連絡事項や提出物は、デジタル(学校の配信ツールなど)で代替できるかを常に検討しましょう。印刷、仕分け、配布の手間は、あなたの時間を最も奪う目に見えない雑務です。印刷って、出力→見直し→マス刷りと、結構時間と手間がかかりますよね。


3. 空いた時間を「子どもを見る」ことに注ぐ理由


「1/5の法則」で生まれた時間と心の余裕は、決してサボりではありません。その余裕は、真に価値ある教育活動に変換されます。これまで、「観察術」を記事にしてきましたが、私はこうやって、短縮できることを短縮することで自分の心も守りつつ、子どもたちのことに集中できる時間を増やしていました。


本当に力を注ぐべき場所は「子どもの内面」


  • 「3分の雑談」で心の窓を開ける:

    • 授業準備を削ってできた時間に、特定の生徒とたった3分だけ雑談してみてください。成績や提出物の話は抜き。「週末何してた?」など、どうでもいい話でOKです。この3分で「先生は僕を見てくれている」という心の貯金が生まれます。

  • 「ノートの隅」に書かれたSOSを見つける:

    • 提出物チェックの際、「隅に小さく書かれた落書きや本音」を探すことに時間を注ぎましょう。小さな悩みやSOSを見つけ、「先生は気づいているよ」というメッセージを返すことで、大きなトラブルを未然に防げます。落書きにコメントを残してみるのも、いいかもしれません。(これはその子との関係や、先生のキャラクターにもよりますね)


結び:心を燃やさないことが、最大の教育


心を消耗する自責の念は、きれいさっぱり無くしましょう。すべての授業を完璧にこなしても、心が燃え尽きてあなたが現場を去ってしまう方が、子どもたちにとっても最大の不利益となってしまいます。

あなたを救うのは、子どもたちからの「信頼」です。完璧な授業ではなく、心の余裕を持って子どもたちの内面を理解しようとする姿勢こそが、その信頼を築きます。

「ラクに続けられる先生」になることを、自分に許可しましょう。


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