無骨なブラック、リコーGR1v
今回はリコーGR1vを紹介する。
個人的にフィルム高級コンパクトカメラの御三家(コンタックスT3、ミノルタ TC-1)の一つだとと思っている名機。コロナ禍だった約5年前にカメラのキタムラで約10万円で購入した。
大学時代だった約15年前は、中古価格がコンタックスT3よりも高く、社会人になってようやく手に入れた。
新品同様だった機体も使用していく中で、GR1v特有の液晶の不具合が出現、徐々に表示が消えるところが広がっていき、現在はほとんどの情報が表示されなくなった。それでも、ピントはAFなので、撮ることには何も問題はない。
ポケットにすっぽりと収まるフルサイズで、起動も速く気軽に撮れるため、スナップでは重宝している。


レンズは28ミリF2.8の準広角。スナップ撮影では被写体に遠い場合もあるが、コントラストが強い写りで、周辺光量が落ち、個性がはっきりしている。
同じ開放F2・8のコンタックスT3(35ミリ)より、GR1vの方が広角な分、同じ暗い環境でも、1、2段分明るく写る感覚がある。


フィルムによって色味が変わる。コダックウルトラマックス(kodak ultra max)では、ナチュラルな色味で、フジフィルムではマゼンタが強い発色になる。


画角が広く、横位置写真が多い。



スナップでは遠距離だと、ほとんどがパンフォーカスで縦位置でもピントを外すことはない。





ここまで3回にわたって所有している3台のカメラで撮影した作例を紹介してきた。それぞれのレンズの個性が光り、季節や気分によって持ち出すカメラが変わる。次回からは特にテーマを持たずに作品を紹介していきたい。
